ソロでたのしむ

キャンプ、電子工作、DIY、乗り物などの趣味を紹介

ツーリングキャンプを楽しむコンパクトな道具たち

少しでもキャンプに行けない日が続くと、妄想がかき立てられてしまい、欲しいものが多くなりすぎて、収まりがつかなくなってしまいます。

そこで、私のキャンプスタイルに合ったコンパクトなキャンプ道具たちという視点で、持っているものと絶対に欲しいものを整理して、次のキャンプまでの物欲を縮小させてみたいと思います!

ツーリングで使いたいコンパクトなキャンプ道具たち

 

コンパクトって素晴らしい!

多くなりすぎた今すぐ欲しいキャンプ道具から、購入候補を選抜するにあたり、自分のキャンプスタイルはこれだ!という前提を確定しておきます。

気持ちとしては、今すぐにでも、

  • バイクに荷物を積んで、
  • フリーサイトのキャンプ場に行って、
  • 木があればハンモックですごしたい!

バイクで持っていきたい、コンパクトなキャンプ道具

そうそう! このスタイルが一番好きです。

バイクなら乗り入れを許可してくれるキャンプ場も珍しくはないので、機動性の良さと相まって、キャンプ≒バイクという方程式になっています。

ただし、バイクだと荷物の積載スペースは限られるので、事前準備のパッキング時には、持参するキャンプ道具の取捨選択をすることになり、その道具たちがコンパクトであるほど、バッグに忍ばせて持って行ける確立が高まります。

そうであれば、私が揃えるべきなのは、コンパクトに収納できるキャンプ道具たち!で間違いありません。

ソロキャンプに持っていくキャンプ用品

それでは、持っているものと欲しいものを織り混ぜながら、主なキャンプ用品について考えてみます。

  • コンパクトな道具を探せ!

という主題ですが、もっと選択範囲を絞るために、

  • 想定シーンは、バイクで行くソロキャンプ

という副題もつけておきます。

テント

できればハンモックで一晩過ごしたいのですが、全てのキャンプ場に、ハンモックにちょうどいい木があるわけではありません。

そこで、長期のツーリングキャンプなどでは、荷物は多くなってしまいますが、ハンモックとテントの両方を持っていくことになります。

ハンモックは、もともとコンパクトに収納できるので良いとして、テントもコンパクトに収納できるものを持っていきたいところです。

そんな時に大活躍してくれるのが、小さいながらも前室があり、収納サイズがコンパクトなNEMOのテントです。

ハンモックとNEMOのテントを持っていく!

NEMOのようなコンパクトテントであれば、ハンモックと合わせても、一般的なツーリング用ドームテントと同じくらいの大きさ(容積)なので、ここは贅沢にもテントとハンモックの両方ともに、バッグに入れてしまいましょう!

テントもハンモックも持っていこう

タープ 

キャンプに行く前のパッキングで、毎回最後に選ぶ(入れる)ことになるのが、タープ です。

できれば4x4mの大きさの、しっかりした造りのDDタープを持っていきたいのですが、もうバッグに荷物が入らない!というような場合には、3x3mの薄手のもので我慢することもあります。

DD製品は色の種類も豊富なので、小さめのDDタープも色違いで持っていると、選択肢が広がって楽しめそうです!

寝袋(シュラフ )

キャンプ道具を詰め込んだバッグの中で、もっとも大きなスペースを占領しているのが、寝袋です。

ハンモックで一晩すごす場合は、夏でも予想外に寒さを感じることがあるので、季節を問わずにオールシーズン用の寝袋を持っていきます。

濡れてしまった場合のことを考えて化繊のシュラフ を使っていますが、荷物のコンパクト化を考えると、ダウン(羽毛)のシュラフも欲しいですね〜

高価ですが、永久保証で長く使えるNANGAのシュラフに、憧れます!

バーナー、ストーブ

キャンプを始めたばかりの頃は、まだソロで行けるほどの道具も持っておらず、料理用の火力は、知人が持ってきてくれるOD缶バーナーに頼っていました。

そんな初心者時代に、キャンプ帰りに立ち寄ったアウトドアショップで、ギミック感が溢れるストーブを見つけました!

SOTOのG’zストーブ

ありえないほどの薄さに収納できるだけでも、私の心を鷲掴み!でしたが、どこでも入手しやすいCB缶を使うタイプだという点も、好印象でした。

一目惚れすると同時に入手したソト(SOTO)の Gストーブ を、もう長年にわたり使い続けていますが、ソロキャンプでの使用においては十分の性能で、全く不満点がありません。

これからのソロキャンプでも、まだまだ活躍していただきましょう!

椅子(チェア)

ソロキャンプで使う椅子選びは、結構な難問です。

荷物の軽量化にもなるヘリノックスの椅子で、優雅にコーヒーを飲むことには、大いに憧れます。

一方で、どんな椅子でも、料理や食事の時には、椅子に合う高さのテーブルが必要になり、結局は大荷物になってしまう可能性があります。

テーブルについては次に考えますが、たとえば荷物を減らすためにローテーブルを使って、料理と食事をする場合は、地面にグラウンドシートと銀マットをひいて、地表の高さに座るスタイルが一番楽だと感じています。

ちょっと疲れたら、そのまま寝そべることもできるので、家でも床面でゴロゴロすることがある私には、ピッタリなすごしかたです。

どうしても椅子に座った姿勢をとりたい場合は、ハンモックをロッキングチェアのように使って、空中でくつろぐこともできます。

私のソロキャンプスタイルでは、椅子はなくても大丈夫ですね!

ハンモックと地べたスタイル

テーブル

最後に、物欲レベルが頂点に達している、コンパクトテーブルについて考えてみます。

ソロキャンプでは、主にキャプテンスタッグのアルミロールテーブル(コンパクト)を使っています。

キャプテンスタッグのアルミロールテーブル(コンパクト)

少し改造して高さは変えていますが、先ほど紹介したG’zストーブを使うキャンプスタイルには、ちょうどいい大きさのテーブルです。

今まで不自由なく使ってきたロールテーブルですが、収納サイズは少し大きめです。

他の道具と同様にテーブルも、パッキング時の大きさにこだわりたいので、これもまたギミック感が溢れる開閉機構の、SOTOのフィールドホッパーが、たいへん気になります。

しかも、黒色でシブい、National Geographic バージョンを発見してしまいました!

パカッと開いた時のストッパー構造がついているだけでなく、何故か?!箸が一膳付属していて、しかも天板の裏側に収納できてしまいます。

SOTO製品は、遊び心をくすぐるような、それでいて実用性をしっかりと兼ね備えたものがあるので、熱狂的なファンになってしまいそうです!

キャンプ用スパイスにワクワクを追加して持って行こう!プロテクターケースで楽しむ

お気に入りのスパイスを保護ケースに入れて持って行こう!


アウトドアでの料理に似合うスパイスが、増えてきました!

そのスパイスたちを格納できる木の箱などを準備して、オシャレなスパイス棚を設置するキャンプスタイルも憧れます。

一方で、ブッシュクラフト風のキャンプの場合は、タクティカルな雰囲気の入れ物の方が、気分が盛り上がりそうです。

そこで、オシャレなキャンプからは少し視点を変えて、スパイスを取り扱いに注意すべき大事な物!だと思って取り扱うスタイルで、格納ケースを選んでみました。

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キャンプで使うスパイス類

キャンプに持っていくスパイス(香辛料)といえば、塩と胡椒で満足していた時代もありましたが、ブレンドスパイスを使ってステーキを焼いたりし始めて、最近ではキャンパー御用達!というスパイスも、多くなってきました。

オーソドックスな塩胡椒や七味などを含めると、キャンプに持って行きたいスパイス類が増えていくばかりなので、今まで使っていた調味料ケースには、もう入りきらなくなっています。

そこで、調味料用の新たな収納ケースを導入することにしますが、どうせなのでキャンプでの雰囲気作りに、少し貢献してもらいます!

キャンプで楽しく使うということ

お気に入りのキャンプ道具は、

  • 機能に惚れた!
  • 形が好き!
  • 色が好き!
  • 素材が好き!

など、その理由も様々ですよね。

最近になって気付いたのが、お気に入りの物は、使っていて楽しいだけではなく、実は使う前から楽しんでいること。

そうなんです!  もっとも興奮しているのは、梱包を解く時のわくわく感!が最高潮に達した時ではないか?ということです。

たとえば、BOSE製品の箱を開けた瞬間の、アドレナリンが分泌される感覚。

開封の儀

話が逸れましたが、毎回のキャンプでも、

  • 開封の儀が好き!

を楽しめるような、スパイス類収納ケースを探してみます。

スパイスボックス 開封の儀

新品のグッズを開封する時のわくわく感は、どこから発生しているのだろう?と、順番に動作を思い返してみます。

  1. 包装をはがす
  2. 箱をあける
  3. 保護材から製品を取り出す
  4. 製品をまじまじと見つめる

ここで、毎回のキャンプに足りないのは...3番の動作です!

スパイス類を収納ケースから出す際に、発泡スチロールなどで厳重に保護されたものを厳かに取り出すような動作がありません。

そして、これこそお気に入りのグッズの価値感を高めてくれる所作に違いありません。

そうとわかれば、この所作を毎回生み出す収納ケースを探すだけです!

すぐに思い当たるものがありました。

保護ケースでキャンプにスパイスを持って行こう

プロテクターケースで、わくわくしてみる!

スパイス類の厳重梱包で、コレを使ってみよう!とすぐに思いついたのは、TRUSCOのプロテクターツールケースです。

TRUSCOのプロテクターツールケース

このツールケースは、丈夫で防滴仕様になっているだけでなく、内部にはスポンジ材が数枚付属しています。

そのうちの平らなスポンジには、碁盤の目状の切れ込みが、元から軽く入っています。

このスポンジを、好みの形に切り抜くことで、収納物にぴったりの大きさの、凹形状をつくることができます。

お試しで、Sサイズのツールケースを入手して、手元にあった家庭用スパイスを入れてみました。

キャンプ用スパイスをプロテクターツールケースに収納
どうですか?

一般的なスパイスなのに品格が増したと思うのは私だけ?!...ではないと思います。

今回はSサイズのツールケースで試してみましたが、前出のアウトドア用スパイスのような大きめのものを数個収納する場合は、Mサイズ以上がオススメです。

TRUSCOのプロテクターツールケースは、丈夫で使いやすいので、他にもバッテリーケースなどとしてアウトドアで重宝しており、今回のもので4個目となりました。

キャンプにスパイスを持って行こう!保護ケースでタクティカルスタイル

これまでは実用性を重視して使ってきましたが、今回は開封の所作を楽しむためのツールとして使ってみました。

次回のキャンプからは、スパイスボックスの開封の義でも楽しませてくれそうです!

LEDライトをキャンプ目線で比較。アウトドアの夜を楽しむ!

久しぶりのグルキャンに、お声かけいただきました!

日没とともに訪れたキャンプ場は、家族キャンパーなどで賑わっており、暗い小径をさまざまなヘッドライトとランタンが、行き来していました。

中には、自分の使っているライトと同じタイプもありますが、周りから見るとそれぞれに光りかたの違いがあることがわかります。

そこで、改めてその光り方や光量を比較して、キャンプで使いやすいライトを選んでみます!

カヤック後のキャンプ

 

プロローグ

3連休の2日目となる3月中旬の土曜日は、風がない快晴で、アウトドア日和の天気予報です。

天気に恵まれなかった週末が数週間続いたので、せっかくなので釣りもキャンプも楽しんでしまいたい気分です。

そこで、昼間はカヤックでタイを釣って、夕方からのキャンプで、タイを刺身でいただく!という、夢のような計画をたててみました。

カヤックフィッシングについては、別の記事で紹介させていただきます。

beginner-fishing.hatenablog.jp

カヤック上で半日過ごして疲れた結果は、手ぶらでキャンプ地に向かうことになる残念なものでしたが、先発隊の優しい励ましを受けながら、3時間ほどかけて合流しました。

次回はタイを釣ってくるから、期待していてね!

