以前の記事で、ジムニーで音楽を楽しむスピーカー配置を紹介しました。
solocamptouring.hatenablog.com
その記事内では、後ろのフルレンジスピーカーについて、「16cm スピーカーをボックスに入れて追加」と紹介しましたが、その設置方法の詳細説明はしていませんでした。
この記事では、リアスピーカー部の簡単な搭載方法について単体写真を取り混ぜて、もう少し詳細に紹介します。
スピーカー配置
前回の記事内で検討した結果です。最終的に赤色のスピーカーを追加しました。
ツイーター;カロッツェリアTS-T420
サブウーファー;アルパインSWE-1200
リアスピーカー;カロッツェリアTS-F1630
リアスピーカー達の居場所
上の絵で16cmリアスピーカーとサブウーファーがある場所は、トランクルームなので、スピーカーを装着できるような穴も壁もありません。
車中泊をする可能性があったので悩みましたが、車中泊での居住性は少し犠牲にして、トランクスペースにスピーカーボックス(エンクロージャー)を置くことにしました。
トランクルームに置くエンクロージャー
トランクルームに16cmスピーカーを置くことを決めましたが、まったくのゼロからエンクロージャーを作るのはたいへんです。
トランクルームにぴったり収まりそうな棚を探したところ、ほぼ同じ大きさで
アイリスオーヤマのラック スペースユニット(幅20×奥行29×高さ88cm) をみつけました。
これを入手し、棚として組み立てることはせずに、いきなりエンクロージャー化します。そのままの大きさではトランクの奥行方向が少し干渉するので、ジグゾーで角をおとしたりする加工をしています。スピーカー取付面とボックス背面になる板も、MDF板からジグゾーで切り出して作りました。
エンクロージャーとなるボックスの中は、板の合わせ部にシーリング剤を塗布し、壁に吸音材を貼っています。
完全に密閉するとスピーカーの振動版の動きを阻害するので、塩ビパイプのジョイント部を使い、背面にバスレフポートを付けておきました。
フルレンジスピーカーのほかに載っているもの
アルパインのサブウーファーSWE-1200と、ずいぶん古い100Wアンプです。
このサブウーファー、しっかり固定しないと、びびり音がでます。本来は運転席下に固定することを想定した設計ですが、ジムニーの場合は運転席下に平らなスペースがありません。
この棚にしっかり固定することで、びびり音もなく、本来の性能を発揮してもらっています。
音は驚くほど良くなった!
しっかりとした箱にスピーカーを追加しているので、工場出荷状態のジムニーとは雲泥の差で音が良くなっています。