アウトドアで使いやすいキャンプ用のチェア、アウトドアでくつろぎの時間を過ごすための必須アイテムです。
最近のキャンプ場では、上の写真のような形のものを多く見かけます。
見るからにコンパクトで軽そうなこのキャンプ用チェア、私もお手頃価格のものを一脚欲しくなり、とはいえ何でもいいという訳でもなく、少しこだわりを持って選んでみました。
- キャンプでの必須アイテムのチェア(椅子)
- さらに軽い荷物でキャンプがしたい
- コンパクトチェアへのこだわり
- こだわりのキャンプ用チェアを入手しました
- 座り心地に加えて携行性もアップ
- ハイチェアも入手しました
キャンプでの必須アイテムのチェア(椅子)
キャンプでゆっくりと自然の中での雰囲気を楽しんでいる時、そのほとんどの時間はチェアに腰掛けている気がします。
グループでキャンプに行くと、それぞれが違ったお気に入りのチェアを持ち込むので、座り心地を比較しあったりすることもあります。
上の写真で、左のものが数年にわたり愛用しているロースタイルチェアです。
囲炉裏スタイルの場合や、ソロキャンプ用の天井が低めのテント前で座る時に、地面に近くてちょうどいい高さで気に入っています。
さらに軽い荷物でキャンプがしたい
愛用しているロースタイルチェアですが、コンパクトに収納できるにもかかわらず、鉄素材のフレームのため2kgほどある重さが気になるようになってきました。
特に、移動に車を使わないキャンプの時には、少しでも荷物を軽くして疲れないようにしたくなります。
そこで、アルミフレームで1kgくらいの重さのチェアも追加入手して、キャンプスタイルによって使い分けてみることにしました。
コンパクトチェアへのこだわり
先ほど紹介した、私が数年使っているロースタイルチェアは、鉄パイプの関節部にプラスチックの部品が使われています。
実はこのプラスチック部品、2年ほど使っているうちに割れてしまい、アルミの板で補修して使い続けています。
過去に、ディレクターチェア形状のものでも、プラスチックの接続部が補修できないほど割れてしまったことがあり、耐久性や強度上、この部分がキャンプ用チェアの弱点部だと思われます。
多くのメーカーのものから選ぶことができるアルミフレームのコンパクトチェアですが、選択に際して骨格にプラスチックが使われていないことを条件にしたいと思いました。
有名メーカーのものを含めて、この形の軽量チェアのほとんどは、アルミパイプの骨格が交差する部分が、プラスチックのジョイントで構成されています。
しかし、座った状態で最も力が集中しそうな部位なだけに、プラスティックだと不安が残ります。
そこで、このジョイント部がアルミなどの金属で作られたものから、次のキャンプ用チェアを選んでみます。
こだわりのキャンプ用チェアを入手しました
アルミの脚の接続部が金属でできているコンパクトチェアを探しはじめましたが、あれこれ選べるほど多くのものは見つかりません。
ネットショッピングで売られているキャンプ用チェアの、関節部の写真を凝視し続けて、ようやくみつけることができました。
プラスチックを使わずに、アルミのパイプやジョイントだけでフレームが作られているNaturehikeさんの、アウトドアチェアです。
その構造を、組み立てながら紹介してみます。
収納袋から出してみます
約1kgのチェアは、無地の収納袋に収納されています。
袋の両端にはループが縫製されていて、椅子を組み立てる時にアルミパイプに通して一体化することで、小物入れにもなります。
適度に強度がありそうな収納袋は、大きさに余裕があるので、チェアを袋に収納する時も楽に作業できます。
アルミフレームを組み立てます
チェアのアルミフレームは、ドーム型テントのポールのように、バンジーコードで一体化されています。
そのため、収納袋から取り出して持ち上げてみると、あっという間にほぼ自動で骨格が組みあがりました。
上の左側の写真は、脚の構造をわかりやすくする為に、片側のフレームだけ、かるく折りたたんでみました。
背もたれ部分となる、いちばん長いアルミフレームだけは2節で、他のフレームは1節の差し込み構造です。
アルミフレームにシートをセットして完成
最後に、シートとなる布の四隅の袋形状に、フレームの上端末4カ所を差し込んで完成です。
選択する際にこだわった、体重によって力が加わるフレームジョイント部は、太めのアルミパイプに金属だけでしっかりと固定されており、これなら不安なく使えそうです。
座り心地に加えて携行性もアップ
これまで使っていたロースタイルチェアに比べて、約半分の1kgくらいまで軽くなっただけでなく、収納状態もひとまわりコンパクトになりました。
中型のリュックにも無理なく収まるサイズなので、キャンプだけでなく、いろいろなアウトドアのイベントにも躊躇せずに持っていけます。
ハイチェアも入手しました
座り心地も申し分なく、快適に使っているアルミフレームのローチェアですが、あまりの気持ち良さに眠り込んでしまうことが多々ありました。
ローチェアだと、うたた寝した場合には、頭がかくんっと垂れ下がって、目が覚めることがあります。
気持ちよく寝ている時には、そのまま夢の中でゆっくりとしていたいので、さりげなく頭を後ろから支えてくれるようなハイチェアも入手しました。
実際に使ってみて感じたのは、ハイチェアの安定性が予想外にあること!
私が使っているローチェアよりも太いアルミパイプが使われているので、剛性感もあります。
うたた寝してても安心で、椅子から落ちてしまったり、椅子ごと倒れる不安はありません。
キャンプや釣りに行く時に、設営スタイルや昼寝の予定有無などでハイ/ローチェアを使い分けていますが、どちらも満足の座り心地で疲れることがないので、長時間にわたってくつろいでいます。