オフロードバイクは丈夫?
バイクは、転んだもしくは転がしただけで、何かしらの部品が壊れます。傷だけで済めば、いい方です。
オフロードバイクの場合、転んで上手くなる?ためなのか、転倒する事を前提作られていて比較的に壊れにくい構造になっています。
しかし保安部品だけは、保安基準に則って装着されているので、転倒したときに当たり所によっては簡単に壊れてしまいます。
保安部品の中でも、私が特に頻繁に破壊するのがミラーです。転倒する事が事前にわかっているクローズドコースであれば走行前に取り外すのですが、公道で移動するツーリングの場合は、外しておくわけにはいきません。
そのため、家には破壊したミラーの残骸が散乱しています。
つい先日も、低速で土手を登る練習をしていて、エンジンストール時にやってしまいました。
破壊したミラーたち
今回を含め、破壊したオフロードバイク用ミラーの代表選手です。10mmの正ネジボルトのもので、この写真の他にもありますが、どれも鏡面が破損しており、部品をかけ合わせて一本作ることはできません。
原付用ミラーで暫定処置
今回ミラーを破壊した時に、「たしか一本余っていたはず」と思い出して、気分良く帰宅しました。
しかし、余っていたのは原付用のミラーで、正ネジボルトなのですが、サイズが8mmです。
少し悔しかったのと、このミラーを将来使う予定もないので、暫定処置として原付用のミラーを、オフロードバイクに付けておくことにします。
暫定ミラーの取り付け作業
ネジ径変換アダプターなんて洒落たものは使わずに、暫定処置をします。
使うのは、コの字のステーです。
このステーを10mmのボルトでバイク側に固定して、さらにミラーを8mmのナットで取り付けます。
ミラーがバイク全幅より少しはみ出してしまったので、コの字ステーをぐいぐい曲げて、ミラーをちょうどいい位置にしておきました。
手で力を加えるとフニャっとした感覚があるので振動に弱そうでしたが、走ってみると意外に後方確認できました。特に問題はなさそうなので、しばらくこのままで走っていました。
激安の折りたたみミラーを入手
いつかは可倒式ミラーにしようと思いつつも、また壊してから購入しようと思っていたら、転倒しないまま数か月も経ってしまいました。
そろそろ可倒式ミラーにしようと思い探してみると、おそらく最安値だと思われるものを発見しました。
あまりの安さに躊躇せずに注文しましたが、開封してみると機能的に悪くない作りです。
ミラーが少し大きめだと感じましたが、バイクに装着してしまえば気になることはなく、走った時の視認性も充分です。
可倒式なのでなかなか無いと思いますが、次に壊してしまっても同じものを入手することにします。