ソロでたのしむ

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お部屋でも映像と良い音を楽しむ。スピーカー1セットで全音域を鳴らしたい!

サウンドバーの選び方

今年からアパート暮らしを始めました。

単身赴任って、今でも使われている言葉かな?

引越しを楽に済ますために、家具付きのアパートを選んだので、自宅で使っていたものよりも大きなテレビが備え付けられていています。

リビング 書斎 オーデイオルーム風に楽しめる!とワクワクしながら入居しましたが、テレビ本体のスピーカーの音に満足できませんでした。

最近の薄型テレビは、スピーカーのスペースの都合上、中高音域しか出せないのでしょうか?

借り住まいなので、あまり仰々しいオーディオは置きたくありませんが、

  • テレビ
  • パソコン(動画サイトなど)
  • DVD
  • CD

の音を、全部まとめてコンパクトに楽しませてくれるスピーカーを、部屋に設置してみたいと思います。

映画も音楽もスピーカー1セットで大幅改善をめざす!

 

薄型テレビの音

引越しってワクワクしますよね~

新しい環境で、自分らしい部屋づくりができるので、嬉しくてたまりません。

趣味の物で、おもちゃ箱のようになっていた部屋から引越しすることになった私がこだわったのが、とにかく物を少なくすること!

とはいえ、寂しい部屋にしたくはないので、オブジェ風に小物は少し並べています。

仰々しいオーディオシステムは置きたくないので、引越し荷物に入れませんでしたが、新居のアパートに落ち着いてすぐに、薄型テレビの音は我慢できない!と感じました。

  • スピーカーが小さいので、低音域が聞こえない
  • スピーカーがテレビの下方を向いているので、反響して聞こえる
  • スピーカーの出力が弱いので、エアコンの送風音に負けている

これまで考えたこともありませんでしたが、テレビ用の外部スピーカーが多く売れている理由がわかった気がします。

最近の薄型テレビを使われている皆さまが、同じように感じられているのですね~

ブルートゥーススピーカーで音の改善を試みます

引越し荷物をコンパクトにするなら、キャンプ道具が一番!と考えていたこともあり、キャンプで愛用していたブルートゥーススピーカーを持ってきました。

SoundLink Miniをテレビ用スピーカーとして使ってみた

Boseの、SoundLink Miniですが、キャンプで使うにはちょうどいいサイズで、屋外でもBoseらしい重低音を聴かせてくれます。

これをテレビに繋いでみましょう!ということで、

  • テレビ側がRCA
  • スピーカー側がステレオフォーン端子

になっているオーディオケーブルを使って、繋いでみると...

画期的に聞こえやすい!

引越し荷物に入れておいて大正解でしたね!

小さいスピーカーなので、テレビの下の棚に置いても控えめな存在感で、部屋に物を極力置かない目標にも合致しています。

・・・ところが、数か月使ってみると、少し物足りなさを感じるようになりました。

キャンプで使うには、周りのキャンパーさんの迷惑にならない、ちょうどいい低音域なのですが、部屋で使うと少し物足りないのです。

どうしてどろう?と考えてみて、部屋で聴く音には低音域の振動感が足りないということがわかってきました。

キャンプでは、周りのキャンパーさんたちを驚かせるような振動感は、もともと求めていませんが、やはり屋内では、近所迷惑にならないレベルで空気が震えている感が欲しい!

この振動感は、大きいスピーカーか、サブウーファーでないと出せない気がします。

サブウーファー付きのアクティブスピーカーも持ってこれば良かった!と後悔していても仕方がないので、アパートに相応しいコンパクトなオーディオシステムについて考えてみることにしました。

アパートでのオーディオシステムについて考えてみましょう

さて、テレビの音を出すことを主体にしたスピーカーで、コンパクトなものというと、バー(タイプの)スピーカーが一般的なようです。

テレビ自体が薄型になっているので、バースピーカーも存在感をアピールしないものが多くて、好印象です。

一方で、サラウンドサウンドでの臨場感を重視するホームシアターシステムは、四方にスピーカーを配置することになるので、抜群の存在感ですね!

それはそれで楽しそうなのですが、今回は前方からの音をバランス良く聴かせてほしい!と決心して、コンパクトなバースピーカーを選んでみます。

バースピーカーを選びます

流行りのテレビ用バースピーカーは、未知のメーカーを含めて、たくさんの種類があります。

これらの中から、自分の使い方に合ったものを選んでみます。

音でバースピーカーを選ぶ

未知のメーカーのものが多いですが、バースピーカーは最大出力を売りにしたものが多いです。

私はプロではありませんが経験則から、バースピーカーの構造上どうしても小さくなってしまうスピーカー本体では、それほどの大出力を生かしきれないと感じています。

ということで、バースピーカー選択の判断材料としては、出力値の優先度は下げておきます。

ただし、空気が震える感がある重低音は欲しい!