美味しい夕食をいただきます

キャンプ場で合流した後、待っていてくれたかのように間髪入れず、アヒージョやビーフストロガノフなどを次々にだしていただき、釣りの疲れが癒されます。少しお腹が落ち着いたところでBBQ も始まりました。

腕のいい料理長に感謝しつつ、椅子に深く腰掛けたままで、美味しく夕食をいただき続けます。

お腹がいっぱいになったら、焚き火開始!

前日ほとんど寝ていないことも忘れてしまい、焚き火を囲みながらの楽しい会話が尽きません。

満点の星空の下で〜

キャンプ場に星空が覆いかぶさっているかのように感じる時間、夜のキャンプの醍醐味ですね!

他のキャンパーが放つ焚き火やランタンの光も、気分を盛りあげてくれます。

良い子の就寝時間が近づいた頃、LEDライトを持った親子連れの行き来が多くなってきました。

自分も何気に使っているタイプのライト類が多いですが、少し離れた所から見るとその光りかたも様々で、辺り一面を明るくするものから、さりげなく足元だけ照らすものまであります。

コレは料理用のライトに、林間移動の時はアレがいいな!などと、行きかうライトについて考えていたら、自分が持っているライトの光りかたが気になってきました。

LEDライトの明るさを、キャンプ使用目線で比較

興味があることだと、疑問点をすぐに確認したくなりますよね!

キャンプ用のバッグや車の中から、手持ちのライトをかき集めて、並べて電源を入れてみました

キャンプで便利な格安LEDライトの比較

左から順番に、

  • ランタン一体型(USB充電式)
  • ヘッドライト(USB充電可能 18650x2本)
  • ヘッドライト(単3乾電池1本)
  • 懐中電灯(シガーソケット充電式)

です。

地面に置いた状態では差がわかりにくいので、キャンプ場の小路で、足元と少し先を照らしながら歩くイメージで比較してみます。

キャンプで便利な格安爆光LEDランタン
キャンプで便利な格安爆光LEDライト
ジェントスの単3一本式ヘッドライト
シガーソケット充電式ライトの爆光

実用性で比較できるように、15mくらい先まで照らすようなライトの角度にして、小径を撮影してみました。

こうやって並べてみると、はっきりと個性が出て面白いですね!

写真の左から順番に、それぞれのライトの特徴を簡単にまとめてみます。

ランタン一体型(USB充電式)

上の写真では、ランタン自体ではなく、上面の懐中電灯のようなLEDを光らせています。

手前に発光レンズ部が写り込んでしまいましたが、横方向まで広い範囲を、ムラのない明るさで地面を照らしています。

ヘッドライト(USB充電可能 18650x2本)

光の照射角度(範囲)を調整できるのですが、普段から一番狭い状態で使っています。

スポットライト的な光ですが、これもムラなく明るく地面を照らしてくれるので、使いやすいライトです。

ヘッドライト(単3乾電池1本)

単3電池一本で使うヘッドライトですが、長時間にわたり同じ明るさを保ってくれる優れものです。

ただし、写真のとおり光量は多くないので、キャンプでの調理時など、手元を照らすような場面で使えるライトです。

キャンプ場内の移動では、周りのキャンパーさんに迷惑をかけないように、自分の足元だけをほんのりと照らしたい時には最適です。

懐中電灯(シガーソケット充電式)

予想外の明るさなのが、最近では珍しくなってきた、車のシガーソケットに挿して充電できる懐中電灯(フラッシュライト)です。

ただし、小型の割に明るさは十分ありますが、15m先を照らすと中央部に光が集中しており、その周りの光量とはムラが発生します。

遠くのものをピンポイントで照らす場合には、最も明るく使えるライトです。

森の中でのカブトムシ採集には、便利そうです!

結論!キャンプで使いやすい格安ライト

夜のキャンプで、水場などへの移動時に使うライトは、明るい方がいいに違いありません。

先ほど比較したライトから、明るかったもの2種類について、機能や使い心地なども紹介いたします。

ヘッドライト(USB充電可能 18650x2本)

リチウム電池2本を使うヘッドライトです。

光量は2段階に調節可能で、他のライトと比べた時には明るい方にしていました。

この形のライトには、光源が3個や5個ある、もっと明るいものもありますが、消費電流を抑えたいのと、少しでも軽い方が得策だろうと考えて、LED1灯式のものを選びました。

それでも、頭に装着した状態で真下を向くと、ライトの位置がずれそうになることがあるので、軽さを求めておいて正解でした。

格安ヘッドライトの上手な使い方

リチウム電池ボックスは、ベルトの後ろ側にあります。

格安にもかかわらず電池付き!という超お買い得のものを選びましたが、電池容量はお値段なりで、若干少なめに感じます。

一泊キャンプでたまに点灯する程度であれば充分に使えますが、一晩中使いたいのであれば、容量(mAhで表示されるもの)が多い18650型の電池を、別途入手したいところです。

ちなみに18650型の電池は、

  • 直径18mm、
  • 長さ65mmで、
  • 電圧3.7V

の充電式電池で、単3型の乾電池に似ていますが、まったく違うものです。

電池ボックスのさらに後ろ面には、赤色のライトが装着されています。

車のテールランプのようなイメージで光るので、暗闇でも自分の位置を遠くから視認してもらえます。 

今回のキャンプでは、このヘッドライトを付けたお父さんが歩いていて、後方からテールランプを目印にして、お子さんが迷わずに走って追いつく光景に、なるほど!と利便性を感じました。

ランタン一体型ライト(USB充電式)

ネット通販サイトでもよく見かける、多機能な充電式ランタンです。

キャンプでの格安ランタンの使い方

上部を持ち上げると隠れていたLEDが点灯して、ランタンとして使えます。

上部には、懐中電灯のようなLEDレンズとは別に、赤く光るレンズ部もついています。

格安LEDランタンの使い方

先ほどのLEDライトの明るさ比較では、懐中電灯のようなLED部を光らせましたが、予想外に広い範囲を明るく照らせて、移動時に前方の状況をつかむためのライトとしても、充分にその機能を発揮することに驚きました。

キャンプで充分使える激安ランタン

もちろんランタンとしても明るく使えるので、このライト一つあればキャンプでは事足ります

電池容量は、一泊キャンプの夕食時1回分という感じで、連泊しなければ充分です。

食事の後は焚き火の炎や星空を楽しむようなキャンプでは、使いやすいライト(ランタン)です。

<後日のお話>

先ほどのランタン型ライト、テントの中でも雰囲気よる楽しみたくなったので、少し改造して、炎で光るLEDランタンにしてみました。

www.solocamptouring.com

明るさよりも雰囲気に重点をおいたライトになりましたが、テント内で使うには充分な明るさで、焚火の雰囲気を演出してくれています。

白色のソロ用テントをスペックで比較。清楚に大自然の一部になってみたい!

白銀色のテントでキャンプしたい!

雪化粧をした白銀の景色を見る機会に恵まれました。

普段は雪が降ることすら珍しい地域にいるので、新雪で覆われた世界を見ていて飽きることがありません。

景色を見ながら、こんな場所でキャンプできたら楽しいだろうと妄想にふけっていたら、ふと白色のテントもいいのでは?!との思いがよぎりました。

その思いは時間の経過とともに強くなるばかりなので、まずはソロキャンプで使える白色のテントを探して、一覧表で比較してみることにします。

 

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Black or White?

この数年は、モスグリーンやオリーブ色、そして究極は黒色のテントに、魅力を感じていました。

大自然に溶け込んで、可能であればカモフラージュまでしてしまうイメージで、テントやタープを選んでいたので、濃いめのアースカラーのものが揃いがちです。

先日、たまたま北の大地を訪れた時に雪山を見ていて、これまでの嗜好とは全く違いますが、白色のテントも使ってみたら楽しそうだと思い始めました。

雪のように純白で清々しいだけでなく、夏も涼しく過ごせそう!
そう考えると、ダーク色の次は白色だとの確信しか湧いてこず、どのような白色のテントが入手できるのかを、すぐに調べてみることにしました。

白色のテントを比較してみます

さっそく、該当するテントを一覧表にしてみます。

ソロで泊まるのに広すぎないサイズで、白色やクリーム色、ライトグレー色のテントに限定して探してみました。

予想外に多くのテントが見つかりましたが、そのうちから形や予算で絞り込んだのは、下の表の6種類です。

製品名   重さ
(Kg)
耐水圧
(mm)
BUNDOK
ソロ ドーム
ウルトラ ライト
1.65 フライ;3000
フロア;3000
Naturehike 1人用
アウトドア
ソロテント
1.06 フライ;2000
フロア;4000
キャプテンスタッグ
ソロテント
トレッカー
1.99 フライ;2000
フロア;3000
BUNDOK
ソロ ティピー 1
2.2 フライ;3000
フロア;5000
キャプテンスタッグ
CSクラシックス
ワンポールテント
ヘキサゴン 300UV
3.2 フライ;2000
フロア;3000
OneTigris
Black Orca
ワンポールテント
2人用
(+別売インナー)
1.45
(+0.90)
フライ;3000
インナ;2000

居住空間の大きさは、後ほど別の表で比較してみます。

キャプテンスタッグとOneTigrisのワンポールテントは複数人で泊まれる大きさですが、ソロキャンプで使うこともできそうなので、比較表に並べておきました。

お気に入りのキャンプ道具に囲まれた大空間で、のびのびと過ごしたい場合には、ちょうどいいサイズかも?!

気になる諸元値をまとめて比較します!

ソロキャンプで使うテント選びでは、運搬性の良さとしては軽さが、キャンプ時の快適性としてはその室内寸法が気になります。

そこで、比較してみたい諸元値を、全て一覧表に並べてみました。

白色のソロ用テントを数値で比較
一覧表の背景色は、自立型ドームテントかワンポールテントかでグループ分けして、塗り分けしています。

最近は、1万円前後で入手できるテントでも、ポールの材質は鉄ではなくアルミですね!

アルミを使うことで軽量化につながるので、2Kg前後の重さのテントが多く、キャンプサイトへの持ち運びも楽そうです。

驚きの軽さのNaturehikeのテントで、歩いてしか行けないような秘境で、超軽量キャンプをしてみるのも憧れます。

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ワンポールテントでドームテントを兼ねる?

白色のテントを、比較表と写真で見比べていて、そのうちの一つが徐々に気になってきました。

  • 表のソロ用テントの中では、いちばん広そう
  • 耐水圧も、他より優秀
  • 前室もしっかり確保

他のソロ用テントより少し重いことを除けば、良い点ばかりに思えてきたのは、BUNDOKのソロティピー1 です。

ワンポールテントの場合、蚊帳付きのインナーは、中のスペースを全て使い切るものが多い中で、BUNDOKのソロティピー1は、インナーテントと前室が、均等に分けられています。

私のキャンプスタイルの場合、蚊帳もフロア面も前室も欲しいので、一般的なワンポールテントには、なかなか手を出せなかったのですが、これなら自立型ドームテントと同じような感覚で使うことができます。

白色のテント欲も満たしてくれるソロティピーは、夏のキャンプにおいても、見た目や実使用で涼しげにしてくれそう!

暖かい季節のキャンプにおいて、その明るい室内で、快適性を満喫しながら過ごしてしてみるのが楽しみです。

クッカーの大きさに合ったバーナー選び! CB 缶バーナーを一覧表で比較

キャンプの料理で使うバーナーストーブ、いろいろな種類があって、選ぶ時のポイントがわかりにくいですよね!?

