キャンプなどのアウトドアでもBOSEサウンドを楽しめる、防水スピーカーのBose SoundLink Micro Bluetooth speaker を入手しました。
手軽に持ち運べる重低音スピーカーなので、行った先の様々な場所にも、手軽に吊り下げて楽しみたいと思います。
そこで、伸びる材質のストラップだけ付属しているBose SoundLink Microに、簡単にカラビナをつける方法を考えてみました。
- アウトドアでも気軽に使えるBOSEスピーカー
- カラビナが付けられない?
- 「ベルトに付ける」といえば、MOLLE(モール)システム!
- MOLLE回転Dリング on Bose SoundLink Micro
- MOLLEウェビング グリムロック(Dリング)on Bose SoundLink Micro
- カラビナやストラップをお好みで!
アウトドアでも気軽に使えるBOSEスピーカー
防水のBOSEスピーカーがあったらいいのに!というアウトドア派の想いに応えるかのように、SoundLink MicroがBOSEのブルートゥーススピーカーのラインナップに加わりました。
以前からBose SoundLink Miniを使っていて、BOSEのBluetoothスピーカーの音質は私の嗜好に合っている!と信頼しきっています。
実際に箱出ししてすぐに聴いた音は期待通りで、BOSEらしさを小さな箱に凝縮したかのように感じられる、大満足なものでした。
カラビナが付けられない?
少し時間をさかのぼって、Bose SoundLink Microを入手する前に使っていた廉価な防水スピーカーです。
音質はBOSEに到底及びませんが、カラビナ用の穴が開いているので、キャンプチェアやランタンスタンドなど、好きな場所に吊り下げることができて、たいへん便利です。
一方でBose SoundLink Microは、一体化されたベルトがついていて、ランタンスタンドや自転車のハンドルなどに、しっかりと固定することはできる構造です。
ベルトは、開放する側の端についている凸形状を、本体の切り欠き形状部にひっかけて固定する構造で、ある程度の大きさのものに巻いてテンションをかけておかないと、何かの拍子に外れてしまいそうです。
細いカラビナを通すだけのような使い方だと、ベルトが開放したことに気付かずに、スピーカーを紛失したりする不安が残ります。
それでは、スマートフォンのカバーのような構造で、カラビナを付けられるものはないか?と探してみると、種類は多くないものの、いくつか発見しました。
シリコンやEVA素材のカバーで、ジッパー付きのメッシュ小銭入れのような構造になっていて、ストラップやカラビナ が付けられます。
スピーカーをキャンプで使うだけなら、このカバーを使うのも有りですね!
私は海でも使いたいので、錆びてしまうかもしれない金属のジッパーなどは、遠慮しておきたいところです。
そこで、もともとスピーカーに一体でついているベルトを上手に使って、カラビナ などを確実に付けられる方法を考えてみます。
「ベルトに付ける」といえば、MOLLE(モール)システム!
Bose SoundLink Microのベルトを凝視していて、これはもしかしたらMOLLEシステムのウェビングの幅と、ほぼ同じかもしれない!とひらめきました。
MOLLEシステムには、いろいろな種類の小物類が存在します。
小物のセットは、手軽に入手できるので、さっそく試してみましょう!
MOLLE回転Dリング on Bose SoundLink Micro
最初に、MOLLEシステムの小物セットから、大本命の回転Dリングを試してみます。
まずはBose SoundLink Microと並べてみました。
スピーカーのベルトにピッタリのサイズ感です!
上手く取り付けられるに違いないと確信しながら、SoundLink Microに装着してみます。
このスピーカーのために作られた部品のように、あっという間に取り付けられました!
回転Dリングは、ベルト自体にしっかり固定されるので、もしベルトの凸ストッパーがスピーカー本体から外れてしまっても、ベルトの反対側が破断しない限り、スピーカーを紛失することはなさそうです。
また回転Dリングは、スピーカーの裏側にある、メッシュのスピーカー開口をふさがないので、音質への影響もほぼないでしょう!
MOLLEウェビング グリムロック(Dリング)on Bose SoundLink Micro
回転リングが上手くいったので、気を良くした流れで、MOLLEシステムの別の小物も試してみます。
カラビナ のような構造の、MOLLEウェビング グリムロックです。
バネでリングを閉じておくカラビナと違い、リングを閉じた状態でロックがかかる構造です。
リングの内側にウェビングを通すスリットがついているので、ロックされている限りは、ウェビングが外れることがありません。
ウェビング グリムロックも、SoundLink Microのベルトに対して、ちょうどいい収まり具合です。
カラビナ を使わなくてもロック式のリングが装着されるので、これが一個だけあれば、タープ のガイラインなどにスピーカーを吊るすことが可能です。
もちろんウェビング グリムロックも、スピーカー裏側の開口をふさがずに装着できます。
どんなキャンプ地でも対応できるように、スピーカー設置方法のオプションを増やしておきたい!という場合は、回転Dリングとウェビング グリムロックを両方を、スピーカーのベルトにつけておくのもいいですね!
MOLLEシステムの小物を装着してみて気付いた意外なメリットですが、スピーカーのベルトに装着したこれらの小物は、スピーカースタンドにもなります。
カラビナやストラップをお好みで!
スピーカーのベルトに、回転Dリングとウェビング グリムロックのどちらかをつけたら、あとは好きなようにアレンジしてみましょう!
せっかく入手したMOLLEシステムの他の小物類も使ってみました。
MOLLEシステムの無骨な見た目は、アウトドア用品の雰囲気によく合いますね〜
MOLLEシステムについて、もっと知りたい!という方は、こちらの記事をどうぞ。
さて、様々なものへの装着可能性が増した、回転DリングとコラボしたBose SoundLink Microですが、実際の耐水性や使用性を確認するために、私のアウトドア活動の中では最もハードなものとなる、海のカヤック上にも連れていってみました。
塩水の波しぶきが付着し、そして上陸後はホースでの散水もしましたが、防水スピーカーだけでなく、モールシステムも問題なく使えました。
回転Dリングには、錆びるかもしれない金属が使われていないのも、精神衛生上よろしいですね!
海上でのハードな使い方でも大丈夫だったので、陸上のキャンプにおいては、おそらくどんな天候でも普通に使えるでしょう。
コンパクトな大きさということもあり、この防水スピーカーとMOLLEシステムの小物との組み合わせは、ソロキャンプには欠かさず持参する相棒になりました。
テントサイトでは自分の近くの好きな場所に設置して、そしてテントやハンモックの中でも手軽に吊り下げて、場所を取らずにBOSEサウンドに包まれるアウトドア空間をつくって楽しんでいます。