ソロでたのしむ

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タイでキャンプ。日本と同じ雰囲気のキャンプ場でリラックス!

こんにちは。ご無沙汰しておりました〜

もう3年以上キャンプに行っていませんでしたが、久しぶりに、しかもタイ王国では初めてのキャンプに行くことができました。

タイでのキャンプのイメージを皆様にお伝えしたいので、久しぶりにブログ更新してみますね!

タイでキャンプ。日本と同じ雰囲気のキャンプ場でリラックス!

 

タイではグランピングが一般的?ではない!

タイ王国に来て数年が経過したのですが、これまで日本から持ってきたキャンプ道具を使うことはありませんでした。

インターネットで「Thailand Camp」を検索すると、いわゆる至れり尽くせりのグランピングのキャンプサイトは多くヒットするのですが、ソロ用テントを持ち込んで焚火を見ながらまったりと時間が過ぎていく~という雰囲気のキャンプ場の情報が少なく、そのため一人でキャンプに行くことができずにいました。

そして、とうとう今年になってタイ人から、

「キャンプ行ってみない? テント持っている?」

と招待されて、もちろん即答でご一緒させていただけることになりました。

さて、一般的なタイ人は、どのようなキャンプ場で、どのような雰囲気のキャンプをしているのでしょうか? 楽しみでなりません!

テントの有無を聞かれたということはグランピングではないですね!

CAMP MORE

バンコクから車で3時間ほどの、スパンブリ(Suphanburi)の北西部に位置する湖、Lam Taphoenの周りには、たくさんのキャンプ場が点在しています。

「タイでキャンプしてみたいけど、日本みたいなキャンプ場ってあるのかな?・・・」

という疑問を抱えている皆様、ご安心ください!

この後で詳しく紹介させて頂きますが、日本での一般的なイメージと同じと言っても良いキャンプ場もあります。

さて、湖の周りにいくつもあるキャンプ場から、今回キャンプ好きタイ人が選んでくれたのは、CAMP MORE です。

maps.app.goo.gl

日本語にすると、「もっとキャンプに行こうよ〜」という感じでしょうか。

盛り上げてくれるネーミングで、行く前から◎評価です。

日本と同じ雰囲気のタイのキャンプ場

移動も楽しみながら

バンコクからキャンプまで3時間の道中、せっかくなので!という事で、スパンブリの中心部に寄り道します。

スパンブリは、実は今回キャンプに誘ってくれたタイ人の故郷だそうで、

「ここには何もない。ははは」

なんて言いながらも、歴史的背景を説明してくれながら、いくつかのお寺とモニュメントを効率的に巡ります。

特に記憶に残ったものだけ紹介させていただくと、まずはドーンチェディー記念塔

400年くらい前にミャンマー付近の勢力との戦いに勝った記念で建てられたレンガ積みの塔の一部が、この新しい記念塔の中に保存されています。

当時の勢力変遷や、ゾウに乗って戦った様子のジオラマも展示されていて、なかなか面白かったです。

ちなみに当時の戦い方は、ゾウが組み合った状態で、その上の人が槍で攻撃しあっていたようですが、組み合った時に頭が下になったゾウの方が有利だそうです。

上側のゾウは、その頭が邪魔になるので、首付近にまたがった人はヤリで相手を攻撃できない・・・ナルホド〜

 

もう一ヶ所、写真で紹介させていただくのが、Dragon Descendants Museum(昇竜博物館)です。

少し遠くからでも目を引く大きな龍のモニュメントですが、少し結社的な要素があるようで、

「外から見ておくのはいいけど、入場料を払って博物館に入る価値はない」

とタイ人が断言していました。

承知しました!


他にも、写真は撮りませんでしたが、中心部から少し北側にいった場所にあるSam Chuk Marketという市場は、遠くからタイ人が来るぐらい有名だそうです。試食させてくれるお店もたくさんあって、いろんな味を楽しめました。

総括すると、お寺の巡礼地で、ゆっくりと時間が流れている町ですが、タイの歴史を学んだり文化に触れたりできる場所です。

隣のアユタヤ県は古の都ですが、その衛星都市といった感じですね。

 

CAMP MORE

朝8時にバンコクを出発したにもかかわらず、途中で朝食と昼食をとりながらタイの歴史に触れる寄り道をしたので、最終目的地のキャンプ場には夕方に到着しました。

タイの芝生のテントサイト

フリーサイトには、既に他のキャンパーが数組いらっしゃいますが、サイトが広いので場所は選びたい放題です。

カヤックも入場料金(リーズナブルです!)に含まれていて、使いたい放題だそうです。

タイのキャンプ場でカヤック

この日はあと30分ほどで日が沈むので、テント設営と夕食準備を優先して、カヤックは次の日の楽しみにしておきます。

地平線の太陽と競争しながらタープ設営〜

タイのCAMP MOREで、夕日の設営

芝生の地面は思いのほか硬く締まっているので、細い金属ペグがいいですよ!