そこで、ひとまず入手しやすいCB缶(カセットガス)を使うタイプに限定して、各社のバーナー を、カタログ諸元値などの数値で比較してみたいと思います。

快適調理で極楽キャンプ

 

バーナーの種類と一覧表

家庭用のカセットコンロで使うCB缶(カセットガス) は、ホームセンターやスーパー、コンビニなど、どこでも入手できるので、キャンプで使うのにも便利です。

キャンプで使う場合、余程の寒冷地や高所でなければ、CB缶タイプのバーナーで充分の火力が得られます

CB缶タイプのキャンプ用バーナーに限定しても、数社のメーカーがあって種類も多いのですが、その中から自分のキャンプスタイルに最もあった物を選びたいところです。

そこで、わかりづらくなっているバーナーの違いを一目瞭然にするために、一覧表にして比較してみます。

最初に各社のCB缶バーナーを、その本体重量の軽い順に並べてみました。

メーカー
製品名
  本体
重量
(g)
イワタニ
ジュニアコンパクト
バーナー
274
ユニフレーム
ミニバーナー
320
ソト
レギュレーター
ストーブ 
350
ソト
G-ストーブ
380
ユニフレーム
セパレートバーナー
450
ソト
シングルバーナー
640
スノーピーク
HOME&CAMP
バーナー
1,400
イワタニ
カセットフー
アウトドアこんろ
タフまる
2,400

カセットコンロでお馴染みのイワタニは、コンロ型のものだけでも数種類ラインナップしていますが、今回はその中でも、キャンプに似合うアウトドアこんろだけを比較表に記載しています。

重量以外のカタログ数値は、下の表になります。

キャンプ用バーナーの比較一覧表

これらのバーナーを、キャンプで重視するポイント別に数値で比較して、それぞれで最も使いやすそうなものを選んでみます。

軽量、コンパクトに持って行きたい!

ソロキャンプやミニマムキャンプを楽しむ場合は、バーナーといえども、軽くて小さく収納できるものを選びたくなります。

下の表は、一体型のコンパクトバーナーを、収納サイズの容積(カタログ値のLxWxHで算出)順に並べてみました。

コンパクトバーナー  比較一覧表

キャンプ料理に幅広く対応できる熱量を確保しておきたい場合は、最軽量イワタニ ジュニアコンパクトバーナーが優秀ですね!

ゴトクが大きく広がるので、一般的な5合炊きの丸型飯盒よりも大きい、直径18cmまでの鍋に対応していることもポイントです。

バックパックなどへの収納力にこだわる場合は、他のものと比べて容積が半分以下と格段に小さい、ソト G−ストーブがおすすめです。

火力(最大発熱量)が他より少ないことが気になるかもしれませんが、風防効果がある構造のおかげで、ソロキャンプでは十分な火力です。

私がよくやるソロ天ぷらでも、まだまだ余裕を感じながら使うことができます。

コンパクトバーナー で天ぷら

大鍋クッカーを使いたい!

アルミやチタンのクッカーで大きめのものといえば、直径20cm以上の大鍋の形をしたものがあります。

特に寒い季節は、キャンプでも鍋ものを食べたくなりますよね!

CB缶を使うバーナーの場合、そのような大鍋を扱うのであれば、バーナー部とCB缶をチューブで繋ぐような、セパレート型のものが必要になります。

セパレート式バーナー 比較一覧表

軽さ重視ならユニフレーム セパレートバーナー、鍋物料理などでの火力(発熱量)を重視するならソト シングルバーナーですね。

ダッチオーブンを使いたい!

幅広く料理に対応できるので、キャンプでダッチオーブンを使う人も多いですね!

スモークチップを使って手軽に燻製をする時にも、便利に使えます。

 ダッチオーブンを使えるバーナーの比較

ソロキャンプで使うような小さなダッチオーブンもありますが、煮込み料理などを豪快に作りたい場合は、大きく重いオーブンを使うことになります。

料理に焚き火や炭を使わない場合は、ダッチオーブンの大きさと重さに応じたバーナーも必要になります。

ダッチオーブンとともに荷物になってしまいますが、料理中心のキャンプを楽しむなら、卓上コンロ型のバーナーを準備しておく手も有りですね。

コンロ型バーナー 比較一覧表

スノーピーク HOME&CAMPバーナーは、変身メカニズムでコンパクトに収納できるので、アウトドア料理にはこだわりたいけど、荷物も増やしたくない!という方にピッタリです。

美味しいものを作りに、アウトドアへ!

カタログ数値で比較しながら、CB缶が使えるバーナーを紹介させていただきましたが、キャンプスタイルに合ったバーナー選びのお役にたてたでしょうか?

お気に入りの使いやすいバーナーで、美味しいキャンプ料理を楽しみたいですね!

美味しいキャンプ料理を楽しみたい

再利用可能なカイロで冬のアウトドアを楽しもう。使い方に合わせて選びます

冬期アウトドアのお供カイロ選び

冬のキャンプなどのアウトドアで、しっかりと防寒対策の服装をしたつもりでも、手足の先など体の一部が冷たく感じたために、結局は寒さに震えていたという事があります。

焚き火にあたっていても、背中が寒かったりと、体全体を暖めるのは難しいことが多いです。

そこで、体の一部をピンポイントで暖めることができるカイロを導入して、冬のアウトドアを快適にしてみます。

冬のキャンプの防寒対策

 

使い捨てカイロについて考えてみる

コンビニ などがあれば、どこでも入手できる使い捨てカイロ、寒くて寝られなさそうな時のために、キャンプにいつも持っていくポーチに常備しています。

緊急時の保険として一つ持っておくと心強い使い捨てカイロですが、温度調節が難しいので、期待していたほど暖かくならないことがあります。

また、温度の持続性にムラがあり、熱くなったと思ったら、その後温度が下がることも。

いつも使いたいものとしては、少し使いづらい点があります。

繰り返し利用できるカイロを比較します!

使い捨てカイロに比べると決まった温度を持続しやすい、再利用可能なカイロを比較してみます。

再利用できるカイロの種類は、大きく分けると電池式のものと、昔からあるベンジンを使うカイロの2つに分けられます。

さらに、4つの代表的なものに分けてみました。

カイロ カイロの種類、
商品
電池(オイル)容量
単3電池(2本) エネループ
1900mAh2本など
リチウム電池
タイプ
5200mAh
7800mAh
10000mAH
Zippo
ハンディ
ウォーマー
Zippoオイル
20cc
ハクキン
カイロ
べンジン
ミニ;19cc
スタンダード;25cc

最初に、昔ながらのハクキンカイロの発熱メカニズムを少し紹介してから、4種類のカイロの持続時間などについて、その差を定量的に考察してみます。

ハクキンカイロが熱い!

キャンパーの間で、昔からあるハクキンカイロが注目されています。良いものは時代を超えて使われるってことですね~

サイズにもよりますが長時間持続して、温度も安定しているので、適温の状態を作りやすく、寝袋内で使うのも簡単です。

ちなみにハクキンカイロを使う時には、ベンジンを注油してから、火口をライターなどで炙りますが、ベンジンを燃やす目的ではありません。

火口のプラチナ触媒は温度が上がると、気化したベンジンを炭酸ガスと水に分解します。

その時に発生する酸化熱がカイロの熱源となっているのですが、化学反応の最初のきっかけを作るために、ライターなどで火口の温度を上げています。

炎を伴う燃焼とは異なりますが、とはいえ使い捨てカイロとは比べものにならない熱量を発生させるので、火傷しないような注意が必要となります。

そんなハクキンカイロは、後ほど比較表でもそのメリットを一目瞭然にしますが、

  • 長時間継続する、
  • 熱いくらいの暖かさが欲しくて、
  • ベンジンを入れる儀式が気にならならず、どちらかというと好き!

という方たちに、冬のキャンプで重宝されています。

カイロの比較一覧表

それでは、主な電池式とベンジン式のカイロを、一覧表で比べてみます。

カイロを数値で徹底比較

使用可能時間を見比べてみると、ハクキンカイロジッポーハンディーウォーマーの優位性が際立っています。

発生熱量も、ポケットなどに入れて使う場合に50℃以上を保つには充分なものなので、長い時間しっかりと暖まりたい場合には、ベンジンを使うカイロの一択です。

一方で、サンヨーのエネループカイロ(eneloop kairo)は、リチウムイオン電池を内蔵したものもありますが、あえてニッケル水素電池を使うものをチョイスしてみました。

人里離れた場所や非常時など、充電できない環境にも対応したい場合は、普通の単3乾電池も使えるSANYOのeneloop kairoが便利です。

他のタイプに比べて、大きさ(サイズ)も小さいので、登山などの荷物を減らしたい場合にも、有効ですね!

 

リチウム電池充電式カイロを試してみます

ハクキンカイロほどの持続性はありませんが、バッテリー技術の進化で、リチウム電池を使う充電式カイロも、その存在感を強めています。

充電式カイロで、つま先や背中の寒さ対策

ハクキンカイロには無いメリットとしては、

  • ベンジンを管理する手間がなく、
  • 温度調節が簡単にできる

ことが挙げられます。

中には10000mAhのバッテリーを搭載して、約12時間にわたり連続使用できるものもありますが、今回は5200mAhのものを入手して、その実力を試してみることにしました。

  • 12月の屋外で、
  • フル充電から使い始めて、
  • 上着の下で、肌着の上からお腹のあたりに密着

の状態で長時間連続で使ってみたら、良い方向に期待を裏切られました!

LOWモードでも充分暖かい

だいたいの充電式カイロは、40℃から55℃くらいの間で、数段階で温度設定できます。

先ほどの比較一覧表では、この範囲をLOW〜MIDとしておきました。

さらには、火傷への注意喚起付きで60℃くらいまで設定できるものもあります。

私の入手したものも、3段階で温度設定できますが、実際に肌着の上から体に密着させてみると、LOWモードでも充分に暖まれます

暖かいカイロを数値で比較!

意外に電池が長持ち

多くのメーカーが参入しているので、いろいろな種類の充電式カイロが選べますが、それらの使用可能時間は、同じ電池容量のものでものカタログ値が大きく異なっていたりします。

実はこれ、各社で測定方法が異なっているためのようです。

使用可能時間は、内蔵回路によるサーモスタットで、熱くなりすぎないように出力を抑えている時間をどれだけ作れるか?で異なってきます。

実際に使ってみて、熱くなりすぎると自動で温度が低くなる時間がしばらくあったので、「なるほど!」と理解しました。

LOWモードで、外部の冷気に直接触れない上着の中での使用だと、サーモスタットで休ませられる時間が長かった為か、カタログスペックの6時間よりも長く使い続けることができました。

モバイルバッテリー同様に、2A充電器があると便利

モバイルバッテリーも同じですが、2Aの充電器があると便利です。

例えば10000mAhの充電式カイロの場合、パソコンのUSB出力のような1A(=1000mA)で充電すると、計算上は、

10000(mAh)÷1000(mA)=10(h)

となり、充電に10時間かかることになります。

実際には、電池残量が全くのゼロにはならないので、その8割くらいですが、それでも2A出力のバッテリー充電器を使う方が、急いで充電したい時には便利です。

とはいえ、充電式カイロに10000mAhの容量があれば、LOWモードで約12時間使えるので、日中は外出先で使って、夜に家で充電しておけば、使用途中での電池切れを心配せず普段使いできますね!

使いやすい焚火台で、安全に焚火したい!キャンプが楽しくなるファイヤースタンド選び

火力が安定しやすい焚火台

暑くても寒くてもキャンプを楽しみたい!というキャンパーさんたちで、一年を通してキャンプ場が賑わっています。

キャンプには焚き火がつきもので、まわりのキャンパーさんたちが楽しまれている焚き火の炎が、夜のキャンプ場をよりいっそう良い雰囲気にしてくれます。

自分だけでなく周りの方々も楽しませてくれる焚き火ですが、火をしっかりと管理していないと、愛着あるテントに穴をあけてしまったり、最悪の場合はテントを使えないほどまで溶かしてしまう可能性があります。

そこで、キャンプ場で焚き火を楽しむための道具の設置方法と、使いやすい焚き火台についてまとめてみます。

焚き火台の選び方

 

焚き火台を設置する位置

全てのキャンパーさんが気づかれているとおり、焚き火台はテントの風下に設置するのが基本ですよね。

焚き火台を風下側にする主なメリットは、

  • 焚き火の煙がテント内に侵入しない
  • 多少なりとも風の勢いが弱まる
  • 火の粉がテントに飛び移りにくい

の3点です。

ただし、風下側といえども焚き火がテントに近すぎると、テントで巻いた風が地表近くで逆流することもあり、煙がテント内に充満したりする事もあるので、注意が必要です。

テントと焚火台の位置関係

風向きは刻一刻と変わる

キャンプしている間、ずっと風向きが一定であればいいのですが、そうもいかないことの方がよくあります。

特に川沿いのキャンプ場では、周りの山からの谷間になっている地形が多いですが、日中と夜間で上流からの吹き上げと吹きおろしで、真反対の風向きになることも!

