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理詰めで選ぶソロキャンプ用のテント。数値で比較してみます!

ソロキャンプ用テント スペックでランキングしてみました

ソロキャンプで使いやすいドーム型のテントは、たくさんのメーカーのものから選択できますが、いろいろ有りすぎて自分に合ったものを選べているか不安になりそうです。

そこで、数字は嘘をつかない!ということで、とにかく諸元値でソロキャンプ用のドームテントを比較してみたいと思います。

とはいえ比較数が多すぎると大変なので、差が出やすい2~3人用のコンパクトテントのみに絞って、比較していきます。

数値化して理詰めでコンパクトテントを選ぼう。ソロキャンプ用のテントを比較します

比較するテント一覧

下の表の6メーカーのコンパクトテント合計12種類を比較します。

  • スリーサイズは前室を含んだサイズですが、コールマンのトレックドームカペラ 120のみ前室サイズが不明のため、インナーテントのサイズです。
  • コールマンのトレックドームカペラ 120とスノーピークのカマエルドーム2の重量は、本体とフレームのみです。他はテントは収納袋などの付属品を含んでいます。
 メーカー  製品  

最大

人数

価格(円)
 

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トレックドーム
カペラ 120
  2  37,800 
ツーリングドーム
ST
  2  17,064 
ツーリングドーム
LX
  3  21,384 
 

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アメニティドーム
  3  27,600 

ランドブリーズ2

 
  2  59,800 

カマエルドーム2

 

  2  65,800 
 

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ヴィガス

 

  3  70,200 

ホズ

 

  2  68,040 
ステイシー
ST-2
  3  45,360 
 

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BLACK BEAK
2P
  2  36,500 
 

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TANI LS
2P
  2  57,000 

アトム 2P

 

  2  37,000 

 価格だけで比較

 単純に価格で比較すると、コールマンのツーリングドーム2種類が、最安値の1位2位です。

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今回比較するテントのなかでポールにFRPを使っているのはツーリングドーム2種類だけで、この部分で価格に差が出ていると思われます。

安さで3位は、スノーピークのアメニティードームで、アルミ(ジュラルミン)ポールを使いつつも2万円台になっているのはお買い得感があります。

いろんな計算値で選ぶトップ10

「価格x重量」トップ10

軽さをお金で買う!という観点で、「価格(万円)x重量(Kg)」で比較します。

数値が小さいほど「軽くてお買い得」なテントだと言えます。

メーカー 製品   価格(円) 重量(g)

価格

重量

1 ニーモ アトム 2P    37,000   1,580   5.85 
2 ニーモ TANI LS
2P
   57,000   1,230   7.01 
3 コールマン ツーリングドーム
ST
   17,064   4,400   7.51 
4 コールマン トレックドーム
カペラ 120
   37,800   2,000   7.56 
5 ムラコ BLACK BEAK
2P
   36,500   2,276   8.31 
6 コールマン ツーリングドーム
LX
   21,384   5,600   11.98 
7 スノーピーク アメニティドーム
   27,600   5,000   13.80 
8 オガワ ステイシー
ST-2
   45,360   3,900   17.69 
9 スノーピーク カマエルドーム2    65,800   3,200   21.06 
10 オガワ ホズ    68,040   3,100   21.09 

 たいへん軽量なニーモのテントが1位と2位になりました。とにかく軽量化が最優先という方におすすめのテントです。

3位のツーリングドームSTは4Kg台ですが値段が安いことでトップ3入りです。

4位のトレックドームカペラ 120と、5位のBLACK BEAK 2Pは、価格と重量のバランスがとれたテントだと言えます。

 

「価格÷容積」トップ10

容積をお金で買う!という観点で、「価格(万円)÷長さ(m)÷幅(m)÷高さ(m)」で比較します。

数値が小さいほど「広くてお買い得」なテントだと言えます。

ただしスリーサイズの掛け算を容積に代用しているので、実際の形状による差は考慮していません。

          寸法 (cm)  
順位 メーカー 製品   価格
(円)
L W H 価格
÷
容積
1 コールマン

ツーリング

ドーム
LX

   21,384   210   345   110   0.27 
2 スノーピーク

アメニティ

ドーム

   27,600   230   335   120   0.30 
3 コールマン

ツーリング

ドーム
ST

   17,064   210   265   100   0.31 
4 オガワ ヴィガス    70,200   258   356   192   0.40 
5 オガワ ステイシー
ST-2
   45,360   230   300   130   0.51 
6 スノーピーク