みんなで協力してタープ設営したら、久しぶりの、そしてタイでは初のNEMOテントが登場!

NEMOテント in Thailand

キャンプ場の夕食セット

夕食は、タイ風ジンギスカン&シャブシャブの「ムカター」です。

キャンプ場から、炭付きフルセットを有料でお借りできるのですが肉(豚)と焼肉のタレが少なめなので、ここに来る途中のスーパーで追加の食材などを大量入手しておきました。

早速始めましょう〜

タイで、焼肉&しゃぶしゃぶ キャンプ

このムカター用の鍋は、日本で見慣れたシャブシャブ用の鍋に似ていますが、真ん中がジンギスカン鍋のようになっています。

足して2で割ったという表現がわかりやすいかな。

水面下で水炊き、真ん中の小島で肉を焼きながら、どちらも美味しく頂きます。

そして中盤になってきたころ、牛肉の炙りも作ってくれました。

キャンプで牛肉の炙り

まな板が焼けてしまうのでは?という心配は横に置いておいて...これがまた美味しい!

あっという間に満腹になりました~

お腹がいっぱいになると夢の世界が恋しくなる私は、早々に戦線離脱してテントにGo!

おやすみなさい~

この後、若いタイ人の皆様は、夜中の1時まで話が尽きなかったそうです。

朝のエクササイズ

そして最長老の私は、いつもどおり4時半に目が覚めます。

日課の起床エクササイズは、狭いテントの中でもできる項目だけを軽めにして、使いたい放題のシャワーで汗を流したところで、空が白み始めました。

さっぱりした状態で、河畔に行って遠くの鳥の声をきいていたら、穏やかな湖面にカヤックを漕ぎ出してみたくなりました。

ちなみに、私は日本でカヤックを所有していて、天気さえ良ければ毎週のように海で浮いていたので、どこまでが安全かの想像がつきます。。。と先に言い訳しておきます。

ライフジャケットも体にぴったり合うように調節して装着しましたよ~

それでは、早朝の湖を独占しに行きましょう!

湖上からキャンプ場を望む タイ CAMP MORE

皆様を起こさないように、静かにパドリングしながら出艇~

途中で、キャンプサイトからの距離を確認しがてら、写真をパシャリ。

ときおり小魚が跳ねる湖面で、浮いている感触を楽しみながら、ゆっくりと進みます。

あっという間に、周りが明るくなってきました。

タイの朝日にたたずむキャンプ場をカヤックから撮影

ちょうどいい時間に浮くことができましたね。

綺麗な朝焼けにたたずむキャンプサイトも美しい~

しばし浮遊感を楽しんだのちに、帰りも静かに湖面を進んで、接岸しました。

まだ皆様寝ていらっしゃるようですが、キャンプサイトはもう明るくなっています。

タイでキャンプ CAMP MORE

もう一度シャワーを浴びようかと思いましたが、決断する前に、皆様ごそごそと起きてきました。

なんでも寒くて起きてしまったとか。

気温は20°Cくらいですけど...タイ人にとっては寒い部類に入るらしいです。

レストランで朝食を

グループキャンプの場合だいたい一人はいるバリスタ係が煎れてくれたコーヒーをいただいたのちに、キャンプ場のレストランで朝ごはんを注文します。

タイのキャンプ場の朝ご飯

写真の上の方のプレートは、タイでは一般的に「アメリカン」と言われています。

ケチャップライスをアメリカンと言っていいのか悩んでしまいますが、タイ人いわく、タイで入手できる材料でアメリカ人の嗜好に合うように工夫した結果生み出されたプレートだそうです。

懐かしいお子様ランチみたいで、私もたまに食べるアメリカン プレートですが、この日はタイ料理をいただきたかったので写真右下のガッパオを注文します。

ガッパオと相性抜群の目玉焼きは、別のお皿に載って後ほど登場しました。

写真中央のスープもみんなでシェアして、ぜんぶ美味しくいただきました。

ソロキャンプの場合、のちの撤収のことを考えると朝ごはんは簡単なものになりがちでしたが、レストランでしっかりとした朝食メニューをいただけるのは嬉しいですね~

撤収

キャンプは初めてなのでは?と想像しつつお誘いいただいていたようで、私に配慮してグランピングにしようか?という案も当初はあったそうです。

全員がキャンプ道具を持っているということもあり、最終的にフリーサイトでのキャンプとなりました。

そして選択いただいたのは、日本と同じどころか、むしろ快適すぎるキャンプ場で、何もかも楽しめました!

私の装備やロープワークにも合格点をいただけたようで、撤収しながらの会話でもう次のキャンプ地が決定していましました。

気が合う人達とリラックスして楽しめたタイ初キャンプだったので、二回目が楽しみです。

久しぶりのNEMOテントをタイで使いましょう

もう一つ、どうしてもタイでやってみたいのが、ハンモックキャンプ!

今回はちょうどいい木がなかったので設営を見送りましたが、次回はHennessy ハンモックが張れるキャンプ場だといいな~