せっかくテントの風下側に焚き火スペースを確保しても、気づいたらテントが風下側になってしまっていた!なんてことも多々ありました。

そこで、時間とともに変わる風向きに対応しやすくて便利なのが、火がついたままでも移動しやすい焚き火台です。

移動しやすい焚き火台

薪が燃えている状態で、火傷しないように焚き火台を動かすとなると、高温になっている燃焼台そのものを持つわけにはいきません。

そのため、燃焼台と地面の間にの距離が適度にあって、その脚の部分を持って焚き火台を移動できるような構造のものを使いたくなります。

また、持ち運びしても外れないような、しっかりとした脚の焚き火台が嬉しいです。

しっかりとした脚の焚き火台

形が崩れにくいシンプルな構造で、熱くならずに強固な脚部を持った焚き火台として、上の写真の構造のものを便利に使っています。

メッシュ式焚火台の使いやすさ

ソロキャンプのお供にユニフレームのメッシュ焚火台

この構造の焚き火台を、10年近く使い続けていますが、他の構造のものに比べてココがいい!と思うことを紹介いたします。

組み立てが簡単 

メッシュ式焚き火台は、いろいろなメーカーから入手できますが、そのほとんどが4本の脚を広げて、燃焼台となる細目の網を引っ掛けるだけの単純構造です!

ほとんど手を汚すことなく、1分ほどで組み立てられます。

撤収も楽

4本の脚部と網だけの2部品構成なので、組み立て同様に撤収も楽です。

網は、軽く洗えばススがおちて、乾くのも早いので、手間になりがちな撤収作業も、それほど苦にならずに進められます。

予想に反して地面に優しい

燃焼台が網なので、火の粉が地面に落ちそうですが、細かい網目のおかげで、ほとんど落ちません。

とはいえ、芝生が綺麗なキャンプ場だと、細かい灰のようなものが落ちて地面を汚してしまうので、ステンレスのお盆状のものかアルミホイルで受けています。

焚き火台を収納した状態での運搬も楽!

 薪をのせたままでの移動のしやすさはもちろんのこと、収納状態での持ち運びも楽です。

コットや椅子などにも当てはまりますが、収納状態がある程度の大きさになるものは、平ら状か棒状に収納できるものが、パッキングに便利です。

特に、ススなどで汚れているかもしれない焚き火台は、棒状に収納できるものを選べば、バッグの外側にくくりつけたりして、他の道具を汚さずに持ち運べます

焚火台とMOLLEシステムバッグ

自作もできますが、お安く入手できます

実は、キャンプで最初に使ったこの形の焚き火台は、自作品でした!

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既製品を肉眼で確認することもなくフィーリングで作ってみましたが、我ながら使える自作品ができたと思います。

たいした工夫もなく簡単に作れてしまいましたが、シンプルな構造なので壊れることもなく、持ち運びしやすい焚き火台として5年くらい便利に使っていました。

とはいえ、網がくたびれてきたのと、既製品の方が脚が細いことに気づいて、よりコンパクトに収納できる焚き火台を使ってみたくなったのを機に、引退となりました。

2代目となるメッシュ焚き火台は、お手頃価格で入手した既製品ですが、強度や耐久性も問題なく、2年使い続けた今でも、キャンプのお供として活躍してくれています。

使いやすいファイヤースタンド

ソロキャンプこそ天ぷらを楽しみたい。揚げ物用の油を密閉容器で持っていく!

キャンプだからこそ天婦羅!が食べたい

なんでも美味しく感じられるアウトドアですが、屋外だからこそ!煙や油とびを気にせずに思う存分、天ぷらを楽しみたくなることがあります。

しかし屋外の場合は、屋内よりも油の持ち運びや処理方法に気を使うことになります。

なんとか簡単に、雄大な景色を見ながら天ぷらを楽しみたいので、ソロや少人数のキャンプでの天ぷらに適した道具を揃えてみました。

Gストーブで天ぷら。鍋に油を入れたままキャンプに持っていく

アウトドアで天ぷらを食べたい!

最初に自己紹介させていただきますが、天ぷらや唐揚げなど、揚げ物が大好きです!

しかし、家で揚げ物をすると、まわりへの油飛びで汚れたり、床が滑りやすくなって家族がいい顔をしないので、仕方なく窮屈なベランダで天ぷらをしたりしています。

揚げたての天ぷらは、喜んで食べてもらえるので嬉しいのですが...遠慮がちに揚げ物をするのは少し寂しいです。

そんなわけで、周りに気兼ねせずにゆっくりと、自分でつくる天ぷらが食べたくなった時には、ソロキャンプに行きます!

好きな食材を、好きなだけ揚げて食べられるので、アウトドア環境での美味しさと相まって、至福の時間を過ごしています。

天ぷらに適したバーナーやストーブ

天ぷらに使いやすいバーナーやストーブ

キャンプで使う火器類は、なるべく背が低い方がいいと考えています。

経験がある方もみえると思いますが、見た目は水平でも少し傾いているテーブル上などで、バーナー類からクッカーが滑り落ちて、料理中の食材が散乱!するような悲劇が、キャンプではおきやすい状況になりがちです。

特に、高温の油を多量に使う揚げ物の場合は、少しでも安定性良く、また傾いた時の被害を少なくするために、ガス缶を横向きにセットして使うような、背の低いバーナーを使いたいところです。

私が使っているのは、SOTOのGストーブです。

使用時に背が低いだけでなく、収納時も薄くコンパクトなので、スタッキングに気を使わなくても、気軽に持ち運びができます。

風防を自作したsoto Gストーブ

上の写真にも写っていますが、アルミ板で簡易風防を作り、風に対する火力の安定性を増すカスタマイズをして、Gストーブを愛用しています。

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ソロや少人数に適した天ぷら鍋

ソロキャンプで初めての天ぷらをした時には、手持ちのアルミクッカーを使ってみました。

アルミのクッカーでは、天ぷらがうまくできない

同じ経験をされた方もいるかと思いますが...アルミの容器を天ぷら鍋として使うと、熱伝導率が良すぎるので、天ぷらが鍋にくっつきます。

くっついた天ぷら生地は、そのうちに真っ黒な焦げになり大変なことになりました。

この失敗体験によって、天ぷらには鉄鍋を使おう!と気付けたので、2回目の揚げ物キャンプからは、家にあったティファールの16cmの鍋を、使っていました。

ソロキャンプや少人数キャンプに適した天ぷら鍋

Gストーブの火力を使いきれる大きさ(直径)で、天ぷらをするのに充分な深さがあり、ソロキャンプでの天ぷらを楽しめます。

ただし、使ってみてわかったのですが、一人で天ぷらをするには、直径16cmは少し大きすぎるので、揚げる量に対して、食べる方が追いつきません。

熱した油を、何も揚げずに放置するのももったいないので、勢いで揚げる作業が忙しくなってしまい、揚げたてを食べる時間が少なくなってしまいました。

荷物を減らして、効率よくソロ天ぷらをするには、直径10〜12cmくらいの鍋がちょうどいいようです。

 

使用後の天ぷら油を持ち帰る方法

ソロキャンプで天ぷらをしてみて、さらに課題だと思ったのが、使用後の油の持ち帰り方です。

 当初の天ぷらキャンプには、塗料や薬品を保存するプラスティックの密閉ボトルを準備してしていきました。

耐熱性がないので、油が冷めたあとで鍋から移すことになりますが、容量は申し分ありません。

こぼれる心配がないので、しばらくの間はキャンプで重宝していましたが、天ぷら鍋に油を入れたままで持ち帰れたら、もっと便利だと思うようになりました

そんなわけで、密閉できる蓋付きで、天ぷらに使える鍋を探してみます。

ステンレスのお弁当箱が使えそう

密閉できる天ぷら鍋を探してみて、少し懐かしさを感じるようなステンレスの弁当箱に目がとまりました。

インドや東南アジアでは現役で使われているようで、いくつか種類(メーカー)があります。

火にかけて温められるとのことなので、天ぷら鍋としても使えそうです。

ただし少し残念なことに、「汁物も入れられる」とのふれこみですが、シリコンなどのシール部材は付いていないので、蓋をしても中身が密閉されません。

倒さずに運ぶ前提であれば液体も入れられるようですが、キャンプでは荷物を運ぶ時に揺らすこともよくあるので、天ぷら鍋としてはもう少し確実な密閉性がほしいところです。

密閉できるステンレス容器をキャンプ用天ぷら鍋に!

ステンレス製のお弁当箱のような形で、蓋が密閉式のものを探してみて、コーヒー豆やパスタを湿度から守りつつ保管する用途で、パール金属さんのステンレス製のキャニスターを見つけました!

キャンプにぴったりの天ぷら鍋として使えそうなステンレスキャニスター

蓋にプラスチックやシリコン素材が使われているので、密閉性は大丈夫そうです。

そのままでは火にかけることはできませんが、蓋が脱着できれば、天ぷら鍋として使えそうです。

早速入手して、まずは中の液体が簡単に漏れることがないかを、確認してみます。

実際には、念のために倒さないようにして運びますが、性能確認のために、蓋をした状態で横にしてみます。

天ぷら油を漏らさずにキャンプに持っていこう!

思惑通り、液漏れしません!

油が冷めるまで待ったり、蓋を閉める前にシール部の天かすなどを拭き取っておくような配慮は必要ですが、使用済みの油を持ち帰るレベルの密閉性は確保できています。

蓋の取り外しは、最初は少し力が必要で苦労しましたが、何度か脱着してみてコツをつかんだ後は、簡単にできるようになりました。

ステンレスキャニスターの蓋を取り外せばキャンプ用天ぷら鍋に
ステンレスキャニスターの蓋の取り外し

Gストーブとの相性も良い大きさなので、倒してしまう心配も少なく、アウトドアで気軽に天ぷらを楽しんで、天ぷら油をそのまま持ち帰るのにも便利な鍋として、重宝しています。

Gストーブにぴったりの天ぷら鍋を、油を入れたままキャンプに持っていく

直径15cm以上の丸型飯盒やクッカーであれば、その中に収まってしまう大きさも嬉しいですね!

ソロキャンプ用の天ぷら鍋としては、最高に便利な密閉容器です。

パップテントを数値で比較!軍幕をソロキャンプでの居住性で選ぶ

パップテントってどういうテント?

キャンプで、中にいながら外の景色や焚火を楽しめるテントとして、パップテントが注目されています。

焚き火を楽しみやすいだけでなく、秘密基地のような雰囲気は、その中にいるだけで、非日常感にときめきます!

衝動的に入手してしまいそうな気持ちを少し抑えて、自分のキャンプスタイルに合ったパップテントを見つけるべく、比較表にして理詰めで選んでみることにしました。

 

パップテントの「パップ」の意味は?

