バイクで走っている時の性能向上や快適化のアイテムとは別に、バイクに乗り降りする時の雰囲気も楽しみたいと思います。
鍵をかけたままでスタートすることによる転倒などの事故を防止しつつ、気分は大いに盛り上がる「REMOVE BEFORE FLIGHT」フラッグや「INSERT BEFORE FLIGHT」キーホルダーを実際に使ってみつつ、その有用性を確認してみました!
REMOVE BEFORE FLIGHTの意味と使い方
ご存知の方が多いと思いますが、まずこの赤いフラッグ(ストラップ、リボン、タグと呼ばれることもあります)について簡単に紹介いたします。
このフラッグは、航空機が地上にあるときに、危険なものの誤作動を防止する安全ピンや、突起物でケガしないための保護カバー類に取り付けられます。
これらの安全ピンや保護カバーは地上では安全確保に役立ちますが、つけたままで飛行してしまうと逆に安全でないものに変わる為、外し忘れミスを防止するために、目立つ赤色で統一されたフラッグが使用されています。
「REMOVE BEFORE FLIGHT」は、直訳どおり「飛行前に取り外せ」の意味です。フラッグが多く使われる機体では、飛行前に全てのフラッグを取り外した事を、リストでチェックすることもあります。
バイクでの使い方
少し近寄りがたい危険な雰囲気がある「REMOVE BEFORE FLIGHT」フラッグの、キーホルダー型のものは、通販サイトなどでも入手しやすいのですが、本物に近い長めのフラッグはなかなか販売されていません。
写真のフラッグは、航空自衛隊浜松基地に隣接する広報館「エアパーク」の売店で購入しました。
赤地に映える白文字で「飛行前に外せ」と書かれているので、飛行中=走行中には使わないで駐輪中に使ってみます。
家の車庫
写真のバイクは、いつも車庫の入口近くの壁際に保管しています。
車は、バックしながらバイクの横に入庫するのですが、ミラーでは複雑な形のバイクとの距離感がわかりません。
そこでREMOVE BEFORE FLIGHTフラッグをバイクのハンドル端部にぶら下げておくことで、バックする車との位置関係がミラーでもわかりやすくなります。
もちろんバイクを動かす時は、儀式的に「REMOVE BEFORE RIDE」して、気分を盛り上げています。
ツーリング先
ツーリング先や外出先の駐輪場で、バイクのブレーキディスクロックやケーブルロック、またはヘルメットのケーブルロックなどの鍵を使用する場合があります。
そんな時に、フラッグを鍵につけておく事で、施錠したまま走り出してしまうミスを、視覚的に防止することができます。
他にも走り出す前にしておきたいことがあれば、そのことを連想させる場所にフラッグをつけておけば忘れ防止ができます。
アイデアしだいで使い方が広がりますね!
キーホルダー
ここまでは、メカ好きの心をくすぐる赤いフラッグの、「飛行前に外せ」という文面どおりの使いかたを紹介してきました。
あまりのカッコよさに、どうしてもキーホルダーとして使いたくなる場合におすすめのフラッグもあります。
調べてみると実際に航空機の世界でも、飛行前に装着しないといけないものがあるようで、INSERT BEFORE FLIGHTフラッグもあります。
本物は赤色ではないようですが、キーチェーンとしては赤色含めて各色の入手が可能なので、気に入った色で気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか。