キャンプの料理で使うバーナーやストーブ、いろいろな種類があって、選ぶ時のポイントがわかりにくいですよね!?
そこで、ひとまず入手しやすいCB缶(カセットガス)を使うタイプに限定して、各社のバーナー を、カタログ諸元値などの数値で比較してみたいと思います。
バーナーの種類と一覧表
家庭用のカセットコンロで使うCB缶(カセットガス) は、ホームセンターやスーパー、コンビニなど、どこでも入手できるので、キャンプで使うのにも便利です。
キャンプで使う場合、余程の寒冷地や高所でなければ、CB缶タイプのバーナーで充分の火力が得られます
CB缶タイプのキャンプ用バーナーに限定しても、数社のメーカーがあって種類も多いのですが、その中から自分のキャンプスタイルに最もあった物を選びたいところです。
そこで、わかりづらくなっているバーナーの違いを一目瞭然にするために、一覧表にして比較してみます。
最初に各社のCB缶バーナーを、その本体重量の軽い順に並べてみました。
メーカー 製品名 |
本体 重量 (g) |
|
イワタニ ジュニアコンパクト バーナー |
274 | |
ユニフレーム ミニバーナー |
320 | |
ソト レギュレーター ストーブ |
350 | |
ソト G-ストーブ |
380 | |
ユニフレーム セパレートバーナー |
450 | |
ソト シングルバーナー |
640 | |
スノーピーク HOME&CAMP バーナー |
1,400 | |
イワタニ カセットフー アウトドアこんろ タフまる |
2,400 |
カセットコンロでお馴染みのイワタニは、コンロ型のものだけでも数種類ラインナップしていますが、今回はその中でも、キャンプに似合うアウトドアこんろだけを比較表に記載しています。
重量以外のカタログ数値は、下の表になります。
これらのバーナーを、キャンプで重視するポイント別に数値で比較して、それぞれで最も使いやすそうなものを選んでみます。
軽量、コンパクトに持って行きたい!
ソロキャンプやミニマムキャンプを楽しむ場合は、バーナーといえども、軽くて小さく収納できるものを選びたくなります。
下の表は、一体型のコンパクトバーナーを、収納サイズの容積(カタログ値のLxWxHで算出)順に並べてみました。
キャンプ料理に幅広く対応できる熱量を確保しておきたい場合は、最軽量のイワタニ ジュニアコンパクトバーナーが優秀ですね!
ゴトクが大きく広がるので、一般的な5合炊きの丸型飯盒よりも大きい、直径18cmまでの鍋に対応していることもポイントです。
バックパックなどへの収納力にこだわる場合は、他のものと比べて容積が半分以下と格段に小さい、ソト G−ストーブがおすすめです。
火力(最大発熱量)が他より少ないことが気になるかもしれませんが、風防効果がある構造のおかげで、ソロキャンプでは十分な火力です。
私がよくやるソロ天ぷらでも、まだまだ余裕を感じながら使うことができます。
大鍋クッカーを使いたい!
アルミやチタンのクッカーで大きめのものといえば、直径20cm以上の大鍋の形をしたものがあります。
特に寒い季節は、キャンプでも鍋ものを食べたくなりますよね!
CB缶を使うバーナーの場合、そのような大鍋を扱うのであれば、バーナー部とCB缶をチューブで繋ぐような、セパレート型のものが必要になります。
軽さ重視ならユニフレーム セパレートバーナー、鍋物料理などでの火力(発熱量)を重視するならソト シングルバーナーですね。
ダッチオーブンを使いたい!
幅広く料理に対応できるので、キャンプでダッチオーブンを使う人も多いですね!
スモークチップを使って手軽に燻製をする時にも、便利に使えます。
ソロキャンプで使うような小さなダッチオーブンもありますが、煮込み料理などを豪快に作りたい場合は、大きく重いオーブンを使うことになります。
料理に焚き火や炭を使わない場合は、ダッチオーブンの大きさと重さに応じたバーナーも必要になります。
ダッチオーブンとともに荷物になってしまいますが、料理中心のキャンプを楽しむなら、卓上コンロ型のバーナーを準備しておく手も有りですね。
スノーピーク HOME&CAMPバーナーは、変身メカニズムでコンパクトに収納できるので、アウトドア料理にはこだわりたいけど、荷物も増やしたくない!という方にピッタリです。
美味しいものを作りに、アウトドアへ!
カタログ数値で比較しながら、CB缶が使えるバーナーを紹介させていただきましたが、キャンプスタイルに合ったバーナー選びのお役にたてたでしょうか?
お気に入りの使いやすいバーナーで、美味しいキャンプ料理を楽しみたいですね!