「パップテント」の言葉は、「軍隊で使う1〜2人用の小型テント」を意味して使われていることが多いように思います。

なぜ「パップ」なのかについて調べてみたところ、諸説ありましたが、最もそれらしく感じたものを紹介してみます。

アメリカで南北戦争中に、軍人たちが自分たち(の持ち物)を犬に例えて呼称する、スラングのような言葉を使っていました。

個人識別用の認識票(プレートが2枚ついたネックレスみたいなもの)が、今日でも「ドッグタグ」と呼ばれているのも、その一つですね。

その当時、コットン生地のテントが、軍から一人づつに支給されていましたが、おそらく「犬小屋」のようなものだと感じていたのでしょうか? 彼らがこのテントを、犬のテント=PUP TENTと呼んでいたのが、由来とされています。

当時は前後が開きっぱなしのツェルトのような形でしたが、パップテントという個人用テントの呼び方は、今でも陸軍で使用されています。

最近、DODが商品名「パップ フー(風) テント」をブレイクさせたこともあり、「パップテント」の名前が一気に知れ渡りました。

この種類のテント全般を「パップテント風のテント」と呼ぶのが正しいと思いますが、まどろっこしい言い方になるので、本記事内では、パップテント風のものも含んで「パップテント」と呼んでいきます。

コットン生地のパップテント

南北戦争の頃に軍隊で使っていたパップテントは、コットン100%の生地で作られていました。

燃えにくく暖かいので、冬には嬉しい生地ですね。

コットン生地で作られていることを、現在のキャンプ用品として使う「パップテント」の定義の一つにしても良さそうなので、開放時にはタープ状になる天井部に、コットンもしくはポリコットンが使われているテントについて調べてみます。

下の表に、6種類のパップテントをピックアップしてみました。

なお2020年1月時点の情報では、大炎幕と炎幕DX EVOは、在庫販売のみとなるようです。

テンマクデザイン
大炎幕
テンマクデザイン

炎幕TC DX

DOD
ヌノイチM
DOD
ヌノイチS
BUNDOK
ソロベース

どれも、昔ながらのアメリカ陸軍のテントに似て、三角柱を寝かしたような形でコンパクトですが、前面が大きく開いてタープ状になるので、天候や周りの状況に応じた設置スタイルで楽しめそうです。

それぞれが個性的なパップテントを、室内空間や重さなどの諸元値を比較できるように、表にまとめてみました。

軍幕(パップテント)を数値で比較

表の中の項目で最も大きな値を、緑色で表していますので、高さや重さなど、どこを重視するかで参考にしてください!

総合的にはDODのヌノイチMが、居住空間が最も広くて、快適にすごせます。

 

表に価格は記載していませんが、コストパフォーマンス重視なら、

  • アルミポールで、
  • インナーテントも付属して、
  • 最軽量な上に、
  • 2020年モデルから、アルミVペグ付属

という太っ腹装備なのに、手が届きやすい流通価格の、

BUNDOK(バンドック) のソロベース  

の一択ですね。

 

コットン生地にこだわらずに軽量のもので比較したら、意外な結果に!

これまでは、コットン生地であることをパップテントの条件として、比較してきました。

ここからは、コットン生地の条件をつけずに、パップテントと同じ形のテント全てを選択肢に入れて、検討してみます。

ソロキャンプでは特に、もっと軽量コンパクトにキャンプを楽しみたい!と思うことが多いですが、コットン素材を使ったものだと荷物がかさばります。

そこで、軽量なパップテント風のものとして、下の表の3種類を追加します。

DD SuperLight
A-Frame Tent
OneTigris
スーパーシェルター
DDタープ
4x4mを
Aフレームで使用

キャンプで使うパップテントについて、生地以外に定義できるものの一つとして、片面が開くAフレーム型のテントであることがあげられます。

そこで、Aフレーム型での設置も、片面を開くことも得意とする、大きめの四角形タープも、比較対象に加えてみました。

DDタープをpup tentのように使ってみる

追加したのは、様々なキャンプスタイルで愛用している方が多い、DDハンモック社の4x4mタープのような構造のものです。

先に紹介したコットン生地のものを含めて、下の表に並べてみます。

PUPテントとDDタープを諸元値で比較

表の下段3種類が、コットン生地ではない軽量テントとタープです。

テンマクデザインの大炎幕や、DODのヌノイチMサイズといった、数人で使える大型パップテントを除けば、LWH寸法はコットン生地のものと遜色ありません

ポールが付属しないこともありますが、ポリエステルやナイロン生地でたいへん軽く作られています。

ここで少し予想外だったのが、実は4x4mのタープを使ったAフレーム型の設置が、比較的に大きなスペースを作り出せること!

特に幅2m高さ1.7mの広さは、他の一人用パップテントにはないもので、中で歩いて動きまわることもできる広さです。

パップテント風 Aフレーム型

タープなので、パップテントのように使うだけでなく、テントやハンモックとの組み合わせもできます。

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コットン素材にこだわらなければ、パップテント風のキャンプをする場合にも、4x4mのタープが便利ですね!

焚き火との距離が縮まるコットン素材のパップテントと、様々な状況に対応できる軽量タープ。

どちらを持っていくか悩みどころです!

キャンプで映えるTシャツ選び!意外に多いアウトドアブランドを着る

SOTO(ソト)やnalgene(ナルゲン)などの、有名アウトドア用品メーカーとコラボしたTシャツが、話題になっています。
値段もリーズナブルなので、衝動的に近所のお店に走っていきたいところですが、まずは他にはどのようなアウトドア用品メーカーのTシャツがあるのか?を調べてみることにしました。

アウトドアブランドのTシャツを探せ!

 

好きなキャンプ用品ブランドのTシャツ

キャンプ用品ブランドは多数ありますが、その中でも

  • 現在、なにかしら使っている銘柄
  • (持っていなくても)流行りの有名メーカー

に絞って、Tシャツ限定で、正規品やアパレル企業とコラボしたものがないかを調べてみます。

さらに、見つけたTシャツの中から、

  • えっっ こんなTシャツもあるの?と驚いたもの
  • ロゴそのものの直球勝負もしくは、いかにもキャンプ!という柄のもの

のどちらかの観点で、数点まで絞り込んでみました。

それでは、一点づつ紹介していきます!

 

Snowpeak スノーピーク トートラインヒッチ Tシャツ

こだわりの品を多く取り揃ていて、テントから小物まで愛用者が多いスノーピークですが、Tシャツもいくつか揃えています。

その中で、トートラインヒッチ Tシャツは、ガイライン(ガイロープ)を、器具を使わずに長さ調節ができる結び方の「ートラインヒッチ(自在結び)」がプリントされています。

自分で見ながらは辛いかもしれませんが、仲間やお子様が、ガイラインの結び方がわからずに困っている時に、結びの解説書として胸を貸すのも、話題づくりに良さそうです。

COLEMAN コールマン Tシャツ

コールマンと聞けば、ロゴのランプ(ランタン)を連想する方も多いですよね!

コールマン社は、1900年にガソリンランプの販売やリース事業を始めたことが前身で、その後1905年にはガソリンランプの自社製造を開始したことが由来で、ランプのロゴが使われ続けています。

私は、オイルランプは持っていませんが、ガスを使うキャンドル風ランタン「ルミエール」を愛用させていただいています。

テントの入口などにも大きく描かれていて、出入りの時にも目につくロゴのランプは、コールマン製品を使い続けていると、不思議に愛着が沸いてきます。

ということで、このランプマーク入りのTシャツを着て、キャンプ地でくつろぎながら、1900年頃のアメリカに思いを馳せてみたいと思います。

CHUMS チャムス Tシャツ

今さら何の説明もいらない、流行りのCHUMSです。

ロゴだけがプリントされたTシャツもいいですが、マスコットキャラクターの カツオ鳥「ブービー(Booby)バード」がカワイイので、この鳥がプリントされているものが欲しくなりました。

CHUMSはアパレルにも力を入れていて、たくさんの種類のTシャツが準備されているので、どれにするか悩みます。

NANGA ナンガ KRIFF MAYER(クリフメイヤー)コラボTシャツ

日本が誇る、高品質のダウン(羽毛)を使った高級シュラフやジャケットが有名なナンガです。

極寒地での防寒に強いナンガのイメージですが、クリフメイヤーとのコラボによるTシャツがあります。

ナンガのシュラフを入手するためにはお小遣いを貯めないといけませんが、Tシャツであれば財布の紐が緩みます。

少し番外編として、コラボ製品ではなく純正品として、ダウンのTシャツもありました。

さすがナンガですね! もちろんインナーとしては定番の形の、ダウンベストやダウンカーディガンもあります。

ナンガのTシャツをインナーとして着込みつつ、テント内ではナンガのシュラフを使って、真冬のキャンプをぬくぬくと暖まりながら過ごしてみたい!

HENNESSY HAMMOCK ヘネシーハンモック Tシャツ

急激な広がりを見せるハンモックの有名メーカーについても、日本で入手できるTシャツの有無について調べてみました。

Hennessy hammock

正直なところ驚いたのですが、ハンモックメーカーのヘネシーのロゴが入ったTシャツを見つけました。 

正面はヘネシーハンモックのロゴが、背面にはハンモックの絵がプリントされています。

サイズ設定をみると、日本向けというよりも北米向けで作られているようなので、本国ではTシャツを着たくなってしまうくらい、ヘネシーハンモックのファンが多い!ということのようです。

焚き火講座 Tシャツ

最後に、男女問わずにキャンパーの間で人気度が高いマンガのTシャツです。

アウトドア用品ブランドではありませんが、プリントされているのが「焚き火講座」で、面白そうなので選んでみました。

雨上がりのキャンプで焚き火したい時に、このTシャツをお守りがわりに着れば、安定した火が得られるかも?!

お気に入りのTシャツを探してみるのも楽しい

今回は、気になるアウトドア用品ブランドのTシャツを探してみましたが、まだまだ探せば発掘できるものがありそうです。

普段は知っているお店やブランドで済ませているような衣服でも、実は好きなブランドやロゴのものが、世の中に隠れて存在していないかを調べてみるのも楽しいです!

ソロキャンプに似合うタクティカルなバッグは、MOLLE(モール)システムでカスタマイズしよう!

ソロキャンプに似合うバッグ

静かな雰囲気を楽しむようなソロキャンプスタイルでは、リュックサックに全てのキャンプ道具を積み込んで、身軽に出かけたくなります。

そんなキャンプの時に似合うのが、タクティカル系のリュックですね!

 

このような、ウェビング(ストラップ)がたくさん縫いこまれているリュックサックは、ポーチ類が簡単に脱着できるので、その時々のキャンプ条件に合わせて、持っていくものをポーチごと付け替えできるのも嬉しい機能です。

見るからにタクティカル(戦術的)で機能的な、このリュックサック、遅ればせながら私も欲しくなってきたのですが、ふとウェビングがあれば、いつも使っているバッグ類も、簡単に変身させられるのでは?と思いつきました。

周りにあるバッグを改めて確認してみると、同じくらいの幅のウェビングが、だいたい一か所は使われています。

ノースフェイスの防水リュックにもMOLLEシステムのウェビングが

これはカスタマイズして楽しめそう!だと思い、早速ウェビングに取り付けるアタッチメント類のセットを、入手してみました。

MOLLEアクセサリーでキャンプ用バッグにカスタマイズ

このアタッチメント類を活用し、普段使っているバッグにポーチや小物を追加して、個性的で機能的なソロキャンプ用のバッグに変身するかを試してみます!

ソロキャンプに似合うタクティカルなバッグは、MOLLE(モール)システムでカスタマイズしよう!

OLLE(モール)システムでソロキャンプに似合うバッグにしよう!タクティカルにカスタマイズ

MOLLE、モール、モーリーシステム?

ポーチをバッグに連結するアタッチメント類を入手するにあたり、そのシステムや規格について調べてみました。

1インチ幅のウェビングを使うMOLLEシステムは、アメリカで軍をはじめ警察や消防でも採用しているシステムです。

MOLLEは、Modular Lightweight Load-carrying Equipment(モジュラー ライトウェイト ロードキャリーイング イクイップメント)の省略名称です。

このMOLLEシステムを採用しているベストやベルト、バッグなどは、PALS(Pouch Attachment Ladder System;ポーチ アタッチメント ラダーシステム)と呼ばれる、

  • ハシゴ状に配置されたウェビングがついているか、
  • もしくはそのウェビングに取り付けられる構造

になっています。

PALSウェビングの規格は

  • 幅1インチ(約2.5cm)で、
  • 縦方向の間隔1インチでハシゴ状に配置し、
  • 1.5インチ(約3.8cm)間隔でベースの生地に縫いこまれて

います。

少し説明が長くなってしまいましたが、まとめると、MOLLEシステムを使ったポーチ類などは、PALSに簡単に付け外しができる仕組みになっています。

ちなみに、日本ではMOLLEを「モール」と発音することが多いですが、本場アメリカでは「モーリー」に近い発音のようです。

MOLLEアタッチメント類の使い方

入手したアタッチメント類について、それぞれの使い方を写真で簡単に紹介いたします。

ウェビング グリムロック(Dリング)

 普通のカラビナと、形も使い方も似ていますが、MOLLEシステム用のウェビンググリムロックは、頂上部のロックボタンを押してはずすと、外側に開きます。

MOLLEウェビング グリムロック(Dリング)
MOLLEウェビング グリムロックでキャンプ用バッグ

開いた状態でのみ、ウェビングに取り付けられるようになっているので、閉じて使っている通常時には、意図せず紛失する可能性は低いですね!

