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フロントアップテクニックでオフロードバイクの走破性をあげるためのウイリー練習

 

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オフロードバイクでもっと自然を楽しみたい。そのためのテクニックを磨く目的でのウイリー練習について紹介いたします。

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自然には障害物がいっぱい

オフロードバイクで大自然に分け入っての散策、休日になると多くのライダーが楽しんでいます。

そのような場所で遊んでいてよくあるのが、「あの絶壁の先に行ってみたい」とか、「あの岩さえクリアできれば先に進める」というシーンです。

私は何度も泣く泣く引き返してきましたが、上手いライダーがフロントアップを自在に使いこなしながら簡単そうにクリアしていくのを見て、自分もフロントタイヤを上下方向で操れるようになりたいと思いはじめました。

フロントアップを自在に操るために

とは言え、バイクの前後姿勢を操ったことは皆無なので、フロントタイヤを上げることには恐怖心がつきまとい、ねらった高さまで上げるどころではありません。

距離の短いジャンプであれば、飛び出し時だけアクセルコントロールと左右バランスの制御をしておけば空中で前後転や横転する事はほぼない(というより初心者にはほぼ無理)なのですが、フロントアップとなると後輪の駆動力を操るのと左右方向のバランスをとるという2方向を、同時に制御し続けることになり、頭の中が真っ白になってしまうのも一因です。

そこで、ウイリーができるようになれば、体が勝手にバランスをとれる筈だと考え、恐怖心と戦う一歩を踏み出すことにしました。

ウイリーの練習

ウイリー練習用のバイク

せっかくの決意が薄れてしまわないうちに、

  • 中古で安く
  • ウイリーしやすくて
  • 壊れにくい

練習用バイクを入手してしまいます。

ネットで調べたところ先人達がよく使っていて、また小さいので恐怖心が少ない、XR100モタードにします。行きつけのバイクショップにあった2台の中古車のうち1台を入手しました。

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ウイリーの練習用なので、ステップを可倒式のものに変更して、キャブレターのフロート室から溢れたガソリンのキャッチタンクを付けておきます。

ウイリー練習用の装備

先人達の教えから、練習中にケガしやすい事がわかっています。どうやら上半身よりも下半身のケガのほうが多いようです。

上半身のガード

上半身はコミネのプロテクター付きメッシュジャケットでガードしておきます。

www.solocamptouring.com

下半身のガード

下半身は、ヒップ、ひざ、足首をガ-ドします。

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左から、ヒップ、ひざ、足首に使っているプロテクター

ヒップ用のプロテクターは、本来は肘用のものです。ウイリーで怖いものの一つがしりもちですが、しりもち時に身を守る為のプロテクターは見当たらなかったので、肘用のものをオフロードパンツの中に入れて使っています。

ウイリー練習中に数回失敗してしりもちをつきましたが、バイクのハンドルが折れるしりもち事故でもプロテクターのおかげで尾骶骨(びていこつ)は無事でした。

ひざのプロテクターは、オフロードバイク用の一般的なものです。

足首用のものは、コミネの足首プロテクターで、初めてのウイリー練習にはおすすめです。

持続してウイリーするためには、リヤブレーキペダルの使い方を習得することが重要ですが、オフロードブーツは足首が硬めで動かしづらいので、慣れていないと微妙なリヤブレーキが難しいです。

私は、ブーツではなく足首の動かしやすい安全靴を使うかわりに、コミネのプロテクターで足首をガードしました。

ウイリーの練習方法

インターネットで調べてわかった先人たちのアドバイスを参考にして、我流で、そして一人だけで練習しました。

ウイリーしている夢を見るほど寝ても覚めてもウイリーのことばかり考えていて、週末になれば練習場所でビデオ撮影して数分ごとにフォームや角度を確認したりして必死でした。

そんな私が、直線ウイリーができるようになるまでを振り返って、その練習ステップを紹介いたします。

これから始める方は、とにかく無理せず安全第一で、習得までに時間がかかってもいいので、ケガせず少しづつ上達していくことを強くおすすめします。

また、音や視覚で絶対に迷惑にならない場所で、それでも人が通りそうであれば練習を中断する等、周りへの配慮が必要です。

前輪を上げてみる

エンジンがかかっているバイクを1速ギヤで停止した状態で、左足を地面につけて、右足はリヤブレーキをかけた状態にします。

前輪をエンジンの力だけで上げるために、リヤブレーキを解除したら、次にほぼ同時に

  1. アクセルを開けて、
  2. クラッチをポンッとつなぎます。

この時、右足はいつでもリヤブレーキを踏める状態を継続します。

最初はただ加速するだけですが、前輪が上がるようになってきたら、少しでも怖い!と思ったらリヤブレーキを踏みます。左足は地面に軽く接触し続けて、左右バランスをとっておきます。

ある程度前輪があがってもリヤブレーキでゆっくりと下ろせるようになり、怖さがなくなってきたら、無意識にリアブレーキを使えるようになってきていると感じます。また、前後方向のバランス点と感じる高さ(角度)がわかってくるので覚えておきます。これができたら次のステップに進みます。

左足もステップにおいて、前輪を上げてみる

エンジンがかかっているバイクを1速ギヤで超低速走行します。クラッチは切った状態で、半クラッチとリヤブレーキで超低速での安定走行状態を作り出だします。

超低速で左右のバランスが取れている状態から、前輪をエンジンの力だけで上げます。その直前まで超低速を作り出すために働いていた右足のつま先は、リヤブレーキペダル上で臨戦態勢にあり、いつでもリヤブレーキを踏める状態です。

怖いと思ったら躊躇なくリヤブレーキを踏んで落とす事を繰り返し、前後のバランス点を超えない範囲で徐々に高く前輪を上げていきます。

まだ距離は延ばさなくていいので、前後のバランス点までゆるやかに前輪を上げて、ゆるやかに前輪を落とすことが恐怖心なく安定してできるまで練習します。これができたら体がリアブレーキの使い方を覚えていて、考えなくても右足が動くような感覚です。

オフロードバイクでのテクニックを磨いて走破性をあげるためのウイリー練習
オフロードバイクでのテクニックを磨いて走破性をあげるためのウイリー練習

距離を伸ばします

ウイリー中のバイクの前後方向(角度)をコントロールできるようになってきたので、あわせて左右方向のバランスもとる練習をして距離を延ばします。

ここでは軽い上り坂で練習すると、簡単に前輪があげられてバランスをとることに集中しやすいので、おすすめです。

左右バランスのとりかたは、ハンドルへの体重のかけ方や、ステップへの力のいれ方、脚(膝)を開いたり閉じたりなどから、やりやすい方法をさがします。

登り坂で距離がでるようになったら、平坦なところで練習してみます。

平坦路でも距離がでるようになったら、もう直線ウイリーはできるようになったと自信が持てます。


おっさんの直線ウィリー練習記録

では、障害物の向こうまで行ってみます

直線ウイリーができるようになって、オフロードバイクで遊んでいて遭遇する倒木や段差や岩をクリアーできる確率が断然高くなりました。トコトコ林道ツーリングでも、ワダチの対処方法に幅がでてライン取りしやすくなりました。

公道でバイクに乗る時には全く役に立ちませんが、オフロードを走る時の余裕感に、練習しておいて良かったと思います。