屋外での活動には水分補給が欠かせません。
容器が空になっても洗浄の手間いらずで使い続けられるので、長時間にわたって活動する時に便利な、ハイドレーション(水分補給)用品を紹介いたします。
水分補給用品の種類
最初に、水筒など様々な水分補給用品のメリットなどを、簡単にまとめてみます。
一般的には、水筒やペットボトル
リュックやウェストポーチを携行するアウトドア活動においては、ほとんどの家庭に一本はある水筒タイプの容器での水分補給が一般的ですよね。
競技用の一部のものを除いてキャップを開閉する手間がありますが、紅茶やコーヒーなどの飲料でも気分に応じて使えます。
ペットボトルの場合、数本持っていくことが荷物にならなければ、ボトルごとに違う飲み物を楽しめますね。
両手を自由にして飲めるハイドレーションシステム
身軽な装備で、ランニングやバイクライドなどの運動をしながら、適切な水分補給をしたい場合は、背中に背負うタイプのハイドレーションシステムがよく使われています。
CamelBakの製品は(一部を除き)ドリンクの補充口が大きいので、氷を入れて保冷できたり、容器を洗うのにも便利です。
いいところ取りのハイドレーションシステム
ここからが本題です!
これから紹介するのは、水筒タイプと背負うタイプのいい所取りをした、ペットボトルをそのまま使えるハイドレーションシステムです。
宿泊をともなうバイクツーリングで使う
キャンプしながら数日間、バイクで旅することがあります。暑い日中に一気に長距離移動する場合、走行しながらチューブで給水できるハイドレーションシステムは、たいへんありがたいものです。
背中に背負うタイプのものを使う人もいますが、リュックを背負う事もある私は、背中に専用タンクを背負う事が強要されてしまうものではなく、タンクの場所を自由に選べるものにしたいと思います。
また、毎日キャンプ地でタンクを洗浄するのはいいとしても、しっかり乾燥させないと、においなどが気になってくるのも避けたいので、タンクだけでも使い捨てにしたいところです。
そこで、チューブのみでペットボトルなどに接続できるものはないかと探してみると、ありました!
このハイドレーションシステム、タンク部分は付属しませんが、ペットボトルなどのキャップと互換のアタッチメント3種類が付属します。
アタッチメント側のチューブ端は、中にひと周り小さいチューブが入っていて、接続するボトルの深さに合わせて調整できるので、だいたいのボトルなら底から吸い出すことができるようになっています。
私はペットボトルしか使っていませんが、ツーリング中は、休憩する毎に新しいペットボトルを購入して付け替えています。
その時の気分で違う飲み物を、常に冷蔵庫から出したての冷たい状態で交換できる上、タンク部分の洗浄は不要なので長期ツーリングでは強い味方です。
ちょっとしたカスタマイズ
たいへん便利なペットボトルを使えるチューブですが、体やリュックへの固定器具は付属していません。
そこで100円ショップで、クイックドロー風のカラビナを入手してきて、カラビナが通っていたベルトの穴形状部分を、チューブに装着しました。
飲み口キャップとチューブを繋いでいるワイヤーは、中間にゴムコード(バンジーコード)を入れました。
水分補給したい時に、キャップを外そうとして強い力で引っ張ってしまっても切れにくくなり、キャップを紛失する可能性が減ります。
またキャップが常にチューブの端末付近にあるので、片手でキャップを戻す作業も簡単になりました。
チューブだけで、洗浄と乾燥のメンテナンスも楽なので、日帰りの短距離ツーリングなどの行楽でも気軽に持ち出して、ウエストポーチやボディーバックにペットボトルを入れて使っています。