逆に、装着していたものを取り外すときに、普通のカラビナの感覚で操作すると開きっぱなしになり、何かに引っかかりやすくなってしまいます。

かっこ良さと引き換えに、開けたら閉じる!をクセ付けしようと思います。

ウェビング クリップ(コネクティング バックル)

ウェビングやストラップを2本束ねて挟む、MOLLE用のクリップです。

MOLLEウェビング クリップでキャンプ用のバッグをつくる
MOLLEコネクティング バックルでキャンプ用のバッグをつくる

上の写真では、ポーチに縫製されているPALSウェビングと、MOLLE規格のベルトを止めてみました。

ウェビングクリップがあれば、幅1インチ以下のウェビングがついているバッグ類に、MOLLE対応ポーチを取り付け可能です。

ウェブドミネーター

 名前を初めて聞いた時は、インターネット上の凄そうなもの(人)を連想しましたが、「ウェブ」は「ウェビング」の省略形だとわかって、納得しました!

MOLLEウェブドミネーターでキャンプ用のバッグをつくる

ウェブドミネーターには、ゴムコードと、それを引っかけられる溝がついていて、余分なストラップを束ねて保管できるようになっています。

せっかくのゴムコードなので、何か他の使い方がないかと思い、とりあえず、クルクルと丸めたタオルを留めてみました。

キャンプ用ポーチに、MOLLEウェブドミネーターでタオルを留める

予想外に良い感じでタオルがついています!

キャンプでの使い方としては、野営地に到着して最初に広げることになるグランドシートを、丸めて留めておくと便利そうです。

キーリング(キーホルダー)

「タクティカル」という言葉が似合う雰囲気の、ベルト付きキーホルダーです。

ポーチのPALSウェビングに、キーリングべルトのマジックファスナーで付けてみました。

MOLLEキーリング(キーホルダー)でキャンプ用のバッグにする

コレと決めたモノをつけるだけではなく、キャンプ中に使う細々としたグッズを、使わない時に一時的にぶらさげておくのにも便利そうです。

ポーチ類だけではなく、ベルトやベストに付けておいても便利そうですね。

そのための、MOLLEシステムのベストなんてものもあるようです!

回転Dリング

ウェビング上の好きな位置につけられる、Dリングです。

Dリングの向き(角度)は、45度ごとに調整できるので、ナナメ方向にも取り付けできます。

MOLLE 回転Dリング

このアタッチメントだけは、ベースを90度回転させる形で、1インチよりも細い幅のウェビングにも対応できるようになっています。

ベルトループ

 最後に、いろいろと使えそうな、マジックファスナー付きのベルトループです。

MOLLE ベルトループ

PALSウェビングがついているポーチ類の結合に使う他にも、いろいろな物をぶら下げる時のループとしても使えます。

キャンプでは数本持っておくと、何かと便利なアタッチメントです。

いつものバッグを変身させます! 

それでは実際に、普段使っているバッグ類をカスタマイズしてみます。

ノースフェイスのBCフューズボックス2に、こっそりDリングをつける

手始めに、家族が使っているノースフェイスのリュック(BC Fuse Box2)に、持ち主にはナイショでDリングを付けてみました。

ノースフェイスのリュックにMOLLEのDリングを付けてみた

あまりのシンデレラフィットに、毎日使っている持ち主には、まだ気づかれていません!

ちなみに、このリュックのストラップ部はデイジーチェーンとして設定されており、ウェビングの幅はPALS規格とほぼ同じですが、リュック本体への縫い目は斜めになっています。

通勤用のボディーバッグを、タクティカル風にしてみたら?

ブロック遊びのようにに組み立てられるMOLLEシステムが楽しすぎるので、勢いで、通勤で使っているNEOPROのボディーバッグのイメージチェンジを狙います。

バッグ背面のウェビングと、肩掛け用ストラップのそれぞれに、MOLLEポーチを装着してみました。

MOLLEシステムで、通勤用のボディーバッグもキャンプが似合うタクティカル風に

ブラックで色を統一しているのが幸いして、アウトドア用途化!という本来の目的を忘れて、このまま通勤で使ってもいいかも?と思わせる一体感です。

ウェブドミネーターを2か所つけたら、折り畳み傘の持ち運びも便利になりそうです。

ボディーバッグ本体を背中側にして肩掛けした時に、お腹側のちょうどいい位置にくるMOLLEポーチも使いやすく、正背面ともにバッグになっているボディーバッグが普及しないのが不思議なくらいです。

ハイキングやデイキャンプ程度であれば、このボディーバッグが活躍してくれそうです。

リュックサックを、キャンプが似合うタクティカル風にします!

 最後に、大本命のリュックサックを、イメージチェンジさせてみます。

バイク用品ブランド「FOX」のリュックで、少し古いものですが、気に入って今でも使い続けています。

もとから容量はそこそこあるリュックなので、背面ではなく前面の肩ストラップにポーチを追加してみます。

既に写真で何度も登場しているMOLLEポーチは、このために入手しました!

MOLLEシステムを使ってリュックサックをキャンプが似合うタクティカル風にかえる

キャンプで使うにしては少しオシャレ感がある、透かし模様の生地を使ったリュックですが、MOLLE ポーチを付けたことで、タクティカルな雰囲気に一変します!

MOLLEシステムに対応したポーチは、この写真の2種類の他にも、スマホホルダーやドリンクボトルホルダー、サングラスケースなど様々な種類があり、キャンプスタイルや持っていくものに合わせて選択できます。

ダッフルバッグ形状も、キャンプには便利!

MOLLEシステムで自由に組み合わせられる楽しさが病みつきになり、さらにキャンプに似合う、自分だけの荷物入れを作りたくなり、他のポーチやアタッチメント類も物色しはじめました。

どうせなら便利に活用したいので、少し長尺のキャンプ用品に対応できるものにしたい!と思います。

トライポッドやランタンスタンドで使うような、太めのポール類をキャンプに持っていく場合がありますが、長さがあるものが多いと持ち運びが大変だったりしますよね。

そこで、ポール類を余裕を持って入れられる長さの、MOLLEシステム対応のライフルケースを入手してみました。

MOLLE(モール)システムのバッグでキャンプに行く

ポールの他にも、軽量テントやハンモックなどを同時に入れられる容積のものにしたので、このバッグだけでソロキャンプに行けます。

大開口で開けられるようなジッパー配置になっているので、キャンプ地での設営や撤収作業も楽ですね。

テントやハンモックなどを入れられるMOLLE(モール)システムバッグ

そして最大の便利ポイントですが、荷物が収まりきらなかったり長さが足りないといった時に、ポール類はウェブドミネーターでバッグの外側にも取り付けることができます。

意外にもキャンプ道具がちょうどよく収まるMOLLE対応ライフルケースですが、さっそくポーチやアタッチメント類でカスタマイズして、上の写真の状態で楽しく便利に使っています!

季節に合わせてハンモックキャンプを楽しむ!快適な空中浮遊を求めて

四季で楽しむハンモック装備

少ない装備で最高のベッドを得られるハンモックで宿泊するキャンプが快適なのは、夏だけではありません。

状況にもよりますが、冬でも方法によってはテントよりも暖かく寝られる場合もあります。

夏しかハンモックを使わないなんて、もったいない!

そこで、一年を通して楽しむハンモック泊スタイルを季節ごとに紹介してみたいと思います。

ハンモックキャンプ

夏のハンモックキャンプ

ハンモック夏タープなし
一年のうちで、ハンモックの恩恵が最も大きいのが、夏のキャンプです。

どの方向からでも風が通って、テント泊よりも格段に涼しいので、天気が良ければタープなしで、空中浮遊と星空を楽しみながら、眠りにつくこともできます。

ハンモックの朝

ただし、ハンモックの上空に、鳥がとまれるような木の枝がある場合には、鳥のフ◯の直撃を受けるかもしれません。

他にも虫や落ち葉など、上から降ってくるものがありそうであれば、ハンモックの上側を小型タープなどでガードしておきます。

ハンモック夏STD

夕立ちなどの天気の急変が多いのも、夏のキャンプの特徴です。

少しでもの可能性があれば、4x4mの大き目のタープでハンモックの周りに濡れない空間を作っておきます。

タープの裾を低く設置して、地面とほぼ同じ高さにしておけば、大粒の雨が地面を叩いても、跳ね返りの泥水でハンモックが汚れることもありません。

ハンモック夏with大きなタープ

夏に限ったことではありませんが、キャンプ場内では、ハチなどの大きめの虫が飛び回っていることがあります。

そんな時は、蚊帳一体のハンモックを使っていても、さらにハンモック専用の蚊帳で覆ってしまいます!

薄いパラシュート生地や蚊帳を通して攻撃してくる虫も寄せ付けないので、安眠できます!

ハンモック夏with蚊帳

春と秋のハンモックキャンプ

夏と、後ほど紹介する冬との、中間的な装備が必要となる、春と秋のハンモック泊についてです。

この時期は、テント泊でも予想外の寒さに備えた装備を持っていくことになりますが、放射冷却が起きるハンモック泊の場合は、少し多めに暖かい装備を準備しています。

例えば、寝袋は冬用のものを使ったり、アンダーキルト(ブランケット)などの冬用装備も、準備だけはしておきます。

春は毛虫、秋は落ち葉など、この季節は上から降ってくるものも多いです。

落ち葉が耳の近くの蚊帳上に落ちて、その音で思わず目が覚めてしまう!なんてことも。

そこでこの季節は、快晴の天気予報でも、3x3mの小さめのタープをハンモックの上空に設置して、落下物を耳から遠い上空で受け止めています。

予想外の寒さになった時には、小さめのタープを2枚使って、下側は保温のためのウォールに、上側は上から落ちてくるものを、ハンモックよりも上空で受け止めるために設置したりもします。

ハンモック春with小さいタープ

冬のハンモックキャンプ

私が初めてハンモックを使ったのは、2月の真冬日でした。 

銀マット、エアーマット、アルミの保温シートなど、持っている防寒グッズを全て準備をした上で、さらにハンモックでは寒さに耐えられなかった場合に備えて、無人のテントも設置しておきました。

ハンモック冬&テント

奥の方のハンモックが主寝室

結局のところは、準備万端だったこともあり、朝までハンモックで暖かくすごすことができて、テントは物置きとして使われただけでした。
寒さとは関係ありませんが、自分の真下を小動物が落ち葉をかきわけて走り回るという初めての体験に、何度か目を覚ました記憶があります。

初めてのハンモック泊の時には持っていなかったのですが、冬のハンモック泊で使ってみると予想外の暖かさを感じられるのが、アンダーキルト(DDハンモック社の名称は、アンダーブランケット)などの、ハンモックの下側の保温グッズです。

体重では潰されないので、厚い状態を保っている保温層に包まれる新感覚の暖かさに、初めて使ってみた時には驚きました。

ただし、頭の上から足のつま先までしっかり覆っているわけではないので、ハンモック内では冬用の寝袋を併用して、寝相が悪くても寒さを感じないようにしています。

参考ですが、ハンモック内でエアーマットや銀マットなどを使う場合、マット類は寝袋の中に入れて使うと、寝ている間にずれることが無くなり、朝まで快適に使えます。

ハンモックで使う寝袋の中に銀マット

夏には、ちょっとした風でも涼しく感じるハンモックですが、冬の場合は少しでも暖かく過ごすために、風があたらないようなシェルターを作っています。

おすすめは、4x4mのタープを「Aフレーム型」で設置してつくる、ハンモックにちょうどいい大きさのシェルターです。

ハンモック冬Aフレーム

このタープシェルター内に収まるように、アンダーキルト付きのハンモックを設定して、冬用寝袋で寝ていますが、これまでのところ寒くて夜中に起きてしまう!という経験はありません。

季節を超えて楽しいハンモック泊

少しの装備で、ハンモック泊を一年中楽しめることを紹介してきました。

ハンモックはテントに比べて、設置や撤収も一人で簡単にできるので、老若男女問わずに空中キャンプを楽しめます。

収納サイズもコンパクトなので、ソロキャンプなどではキャンプバッグに常備していて、ちょうどいい間隔の木があれば躊躇せずに使っています!

