久しぶりのグルキャンに、お声かけいただきました!
日没とともに訪れたキャンプ場は、家族キャンパーなどで賑わっており、暗い小径をさまざまなヘッドライトとランタンが、行き来していました。
中には、自分の使っているライトと同じタイプもありますが、周りから見るとそれぞれに光りかたの違いがあることがわかります。
そこで、改めてその光り方や光量を比較して、キャンプで使いやすいライトを選んでみます!
プロローグ
3連休の2日目となる3月中旬の土曜日は、風がない快晴で、アウトドア日和の天気予報です。
天気に恵まれなかった週末が数週間続いたので、せっかくなので釣りもキャンプも楽しんでしまいたい気分です。
そこで、昼間はカヤックでタイを釣って、夕方からのキャンプで、タイを刺身でいただく!という、夢のような計画をたててみました。
カヤックフィッシングについては、別の記事で紹介させていただきます。
beginner-fishing.hatenablog.jp
カヤック上で半日過ごして疲れた結果は、手ぶらでキャンプ地に向かうことになる残念なものでしたが、先発隊の優しい励ましを受けながら、3時間ほどかけて合流しました。
次回はタイを釣ってくるから、期待していてね!
美味しい夕食をいただきます
キャンプ場で合流した後、待っていてくれたかのように間髪入れず、アヒージョやビーフストロガノフなどを次々にだしていただき、釣りの疲れが癒されます。少しお腹が落ち着いたところでBBQ も始まりました。
腕のいい料理長に感謝しつつ、椅子に深く腰掛けたままで、美味しく夕食をいただき続けます。
お腹がいっぱいになったら、焚き火開始!
前日ほとんど寝ていないことも忘れてしまい、焚き火を囲みながらの楽しい会話が尽きません。
満点の星空の下で〜
キャンプ場に星空が覆いかぶさっているかのように感じる時間、夜のキャンプの醍醐味ですね!
他のキャンパーが放つ焚き火やランタンの光も、気分を盛りあげてくれます。
良い子の就寝時間が近づいた頃、LEDライトを持った親子連れの行き来が多くなってきました。
自分も何気に使っているタイプのライト類が多いですが、少し離れた所から見るとその光りかたも様々で、辺り一面を明るくするものから、さりげなく足元だけ照らすものまであります。
コレは料理用のライトに、林間移動の時はアレがいいな!などと、行きかうライトについて考えていたら、自分が持っているライトの光りかたが気になってきました。
LEDライトの明るさを、キャンプ使用目線で比較
興味があることだと、疑問点をすぐに確認したくなりますよね!
キャンプ用のバッグや車の中から、手持ちのライトをかき集めて、並べて電源を入れてみました。
左から順番に、
- ランタン一体型(USB充電式)
- ヘッドライト(USB充電可能 18650x2本)
- ヘッドライト(単3乾電池1本)
- 懐中電灯(シガーソケット充電式)
です。
地面に置いた状態では差がわかりにくいので、キャンプ場の小路で、足元と少し先を照らしながら歩くイメージで比較してみます。
実用性で比較できるように、15mくらい先まで照らすようなライトの角度にして、小径を撮影してみました。
こうやって並べてみると、はっきりと個性が出て面白いですね!
写真の左から順番に、それぞれのライトの特徴を簡単にまとめてみます。
ランタン一体型(USB充電式)
上の写真では、ランタン自体ではなく、上面の懐中電灯のようなLEDを光らせています。
手前に発光レンズ部が写り込んでしまいましたが、横方向まで広い範囲を、ムラのない明るさで地面を照らしています。
ヘッドライト(USB充電可能 18650x2本)
光の照射角度(範囲)を調整できるのですが、普段から一番狭い状態で使っています。
スポットライト的な光ですが、これもムラなく明るく地面を照らしてくれるので、使いやすいライトです。
ヘッドライト(単3乾電池1本)
単3電池一本で使うヘッドライトですが、長時間にわたり同じ明るさを保ってくれる優れものです。
ただし、写真のとおり光量は多くないので、キャンプでの調理時など、手元を照らすような場面で使えるライトです。
キャンプ場内の移動では、周りのキャンパーさんに迷惑をかけないように、自分の足元だけをほんのりと照らしたい時には最適です。
懐中電灯(シガーソケット充電式)
予想外の明るさなのが、最近では珍しくなってきた、車のシガーソケットに挿して充電できる懐中電灯(フラッシュライト)です。
ただし、小型の割に明るさは十分ありますが、15m先を照らすと中央部に光が集中しており、その周りの光量とはムラが発生します。
遠くのものをピンポイントで照らす場合には、最も明るく使えるライトです。
森の中でのカブトムシ採集には、便利そうです!
結論!キャンプで使いやすい格安ライト
夜のキャンプで、水場などへの移動時に使うライトは、明るい方がいいに違いありません。
先ほど比較したライトから、明るかったもの2種類について、機能や使い心地なども紹介いたします。
ヘッドライト(USB充電可能 18650x2本)
リチウム電池2本を使うヘッドライトです。
光量は2段階に調節可能で、他のライトと比べた時には明るい方にしていました。
この形のライトには、光源が3個や5個ある、もっと明るいものもありますが、消費電流を抑えたいのと、少しでも軽い方が得策だろうと考えて、LED1灯式のものを選びました。
それでも、頭に装着した状態で真下を向くと、ライトの位置がずれそうになることがあるので、軽さを求めておいて正解でした。
リチウム電池ボックスは、ベルトの後ろ側にあります。
格安にもかかわらず電池付き!という超お買い得のものを選びましたが、電池容量はお値段なりで、若干少なめに感じます。
一泊キャンプでたまに点灯する程度であれば充分に使えますが、一晩中使いたいのであれば、容量(mAhで表示されるもの)が多い18650型の電池を、別途入手したいところです。
ちなみに18650型の電池は、
- 直径18mm、
- 長さ65mmで、
- 電圧3.7V
の充電式電池で、単3型の乾電池に似ていますが、まったく違うものです。
電池ボックスのさらに後ろ面には、赤色のライトが装着されています。
車のテールランプのようなイメージで光るので、暗闇でも自分の位置を遠くから視認してもらえます。
今回のキャンプでは、このヘッドライトを付けたお父さんが歩いていて、後方からテールランプを目印にして、お子さんが迷わずに走って追いつく光景に、なるほど!と利便性を感じました。
ランタン一体型ライト(USB充電式)
ネット通販サイトでもよく見かける、多機能な充電式ランタンです。
上部を持ち上げると隠れていたLEDが点灯して、ランタンとして使えます。
上部には、懐中電灯のようなLEDレンズとは別に、赤く光るレンズ部もついています。
先ほどのLEDライトの明るさ比較では、懐中電灯のようなLED部を光らせましたが、予想外に広い範囲を明るく照らせて、移動時に前方の状況をつかむためのライトとしても、充分にその機能を発揮することに驚きました。
もちろんランタンとしても明るく使えるので、このライト一つあればキャンプでは事足ります!
電池容量は、一泊キャンプの夕食時1回分という感じで、連泊しなければ充分です。
食事の後は焚き火の炎や星空を楽しむようなキャンプでは、使いやすいライト(ランタン)です。
<後日のお話>
先ほどのランタン型ライト、テントの中でも雰囲気よる楽しみたくなったので、少し改造して、炎で光るLEDランタンにしてみました。
明るさよりも雰囲気に重点をおいたライトになりましたが、テント内で使うには充分な明るさで、焚火の雰囲気を演出してくれています。