私はいつも、車の中でスマートホンを充電しています。また、スマホの常に最新の地図アプリを便利に使っています。
最近では非接触式の充電器が装備されている車もありますが、そのような車を除いて、意外に悩ましいのが充電中のスマホの置き場所です。
中でもさらに選択肢が少ない、軽自動車のJB23ジムニーについて、スマホホルダーの最適な場所を考えてみました。
車中でのスマホの役割
走行中は運転に集中するので、スマホの画面操作は停車中に行う事が前提です。
その上で、車の中でのスマホの主な使い方をあげてみます。
- シガーソケットから充電する
- ハンズフリー機器と接続して電話をかける、受ける
- 地図アプリでナビとして使う
これらの使い方に合致したスマホ置き場を探します。
車内のスマホ置き場の一般解
- まずは充電したいので、シガーソケットやUSBソケットから遠くないところに置きます。
- 電話を受けることはハンズフリー機器でも簡単にできますが、電話をかけるにはスマホの画面操作が必要な場合があります。運転席から(停車中に)画面操作できる位置にスマホがあると便利です。
- 地図アプリでナビとして使う場合、なるべく視点移動の少ない場所で、前方視界を妨げずに、画面を運転手に向けて設置したいです。
これらの条件に合うスマホホルダーの位置を、JB23ジムニーの車内で探してみます。
JB23ジムニーに最適なスマホホルダー(スマホスタンド)の場所
スマホの地図アプリをナビとして使いたいので、運転席よりも前にスマホを置きますが、運転に必要な視界を遮りたくありません。
- 正面ガラスの視界エリアはNG
- 充電コードが煩わしくなるので、正面ガラスの上部もNG
これらの理由で、候補範囲をダッシュパネルよりも下方に限定します。
さらに、消去法でエリアを絞ります。
- エアコンの風を感じながら運転したいので、吹き出し口の前も候補から除外
- 停車中に操作しやすいように手が届く範囲に設置したいので、助手席の正面も除外
- 車の操作機器が見えなくなる、または使えなくなる位置も除外
赤枠部が、スマホ設置場所の候補から除外したエリアです。
スマホが置けそうなスペースは、青色のエリアしか残りませんでした。
スマホスタンドの取り付け
スマホの場所を決めましたが、この部分のダッシュパネルは複雑な形状をしていて、平面部がほぼありません。
吸盤タイプのスマホホルダーだけでなく、両面テープを使う市販のものも固定することは不可能です。
そこで、薄いアルミ板を細長く切ったものを、ダッシュパネルの凹溝部に両面テープで貼り付けて土台にしました。
土台のアルミ板にスマホホルダーを取り付けます。
これで、ネジ止めできる形のスマホホルダーであれば何でも使えるのですが、小型スピーカー用の壁掛けスタンドと、差し込み式のスマホホルダーが余っていたので、活用します。
スピーカースタンドはユニバーサルジョイントになっているので、向きと角度の調整ができます。
運転席の向きに合わせるとともに、充電コードがワイパー操作の邪魔にならないように調整しました。
運転席から見てみると、ピンポイントの最適位置に設置できています。
所狭しと計器や操作パネルがあるJB23ジムニーのダッシュパネル部ですが、立体的な空間活用でねらい通りの場所に設置できました。
アルミ板をダッシュパネル上面まで延ばして両面テープで固定しているので、夏場でも両面テープがはがれることもなく、便利に使えています。