進化した蚊帳付きハンモックで空中キャンプ。お手軽にハンモック泊を始めてみましょう

安いハンモックで充分楽しめる空中浮遊キャンプ

キャンプを始めてみよう!という時に、必要な道具を揃える初期費用がどれくらいかかるのか、大いに気になります。

出費を少なく抑えようとしても、高額になりがちなのがテントです。

そこで、選択肢に加えてみていただきたいのが、テントよりも初期投資が少ない、ハンモックでの宿泊です。

しかし初めてのハンモックとなると、わからないことや不安なことが多い筈なので、その使い方やメリット、そしてハンモックを選ぶときのポイントを紹介してみたいと思います。

Lenzaiの進化したハンモックで手軽にソロキャンプを楽しむ

 

ハンモックのメリット

キャンプは初めて、またはキャンプを始めたばかりの方を想定して、ハンモックのメリットを紹介してみます。

初期投資が少なくて済む

キャンプを始める場合に、最初に気になるのが上手にテントを設置できるか?だと思います。

いろいろ考えて、初めてのテントとしてワンタッチテントを選ばれることも多いと思います。

たしかにワンタッチテントを開くのは、あっという間ですが、その後のペグダウンの手間や時間を考えると、ハンモックの手軽さも負けてはいません。

初めてのキャンプ用品にふさわしいワンタッチテントとハンモックですが、エントリークラスのもので価格を比較するとハンモックの方が安く入手できます。

ハンモックの方が構造が簡素なことの恩恵ですね。

ただし、ワンタッチテントもハンモックも、日本の気候では晴れの日ばかりではないので、雨露に備えて上側に張るタープも準備する場合があります。

タープは、いろいろなキャンプスタイルで便利に応用できます。天候がくずれそうな場合に備えて、ハンモック本体よりも長めのものを準備しておきます。

タープは大きい方がいいのですが、正方形のタープで、対角線方向でも設置できるものであれば、最低でも3m x 3m以上の大きさがあれば、雨で濡れにくくなります。

下の写真は、4m x 4mのタープを縦に使い、写真でわかりやすいように半分開いています。

LenzaiのハンモックとDDタープ

雨でも快適に寝られる

先ほど、雨露を避けるのに必要となるタープの大きさについて紹介しました。

ハンモックを吊っているロープやストラップを伝ってくる水は、途中で下に落ちるきっかけを作っておけば、ハンモックまで水が伝わってきて濡れることは、ほぼありません。

本体の両端末にカラビナが位置する構造のハンモックであれば、その結合部がきっかけとなって雨水が落ちるので、安心ですね。

さらに使いやすくなったLENZAIのハンモック!

そして、テントにはないハンモック最大のメリットが、地表の水からは濡れない点です!

夜中の大雨で地面が水浸しになっても、空中のハンモックに地面から水が染み込む事はないので、安心して熟睡できます。

また、タープの下では、ハンモック全体が乾いた状態で維持されるので、撤収がたいへん楽です。

設置がシンプルで楽

テントに比べて、ハンモックは構造が単純なので、設置も楽です。

正確に時間を計っていないので私の感覚になりますが、ハンモックの設置時間は、2〜3人用のドーム型テントと比べて、半分程度です。

ハンモックを設置する手順は、後ほど紹介いたします。

デメリットもあります 

いいことばかりのハンモックですが、適当な間隔の木を2本みつけないと使えません。

幸いなことに、ハンモックの場合は、テントだと避けたくなるような地面の凸凹や傾斜のある場所でも、問題なくすごせます

テント泊の方たちとは違う条件で場所を選べるので、夏場には強い日差しを遮ってくれるような、林間のフリーサイトがあるキャンプ場を選んでおけば、ハンモックの設置場所に困ったことはありません。

ハンモックの選び方

ハンモックにも、いろいろな形や構造のものがあります。

キャンプ地で快適に過ごせるハンモックの選び方を、その理由と共に紹介いたします。

蚊帳(モスキートネット)一体のハンモックを!

川の近くなどの、虫が多い場所では、蚊帳がないと大変なことになります。

ハンモックを覆うタイプの、汎用の蚊帳もありますが、せっかくの、設置も撤収も楽なハンモックなので、蚊帳は一体になっているものを選びたいです。

コストパフォーマンス最強の蚊帳付きハンモック

地面へのペグダウンがあるもの

ほとんどのハンモックは、中に入ると安定するので、地面に滑り落ちることは、ほぼありません。

しかし中に人がいない状態では、重心バランスが悪くなるので、強風で回転してしまうこともあります。

両サイドにバンジーコードなどが付けられるようになっていて、地面にコードをペグダウンする構造のハンモックであれば、中に人が入っていなくても形が安定します。

また、ハンモックが横方向に広がった状態で、内部スペースが保持されるので、中に入った時の快適性も増します。

地面にペグダウンできるLenzaiのハンモック

木への配慮をしたいですね

ハンモック泊でお世話になる2本の木は、傷つけたり弱らせたりしないように使いたいです。

そのため、表皮を痛める可能性がある細いロープ状のものを巻くのではなく、ベルト状のストラップを使って、木の表面にかかる力を分散します。

専用ストラップ付きのLenzaiのハンモック

ハンモック専用の、100kg以上の重さに耐えられるストラップは、ハンモックとセットでお得に入手できるものもあります。

初めて揃える時には一式セットを選ぶと楽ですね!

実績があるエントリークラスのハンモックを選んでみました

これまで紹介してきた、初めてのハンモックを選ぶ時のポイントをまとめてみます。

  • 蚊帳が一体
  • ペグダウンできるもの
  • 木に使うストラップなどの一式セット

条件に合うものの中から、実績があるメーカーでお手頃価格の、Lenzaiの蚊帳付きハンモック一式セットを試してみることにしました。

ハンモックの設置手順

Lenzaiのハンモックは、通販サイトで注文して2日後に届きました!早いですね〜

それでは、早速使ってみましょう。

開封しましょう

Lenzaiのハンモックセットには、ハンモックの設置に必要なものが、全て付属しています。

  • ハンモック本体
  • ステンレスの丈夫なカラビナ(2個)
  • 木に巻くストラップ(2本);最新型はデイジーチェーン構造に進化!
  • ペグ(2本)
  • ペグダウン用のガイライン(2本)
  • 蚊帳の位置を保持するバンジーコード

ハンモックで手軽にソロキャンプをしてみましょう。Lenzaiのハンモックで空中キャンプを始める

設置してみます

それでは、最新版になって更に簡単になった、設置手順を紹介いたします。

最初に、一晩お世話になる2本の木を決めます。

約5mをねらって、私の歩幅で10歩ほどの間隔で立っている木を選びました。

次に、木にストラップを巻きます。

初めて使うハンモックの場合は、まだ設置後のイメージを想像しにくいと思いますが、ストラップを木に巻く位置は、なるべく高くしておくと、この後の調整が楽です。

ハンモック専用ストラップが付属するLenzaiのハンモック

ハンモックに付属しているカラビナを、ストラップに繋いで、ハンモックを吊り下げます。

最初にこの記事を書いた時には、ツリーストラップに結び目をつくってカラビナをとおす手順を紹介していましたが、最新型に付属するツリーストラップはデイジーチェーン構造に進化しています。

デイジーチェーン型のツリーストラップが付属するハンモック

ハンモックの端末についているカラビナをツリーストラップの輪に通すだけなので、ハンモックの高さや角度調節が、たいへん楽になりました。

5か所の輪のうち、いちばん良い所を選んで、カラビナを通しましょう!

Lenzaiの進化したハンモックで空中キャンプ

Lenzaiのハンモックセットに付属するバンジーコードを、ハンモックの内部に装着します

バンジーコードは、ハンモックの中に入った時に、頭上の蚊帳が垂れて、邪魔にならないようにするためのものです。

きつくテンションをかける必要はありません。

リッジラインがある蚊帳付きハンモックが快適

最後に、ハンモックをペグダウンします

ある程度ハンモックの形を保持してくれればいいので、ペグダウン用のガイラインも、テンションをかけて引っ張らなくても大丈夫です。

付属しているペグは細めですが、大きな力が加わる使い方ではないので、軽量&コンパクト化という観点で好感が持てます。

ペグダウンできるLenzaiのハンモック
Lenzaiのハンモックをペグダウン

これだけの作業で、ハンモックの設置が完了しました!

テントと比べると、しゃがみこんでの作業が少ないこともあり、設置が格段に楽です。

Lenzaiのハンモックの設置方法

一晩すごしてみます!

ハンモックの中では、斜めに寝そべると体が「く」の字に折れ曲がりにくくなり、快適な姿勢になります

Lenzaiのハンモックは、横幅が広いので斜めの体制が取りやすく、楽な姿勢で寝続けることができます。

横幅が広いLenzaiのハンモック

このハンモックは蚊帳が一体になっていますが、その細かい網目は、小さな虫の侵入まで防いでくれそうで、安心感があります。

入手して一目見た瞬間からその作りの良さに惚れ込んだ付属品のストラップは、引っ張りの力がかかる方向に3本の縫製が入っているため、使っていて伸びにくく、朝まで同じ高さに浮いていられます。

そして、なによりもありがたいのが、開放感や浮遊感と共に味わえる、涼しさです!

体の下側からも放熱される涼しさを一度知ってしまうと、真夏のキャンプではハンモックが手放せなくなります。

Lenzaiのハンモックでお手軽キャンプ

初心者からヘビーユーザーまで幅広く使えます

ハンモック泊の魅力に惚れ込んでしまい、他にもハンモックを持っていますが、Lenzaiのハンモックは、オール イン ワンで、リュックサックの片隅に入れておけるくらいに、コンパクトで軽いので、思い立ったようにソロキャンプに行く時の良き相棒です。

一年にわたり、まったく問題なく使い続けていますが、ツリーストラップが使いやすく進化していたので、多人数で楽しむために追加入手しました!

ハンモックで手軽にソロキャンプをしてみましょう。Lenzaiの進化したハンモック

お得なモバイルルーター選び。アウトドアでもタブレットやパソコンをつなぎたい

格安モバイルルーターの選び方。屋外でもタブレットやパソコンをサクサク使いたい

キャンプなどのアウトドアで、スマホ以外のインターネット環境が欲しくなりました。

モバイルルーター業界は多くのサービス会社が乱立しており、それぞれが少しずつ違った内容でプランを提供しているので、結局どれがお得なのか判りにくくなっています。

また、使い方によっても、お得なプランが違ってくる筈です。

私の場合は、主に週末のアウトドアで使う前提で、各社のサービスを比較してみました。

じっくり調べて考えた、比較するポイントごとの選択理由と、最終的に選んだモバイルルーターサービスを、紹介いたします。

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モバイルルーターのアウトドア用途

週末になると、清涼な空気と水を求めて山間部のキャンプ場に行くことが多いのですが、キャンプ場のロケーションによっては、通信可能なキャリアが限られていて、スマホが使えないことがあります。

翌日のお天気チェックやキャンプ場の周辺施設を検索したい時に、電波が届かずに不便を感じることも多々ありました。

そして、さらにありがちなのが、違うキャリアのスマホは電波が届いているという、悔しい事態!

