ソロでたのしむ

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DDハンモックの4m×4mタープで、雨天時でもテントまわりは快適空間

DDタープで雨でも快適キャンプ

肌寒い気温の雨の日に、ソロキャンプに行ってきました。

こんな天気の時でも、大きめのタープが一枚あったので、テント本体の濡れ(湿り)具合が激減して、快適性が大きく向上しました

ヘキサ形状のタープでは、テントの出入り口付近に設置するパターンをよく見かけます。

それとは違う、雨の日に強いタープの形状と設置方法を、そのメリットとともに紹介してみたいと思います。

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雨の日のテント設営

雨の日にテントを設営する場合、まずは水が流れ込まなくて、たまりにくい場所を選ぶと思います。
野球のピッチャーマウントみたいな地形だと最適ですよね。

そして、テントを設置したら、それを覆うように、上空にタープを設置します。

写真ではテントの頂上部がタープと接していますが、可能であればテントとタープの間に隙間を作って、露がついても乾燥しやすくします。

今回は、タープの、写真では奥の方が、地面に近い位置にしか固定できず、テント上部に充分なか隙間をつくれませんでした。

ここで大事なのが、タープの上に、水たまりを作らないことです。

写真では、タープはずいぶん傾けて設置していますが、これでも一番低いところは、何の工夫もしていないと水がたまりやすくなっていました。

水たまりになるポイントができてしまうと、重さでタープが垂れ下がってくるばかりでなく、ある程度たまった時に、一気に勢いよく水が流れ落ちることがあり、跳ね返りのドロ水などで、テントが濡れたり汚れてしまいます

今回のキャンプでは、最終的にタープのもっとも地面に近い所にペグを追加して、強制的に排水する場所を作りました。

雨の日のテント設置方法 無風の場合

大きめのタープを設置すると多くのメリットが!

①テントのまわりに、濡れずに歩けるスペースを作れる。

ペグの打ち直しが必要になった場合などのテント周りの作業時に、濡れずにテントまわりを一周できるメリットは大きいです。

ちなみに私は「うまく排水できているか」など、1時間に一回程度、テント周りをパトロールします。

②テント周辺の、地面の濡れ方をコントロールできる。

タープから落ちる水と地面の水を排水する経路を、上手に作ることができたら、テントの前室付近が乾いている状態を保てるので、地面にグランドシートを使って座り込む事も可能です。

③雨がテントに直接当たらないので、少しは静かに。

私は寝りが浅いので、夜中に雨音で起こされることがありますが、テント上空のタープで受け止める雨音は、テントに直接当たる音よりも、少し小さな雨音になって聞こえる気がします。

④撤収時が雨でも、テントは乾いた状態で収納できる可能性が高くなる。

今回は撤収時も雨が降り続いていましたが、タープの下で、テントについてしまった水滴は拭きながらですが、乾いた状態でテントを収納できました。
タープは帰宅後に乾かすことになりますが、形が平面なので物干しやロープにかけるだけでよく、立体的な形状のテントを乾かすよりも楽です。

雨の日に設営するタープの大きさ

いい事づくしの、雨天時に使う大きいタープですが、テントのサイズに見合った大きさ以上のものが必要です。

ソロキャンプやツーリング用のテントの場合の、タープの大きさの目安は、

  • 2名以下用のコンパクトテント; 3mx3m以上
  • 4名以下用のゆったりテント ; 4mx4m以上

ですが、実際には全室の有無などのテントの形状によっても変わってきます。

参考で、私が3mx3mと、4mx4mのタープを使い分けているテントを紹介いたします。

4mx4mのタープを準備しておけば、一般的なソロキャンプ用ドーム型テントは、覆うことができそうですね。

さらに風が強めの時の設置方法

さすがに台風並みの風の日だと、そもそもテント泊はできませんが、テントが破壊されない程度の風がある時の設置方法です。

雨の日のテント設置方法 強風の場合
上の写真のように、タープの裾をできるだけ地面に近づけます。中にテントがなければ、通称「Aフレーム」のタープ設置方法に近いです。

ちなみに、4mx4mのタープでしっかりAフレーム型を作ると、タープ内の床面積は2mx2mになります

2m以上の奥行があるテントを、Aフレーム型に張ったタープの中にスッポリと入れて設置したい場合は、もっと大きなタープが必要です。

軽くて強い!DDタープ

タープの強度や防水性は、各メーカーや製品でそれぞれ違いますが、私が5年近く使い続けているDDハンモック製のタープは、不具合なく、今でもしっかりと防水性を保っているので、雨でも快適なテントまわりを確保し続けてくれています。

DDハンモックのタープは、コヨーテ・ブラウン色の他にも、オリーブ・グリーン迷彩(マルチカム)色、そして目立つこと間違いなしのオレンジ色があります。

タクティカルイメージ色が多いですが、自然に溶け込むようなスタイルのキャンプで、または他の道具や気分に合わせて、お好みの色を選んでみてはいかがでしょうか。