カマエル

ドーム2 

   65,800   275   305   132   0.59 
7 ムラコ

BLACK

BEAK
2P

   36,500   145   335   115   0.65 
8 ニーモ アトム 2P    37,000   190   213   112   0.82 
9 オガワ ホズ    68,040   226   255   120   0.98 
10 ニーモ TANI LS
2P
   57,000   210   220   104   1.19 

広い前室を売りにしているテントが上位6位を占めています。その中でもエントリーモデルのツーリングドーム2種類とメニティードームが、TOP3です。

4位に入ったオガワのヴィガスは2018年の新モデルです。全高192mmと他のテントからは抜き出た高さがあり、中で腰を折るのが苦痛だという方にはおすすめです。

 

「容積÷重量」トップ10

価格は無視して、軽くて広いテントがいい!という観点で、「長さ(m)x幅(m)x高さ(m)÷重量(Kg)」で比較します。

数値が大きいほど「広さのわりに軽い」テントだと言えます。

これも、容積といいつつスリーサイズの掛け算を代用しているので、実際の形状による差は考慮していません。

        寸法 (cm)    
順位 メーカー 製品   L W H 重さ(g) 容積
÷
重量
1 ニーモ TANI LS
2P
   210   220   104   1,230   3.91 
2 スノーピーク カマエルドーム2     275   305   132   3,200   3.46 
3 ニーモ アトム 2P    190   213   112   1,580   2.87 
4 ムラコ BLACK BEAK
2P
   145   335   115   2,276   2.45 
5 オガワ ステイシー
ST-2
   230   300   130   3,900   2.30 
6 オガワ ホズ    226   255   120   3,100   2.23 
7 オガワ ヴィガス    258   356   192   9,000   1.96 
8 スノーピーク アメニティドーム
   230   335   120   5,000   1.85 
9 コールマン トレックドーム
カペラ 120
   120   225   110   2,000   1.49 
10 コールマン ツーリングドーム
LX
   210   345   110   5,600   1.42 

軽さと容積を合わせた数値で比較していますが、その2つのうちで

  • 軽さに重点をおくならTANI LS 2Pやアトム 2P
  • 容積に重点をおくならカマエルドーム2 やステイシーST-2
  • 軽さと容積どちらもいいとこ取りするならBLACK BEAK 2P

 と言える結果になりました。

 

 総合評価トップ8

すべての数値化比較の順位トップ6に点数付けして合算し、総合評価トップ8を選びました。

 順位 メーカー 製品  
1

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TANI LS 2P  
2

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アトム 2P  
3

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ツーリングドーム ST  
4

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ツーリングドーム LX  
5

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カマエルドーム2   
6

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BLACK BEAK 2P  
6

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アメニティドームS   
8

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ステイシー ST-2  

ニーモは少しお高めですが、それ相応以上の軽さと、居住性の良さがあることがわかります。

ソロキャンプに似合うNEMOのテント

コストパフォーマンスを含めたトータルバランスの良さでは、コールマンのツーリングドームも侮れません。

コストパフォーマンスで選ぶなら、コールマン ツーリングドーム

エントリーモデルで気兼ねなく使えるテントとしては、新色も追加された、コールマンのツーリングドームがイチオシですね!

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私も数年にわたりLXを使っていますが、シンプルかつ機能的なツーリングドームは、使っていて不満がありません。

いまだに雨漏りもなく、換気口の位置や大きさが抜群にいいので、他のテントが結露して朝には大変なことになっていても、乾燥した室内を保ってくれています。

唯一と言ってもいい弱点の重さは、ポールをアルミのものに変えれば、克服できます!

www.solocamptouring.com

少しDIYを加えたら、軽くなってますます使いやすくなりました。すでに5年くらい酷使していますが、まだまだ長く使えそうなテントです。