そんな時に欲しいのが、スマホとは違うキャリアのモバイルルーターです。

また、大自然の中でハンモックで揺られたりしながら、リラックスしてモバイルPCやタブレット端末で作業をしたくなる事があります。

スマホでのテザリングではスマホのバッテリー残量が気になって、思う存分作業できませんが、これもモバイルルーターが解決してくれそうです。

これまでは、大自然の中だから!と諦めてきましたが、そろそろキャンプ中でも使える、屋外で楽しめるインターネット環境を入手すべく、私の使い方に合ったモバイルルーターを選んでみることにしました。

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モバイルルーターの選択ポイント

屋外でインターネットにつながる、モバイルルーターを選ぶ時の重点ポイントについて考えてみました。

通信制限の有無

主にアウトドアで使うことを目的にしていますが、日常生活での外出先などでも使う予定です。

長期連休での帰省中などで、家族全員のデータ通信を一度に担ってもらう場合も考えられます。

7GBなどの月間制限がついた、月に2,000円前後で始められる格安プランもありますが、ここは家族全員が使っても滅多に上限を超えない、俗に言う「通信制限無し」プランを選びたいと思います。

なお、ほとんどの「通信制限無し」は、月間の通信量の制限は設けていませんよ!という意味です。

短時間に大量の通信をして規定量を超えると、一時的に速度制限がかかります。

大量通信の規定量は、

  • 3日で10GB
  • 1日で3GB

などと、キャリアによって異なります。

私(とその家族)のように、SNSを使ったり、たまに動画を見たりする程度なら、制限量に達しない範囲で、余裕をもって使えそうです。

レンタルか購入か

ルーター本体は、レンタルするか購入するかで、料金設定が変わってきます。

購入の場合は、3年縛りなどで実質的には月々の分割払いとなっていることが多いようです。

ルーターを使い始めた後のことを考えてみます。

サービス業者との契約を打ち切る場合は、きっと使っていたルーターも不要になるはずです。

あるいは、契約内容を変える場合には、そのたびにルーターも新しいものに変えられる方がリーズナブルな気がするので、私はレンタルで十分だと考えます。

レンタルの場合、いつでも契約を打ち切りできるサービスが多く、使わなくなったらそれ以上の出費をしなくて済むのもメリットです。

実質費用

キャッシュバックなどにより、最初の数ヶ月から一年程度の料金(実質費用)が少ないサービスがあります。

しかしながら、そのような初期の費用が安いサービスの場合は、契約期間の縛りがあるものが多く、また料金が安い期間が終わった後には、月々の料金が値上がりします。

縛りがあるプランを、例えば3年使うことを前提で試算すると、縛り無しのプランの総料金とほぼ同じか、むしろ高い場合もありました。

3年間の平均値をとった実質費用がほとんど変わらないのであれば、途中で解約しても違約金が発生せず、いつまでも使用料が変わらない縛り無しプランがお得!だと判断しました。

保険

ここまで考えた結果、お得なレンタルプランから選択することに決めましたが、レンタルなのでルーターを紛失した場合などには、数万円の補償費用が発生します。

全額をカバーしてはいないものもありますが、そういった場合の保険プランが月に数百円で準備されているサービスが多いです。

この保険には加入する前提で、各社のプランを比較検討することにします。

モバイルルーターの選び方まとめ

これまで考えてきた、モバイルルーターを選ぶ際のポイントを、今一度まとめてみます。

  • スマホとは違うサービスエリアをカバーするもの
  • 月間の通信制限なし
  • 機器は、買い取りではなくレンタル
  • ずっと月額が変わらない
  • 縛りなしプランがあるもの
  • 保険が用意されているもの

これらの条件を満たすプランから、料金設定がリーズナブルでわかりやすいものを選びます!

検討の結果、その名もズバリ、縛りなしWifiというレンタルサービスを選択しました。

縛りなしプランなので、最低でも1ヶ月以上利用すれば、好きな時に解約できて違約金も発生しません。

モバイルルーターサービスではよくある登録手続き費用などの初期費用がなく、もちろん端末の発送料も無料です。

レンタルプランなので、端末本体代金がかからず、月額費用以外のお金が不要です。しかも月間通信制限がないのに安い

参考ですが、長く使うことが確定しているのであれば、もっと安い月額2,800円で、36ヶ月契約の「縛っちゃうプラン」もあります。

手元に届きました!

日曜日に申し込みましたが、その3日後の水曜日には手元に届きました。

格安モバイルルーターの選び方

縛りなしWifiプランの場合、ルーター端末はいくつか種類がありますが、自分で選ぶことはできずに、どれが届くかお楽しみに!というシステムです。

私には、富士ソフト のFS030Wが届きました。ソフトバンクの回線を使っていると思われます。

早速、電源をいれてみます。

アウトドアでもタブレットやパソコンをサクサク使いたい
アウトドアで使いたいモバイルルーター

最初はウェルカム画像が流れ、次の数秒間は電波を拾って通信準備をしているようです。

ほどなくして、使用可能な状態になりました。

格安モバイルルーター選び

実際にパソコンとスマホをつないで使ってみます。

モバイルルーターの裏面にルーター名パスワードが記載されており、接続作業は

  1. パソコンやスマホなどの機器側のWifi選択画面で、ルーター名を選択
  2. パスワードをきかれるので、入力

の2つだけで、短時間で簡単に完了しました。

パソコンとスマホのどちらも、ケーブルテレビ会社の家庭内Wifiと遜色ないスピードで、インターネット作業ができます。これは使いやすい!

さっそく、憧れのハンモックに揺られながらのタブレットPC作業も、試してみました。

ハンモック内でもタブレットやパソコンを快適に使う。格安モバイルルーターを入手

とにかくもう、快適で楽しすぎます。家でやるより作業がサクサクできたかも?!

キャンプ道具と同じで、新しい機器を入手すると、次のキャンプが待ち遠しくなりますね。

鳥のさえずりや川の音を聴きながらの、至福のインターネット環境

新たなキャンプの楽しみ方を入手して、モバイルルーターが手放せなくなりました。

屋外でもタブレットやパソコンをサクサク使える格安モバイルルーターを入手

軽量チェアは、耐久性があるものが欲しい!快適キャンプのお供選び

キャンプ用チェアを選ぶ時のポイントを紹介します

アウトドアで使いやすいキャンプ用のチェア、アウトドアでくつろぎの時間を過ごすための必須アイテムです。

最近のキャンプ場では、上の写真のような形のものを多く見かけます。

見るからにコンパクトで軽そうなこのキャンプ用チェア、私もお手頃価格のものを一脚欲しくなり、とはいえ何でもいいという訳でもなく、少しこだわりを持って選んでみました。

耐久性重視のキャンプ用チェア選び

 

キャンプでの必須アイテムのチェア(椅子)

キャンプでゆっくりと自然の中での雰囲気を楽しんでいる時、そのほとんどの時間はチェアに腰掛けている気がします。

グループでキャンプに行くと、それぞれが違ったお気に入りのチェアを持ち込むので、座り心地を比較しあったりすることもあります。

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上の写真で、左のものが数年にわたり愛用しているロースタイルチェアです。

囲炉裏スタイルの場合や、ソロキャンプ用の天井が低めのテント前で座る時に、地面に近くてちょうどいい高さで気に入っています。

さらに軽い荷物でキャンプがしたい

愛用しているロースタイルチェアですが、コンパクトに収納できるにもかかわらず、鉄素材のフレームのため2kgほどある重さが気になるようになってきました。

特に、移動に車を使わないキャンプの時には、少しでも荷物を軽くして疲れないようにしたくなります。

そこで、アルミフレームで1kgくらいの重さのチェアも追加入手して、キャンプスタイルによって使い分けてみることにしました。

コンパクトチェアへのこだわり

先ほど紹介した、私が数年使っているロースタイルチェアは、鉄パイプの関節部にプラスチックの部品が使われています。

実はこのプラスチック部品、2年ほど使っているうちに割れてしまい、アルミの板で補修して使い続けています。

過去に、ディレクターチェア形状のものでも、プラスチックの接続部が補修できないほど割れてしまったことがあり、耐久性や強度上、この部分がキャンプ用チェアの弱点部だと思われます。

多くのメーカーのものから選ぶことができるアルミフレームのコンパクトチェアですが、選択に際して骨格にプラスチックが使われていないことを条件にしたいと思いました。

安いキャンプ用チェアの脚の強度

有名メーカーのものを含めて、この形の軽量チェアのほとんどは、アルミパイプの骨格が交差する部分が、プラスチックのジョイントで構成されています。

しかし、座った状態で最も力が集中しそうな部位なだけに、プラスティックだと不安が残ります。

そこで、このジョイント部がアルミなどの金属で作られたものから、次のキャンプ用チェアを選んでみます。

こだわりのキャンプ用チェアを入手しました

アルミの脚の接続部が金属でできているコンパクトチェアを探しはじめましたが、あれこれ選べるほど多くのものは見つかりません。

ネットショッピングで売られているキャンプ用チェアの、関節部の写真を凝視し続けて、ようやくみつけることができました。

軽くて強くて安いキャンプ用チェア

プラスチックを使わずに、アルミのパイプやジョイントだけでフレームが作られているNaturehikeさんの、アウトドアチェアです。

その構造を、組み立てながら紹介してみます。

収納袋から出してみます

約1kgのチェアは、無地の収納袋に収納されています。

袋の両端にはループが縫製されていて、椅子を組み立てる時にアルミパイプに通して一体化することで、小物入れにもなります。

軽くて強くて安いキャンプ用チェアのコンパクト収納状態

適度に強度がありそうな収納袋は、大きさに余裕があるので、チェアを袋に収納する時も楽に作業できます。

アルミフレームを組み立てます

チェアのアルミフレームは、ドーム型テントのポールのように、バンジーコードで一体化されています。

そのため、収納袋から取り出して持ち上げてみると、あっという間にほぼ自動で骨格が組みあがりました。

軽くて強くて安いキャンプ用チェアの脚

上の左側の写真は、脚の構造をわかりやすくする為に、片側のフレームだけ、かるく折りたたんでみました。

背もたれ部分となる、いちばん長いアルミフレームだけは2節で、他のフレームは1節の差し込み構造です。

アルミフレームにシートをセットして完成

最後に、シートとなる布の四隅の袋形状に、フレームの上端末4カ所を差し込んで完成です。

軽くて強くて安いキャンプ用チェアを発見

選択する際にこだわった、体重によって力が加わるフレームジョイント部は、太めのアルミパイプに金属だけでしっかりと固定されており、これなら不安なく使えそうです。

脚の強度が決め手。軽くて強くて安いキャンプ用チェア

座り心地に加えて携行性もアップ

これまで使っていたロースタイルチェアに比べて、約半分の1kgくらいまで軽くなっただけでなく、収納状態もひとまわりコンパクトなりました。

安いキャンプ用チェアのコンパクト収納力を比較

中型のリュックにも無理なく収まるサイズなので、キャンプだけでなく、いろいろなアウトドアのイベントにも躊躇せずに持っていけます。

ハイチェアも入手しました

座り心地も申し分なく、快適に使っているアルミフレームのローチェアですが、あまりの気持ち良さに眠り込んでしまうことが多々ありました。

ローチェアだと、うたた寝した場合には、頭がかくんっと垂れ下がって、目が覚めることがあります。

気持ちよく寝ている時には、そのまま夢の中でゆっくりとしていたいので、さりげなく頭を後ろから支えてくれるようなハイチェアも入手しました。

耐久性や強度で比較して選ぶキャンプ用の軽量チェア
キャンプ用の軽量チェア ハイバックとローバック

実際に使ってみて感じたのは、ハイチェアの安定性が予想外にあること!

私が使っているローチェアよりも太いアルミパイプが使われているので、剛性感もあります

うたた寝してても安心で、椅子から落ちてしまったり、椅子ごと倒れる不安はありません。

剛性感があるアウトドア用軽量チェア

キャンプや釣りに行く時に、設営スタイルや昼寝の予定有無などでハイ/ローチェアを使い分けていますが、どちらも満足の座り心地で疲れることがないので長時間にわたってくつろいでいます