細長いバースピーカーで重低音を出すのは相当難しいはずです。

少し存在感が出てしまいますが、ここは無理せずに、別置きのサブウーファーに低音域を任せたいと思います。

同じ考えの方が多いようで、有名メーカーにも、サブウーファーがセットもしくはオプションになっているテレビ用バースピーカーが多いですね。

入力の種類でバースピーカーを選ぶ

バースピーカーのお値段は、もちろん音の良さに比例していると思われますが、その他にも入力系統の数も関係しているようです。

私が調べたかぎりでは、HDMI入力端子を備えているものは、無いものと比べて実売価格に差がある印象でした。

しかし、映像信号も送受信できるHDMI端子が、音しか出さないスピーカーに必要なのかな?と少し疑問に思います。

そこで、最初に紹介した私の場合の使い方について、簡単なシステム図を書いて、スピーカーへの入力方法は、何が必要なのか?を検証してみます。

スピーカー1セットで映画も音楽も楽しみたい

各入力方法は、バースピーカーに1系統づつしかないと仮定しています。

(エントリークラスを調べてみると、実際にそのようなものが多かったです)

バースピーカーとDVDプレーヤーの間のRCAケーブルは、CDを聴く場合のものです。

ただし、TV経由でもDVDプレーヤーの音を出すことはできるので、RCAケーブルでの接続は無くても大丈夫です。

という訳で、HDMI端子がなくても、

  • Bluetooth
  • 光デジタル
  • (一応、RCAも)

の入力端子(レシーバー)があれば、テレビ,パソコン,DVD,CDの全ての音を、バースピーカーから出すことができますね!

この条件で、サブウーファー付きのバースピーカーを選択してみることにします。 

それでは、バースピーカーを設置します!

欲しくなってしまうと止められないので、早速バースピーカーを入手しました! 

スピーカー1セットで、映画も音楽も良い音で楽しみたい

サブウーファーが一体梱包されているので、面白い形の箱に入っています。

工場からの輸送効率は良さそう!

エントリーモデルですが、サブウーファーが付いているので、私の期待値には十分の音を出してくれる筈です。

バースピーカーとサブウーファーの通信はBluetoothで行われるので、サブウーファーの接続は電源コンセントを挿すだけ! 置き場所に自由度が出て良い感じです。

キャンプ用のブルートゥーススピーカーに場所を譲っていただき、まずはバースピーカー本体を置いてみました。

音に拘ってバースピーカーを設置してみます

ピアノブラックの筐体に、少し存在感がありますが、これくらいならいいでしょう!

最初は、スピーカーを奥に置いて、小物を手前に飾ってみましたが、さすがに高音域が聞こえにくくなりました。

セオリーどおり、スピーカーの手前に物を置いてはいけませんね~

続いて、サブウーファーを設置します。

できればバースピーカーの中央付近に置きたいのですが、棚のオープンになっているスペースの高さが足りない!

仕方なく棚の左側に配置しますが、低音域は指向性が少ないので、大丈夫でしょう。

サブウーファーでバースピーカーの低音域を増強

小さなサブウーファーとはいえ、どうしてもアピール度満載になってしまいます。

ツルッとした見た目なので、知らない人が見たら、「これ何? もしかして子供用の椅子?」という感じですね。

少しでも存在感を消すために、キャンプ用のテーブルを被せるかたちで設置しておきます。 

さて、肝心の音ですが、

しっかりと低音の振動感

がありますね~

床を振動させるほどではなく、またスピーカーの背面の壁の向こう側は、私の寝室なので、近所迷惑にもならないでしょう。

少しびっくりさせられたのが、その後1週間ほどで音のバランスが良くなってきたと感じたこと!

私の耳では、スピーカーのエイジングの差など判るはずがないと思っていました。

しかし、このテレビ用スピーカーは、最初は高中低音域がそれぞれバラバラに聞こえている雰囲気がありましたが、使用時間が増えるにつれて滑らかに全域が繋がっている音になってきたと感じます。

目的どおりの低音を出してくれるテレビ用スピーカーですが、あえて弱点を見つけるとしたら、中音域の音量が若干少なく感じられます。

スピーカー本体の大きさを考えると、サブウーファーは低音バースピーカーは高音域を得意とする味付けになることは想定内でしたが、もともと低音域と高音域を重視するドンシャリ派の私としては、この組み合わせで、満足できてしまいます。

もしかしたら、また「もっといい音を聴きたい!」という欲望にかられるかもしれませんが、アパート暮らしの間はテレビ用のサブウーファー付きバースピーカーで、音楽なども楽しんでみたいと思います。