寝ながらスマホを使いたい
夜や朝に布団の中でスマホを使っている方、多いのではないでしょうか。
私は夜に布団の中で、iphoneやipodタッチでドラマを見ています。一日でいちばんリラックスできる時間、寝る前にドラマを見たいというより見ながら寝落ちしたいのです。
布団のなかでドラマ一本分くらいの時間がたつと寝てしまうのですが、スマホを手で保持しているとすぐに疲れてきます。
どうにかならないものかと思い、スタンドを導入することにしました。
市販品のスマホスタンド
まずは通販サイトで探してみると、フレキシブルアームのスマホスタンドが数多くヒットします。そのうちの大半はクリップでベッドサイドなどを挟んで固定する構造です。
他の解決手段として車用の吸盤固定タイプのものを使うことも考えました。特に横向きで寝たい場合でベッドサイドに壁がある場合は、簡単に使えそうです。
通販サイトでも、吸着力や使用性についての良いコメントが圧倒的に多く、安心して使えそうです。
どちらの既製品も、使えないわけではなくコストパフォーマンスも良いのですが、簡単な構造ゆえにDIY好きの血が騒ぎます。
自作してみて使えなかったら市販品を買うことにして、まずは今あるものを活用しつつDIYすることにします。
寝ながら使えるスマホスタンドのDIY
まずは、使えそうなものを家の中から集めてきました。
- アルミのL断面材(使いまわしなので、穴だらけです)
- L字金具(たぶん100円ショップのもの)
- 何かのユニバーサススタンド
- クランプ三脚
これらの物を使った完成形をイメージしつつ、足りないものを100円ショップとホームセンターで入手してきました。
- 100円ショップのスマホスタンド
- ナットと蝶ボルト
- アルミのL断面材
組み立て作業
早速、作っていきます。まずはクランプ三脚に、使いまわしのアルミ材を、L字金具を介して固定します。
クランプ三脚から出ている、カメラ取付用のボルトはインチねじなので、それに対応したナットが必要です。
次に、アームの関節になる部分の結合です。蝶ボルトを使用することで、調整可能にします。
買ってきた方のアルミ材は、穴あけ後のバリ取りとあわせて、角をおとして痛くないようにしておきました。
スマホを取り付ける部分を作成します。スマホスタンドにボルト締め付け用の穴をあけました。
スマホスタンドとユニバーサルスタンドをボルトで結合しますが、プラスチックは強く締め付けると割れてしまうので、締め付け点から離れたところで両面テープを併用しています。
あとは、アルミ材にもう一か所穴をあけて、合体させれば完成です。
自作スマホスタンドの感想
とにかく楽です。夜寝る前に、腕がつかれる事もなく、至福の時間を過ごすことが可能になりました。
アームの折れ部を調節式にしたので、寝る時以外は約半分の大きさに折りたたんで収納する事ができます。
撮影など、他の用途にも便利
しばらく使い続けていて、スマホ用の三脚としても、便利に使えることに気付きました。
寝ながらスタンドと同じようなアーム角で、スマホの表裏を逆にすれば、テーブル上で写真や動画を撮る時にちょうどいい角度の三脚になります。
アームを折りたたんだ状態では、机の上で普通のスマホスタンドのようにも使えます。気分はデイトレーダー!
勢いで自作しましたが、適度な重さのクランプ三脚が手元にあったので、アームを長くのばしても倒れないスマホスタンドを作ることができました。