皆さまキャンプ楽しまれていますか?
キャンプの醍醐味といえば焚火ですよね~
そんなキャンプの雰囲気をお部屋に持ち込んでみましょうシリーズのパート2として、丸いフロアアンプに焚火を閉じ込めてみました。
キャンプ場に瞬間移動
今回お部屋に追加した、自称「お部屋でキャンプファイヤー」は2作目です。
以前に作ったフロアランプの全貌は、こちらです。
ランダムな炎の雰囲気をLEDで表現したもので、暖炉がない部屋ですが、炎に見とれる至福の時間を与えてくれます。
スイッチをオン・オフするだけの手軽さも、めんどくさがりの私にピッタリ!
このフロアランプは、お部屋の片隅で夜のキャンプ場の雰囲気を演出してくれているのですが、使い続けているうちに、なんだか寂しさを感じるようになってきました。
ソロキャンプ好きの私といえども、焚火が一か所しかないのは物足りない...
そこで、もう一台の焚火台らしきものをお部屋にお迎えすることにします。
...と決意してしまうと、自作したい熱が盛り上がってきました!
炎の住処
炎のダンスをお部屋で表現することは決めましたが、悩ましいのが「何に炎を閉じ込めるか?」です。
以前に円筒形のものを作った時には、これだ!というフロアランプをIKEAで発見することができました。
そこで今回も、イメージに合致するものとの出会いを求めて、IKEAを散策してみました。
ショールームを抜けて、ランプコーナーに入ったところで、目に飛び込んできたのは...
フロアランプではなくランプフードですが、何かを訴えかけてきます。
これが床置きでも自立するなら、フロアランプにしてもいいのでは?
特に、右から2つ目の丸いフードは、そのシンプルな形に惹かれるだけでなく、以前に作った焚き火風フロアランプと材質感も同じです。
このランプフードに炎を入れて、フロアランプにしてしまいましょう!
炎を生み出す
IKEAから帰宅したら、さっそく今回のランプの肝となる「炎」を生み出す光源を作ります。
まずは、ゴソゴソと材料を準備しましょう。
紙の筒は、食材用ラップの芯です。
これをもう少し細く丸めなおすことで、ランプの中で直立する柱として再利用します。
テープ状のLEDと黒いボックスが、光源を作り出す部分になります。
ボックスの中には、直流5Vの電源回路と、マイコンが入っています。
これらの光源の作り方は、以前に作った円筒形のフロアランプと、LEDの高さを除いて一緒です。
回路図やプログラムについて、もっと詳しく知りたい!と思っていただけた方は、過去記事にて紹介しているので、ご参考にしてください~
さてさて、今回のフロアランプ制作を続けます。
黒いボックスの中に、炎を作り出す制御部分を収納したら、次にラップの芯から作った柱に、LEDテープを貼り付けます。
テープをハサミで4分割して、柱に貼り付けました。
この4分割されているLEDテープを、電線を仲介してハンダ付けで繋ぎなおしたら、IKEAのランプフードの中に紐でぶら下げて、フロアランプの完成です。
入魂しましょう
それでは、ランプフードからフロアランプに生まれ変わった焚き火ランプを、点灯してみましょう!
どうですか?
炎っぽく見えません?
先入観で他が考えられなくなるタイプの私には、焚き火の炎と同じに見えます!
炎パターン以外にも、いろいろな光り方のプログラムを入れておいたので、気分に合わせて変えられます。




予期せぬ発見ですが、丸いランプなので、惑星のような光り方も良い雰囲気になります。
お部屋での気分は、キャンプ場から宇宙へと旅立ちました〜
しばし丸い光を楽しんだのちに、せっかくなので筒状のフロアランプとならべてみました。


この統一感、思惑通りです。
なんだか親子みたいですね〜
赤色の炎も良いのですが、青色の炎もお気に入りで、お部屋が深海のような雰囲気になります。
お部屋にいながら、キャンプ場から宇宙にも深海にも連れていってくれるランプって、凄い!
...と自画自賛。
ミニチュア キャンプ場
それでは! 完成したフロアランプを配置した、キャンプなお部屋を紹介してみます。
「アウトドアの雰囲気を、お部屋で再現」をコンセプトにしていますが、自分の中に「やりすぎは良くない」と訴えるものがあり、ほどほどにアウトドア感をだしています。
つまり、部屋でテントを張るようなことは、自主規制!
そのため、キャンプ用のチェアが常設されている他には、森の中にいるような感覚を誘うために、観葉植物とフェイクグリーンのスクリーンを置いているにとどめています。
それでも、炎のフロアランプのおかげで、夜にはジャングルな雰囲気に一変します。
光の視覚効果は大きいですね〜
キャンプでの焚き火時間のように、飲み物を片手に、リラックス姿勢で沈思黙考できる空間です。
あえて足りないものをあげるとしたら、大自然の中で感じる空気の流れ、つまり風の揺らぎです。
...と気付いてしまうと、もう風のことが頭から離れない...
焚き火の雰囲気を楽しみながら、部屋で自然風を再現する方法について、まったりと考えてみます。
良い案を思いついたら、次作「お部屋でキャンプの風」編に続けますね。