ルーフキャリアに、長さ3m以上で重さ30Kgほどの荷物を載せたくなりました。
今すでに使っているルーフキャリアを改造して、すこしでも楽に積載できるようにしたいと思います。
私が使っているルーフキャリア
最初に、ジムニーに使っているキャリアについて、簡単に紹介いたします。
横から見たデザインに力強さがある、タフレックのルーフキャリア を選んで、不満なく使っています。
天板部が鉄のものとアルミのものがありますが、写真はアルミ天板のものです。
私の使い方での剛性は充分にありつつ、軽いのでキャリアを付け外しする時の持ち運びも一人でできます。
ルーフキャリアに積みたい長尺物
タフレックのアルミルーフキャリアを入手した時には、載せるものを特に決めていませんでした。
キャンプ道具をルーフに積むことがあるかもしれない!くらいにしか考えてなく、実際には雨で濡れたタープを運んだりと、半年に一度活躍する程度です。
しかし、ここにきてカヤックを始めたくなり、このキャリアに長さ3.15m、重さ約30Kgのカヤックを、おそらく頻繁に載せることになりました。
これだけの重さがある長尺物だと、一人で載せたり降ろしたりするために、ルーフキャリアを上手に活用したくなり、そのために少し改造したくもなります。
とりあえずやりたいのが、横から積み込む時のローラー構造化です。
横側のパイプが回転してくれれば、カヤックを持ち上げる時に、楽になること間違いありません。
そして、長尺物を積んだ時には不要になる、前後ガードパイプの取り外し。
このパイプは、もともと格納式ですが、格納状態がキャリアの天板の高さより、少しだけ飛び出します。
カヤックのような平らなものを載せた時には、このパイプに重量がかかってしまうので、積載物を一部だけで支持することを避けるためにも、取り去ってしまおうと考えました。
それでは、ルーフキャリアにこれらの改造をしてみます。
タフレックのアルミルーフキャリアを改造します
ルーフキャリアは、車から降ろした後に、ある程度バラバラにしておきます。
10mmおよび8mmのソケットツールと、プラスドライバーがあれば作業できます。
長尺物の積み込み用ローラーをつける
ホームセンターで、外形32mmのアルミパイプと、それに合うパイプクッションを入手してきました。
アルミパイプは55mmの長さに切断して、切断面のバリをとるために、やすりをかけておきます。
切断したアルミパイプにパイプクッションを被せて、パイプの長さにあわせてハサミでクッションを切ります。
このパイプを、タフレックのサイドパイプに被せるかたちで組み付ければ完成です。
私は片側だけローラー化できればいいので、運転席側だけを改造しました。
なお、追加したアルミパイプの走行時ガタつき防止のために、インシロックを使っています。
この部分については、もっといい方法を思いついたらバージョンアップしていきます。
前後のガードパイプの取り外し
ローラー化するためにルーフキャリアをバラバラにした際に、前後のガードパイプも取り外しておきました。
すっきりとしたので、長尺物を載せてタイダウンベルトで固定する時にも、作業がしやすくなっていると思います。
思いのほか簡単にできました
今回、カヤックという長尺物をルーフキャリアに載せたいという想いから、ルーフキャリアを改造してみました。
構想に数週間かけてしまいましたが、実際の作業は半日もかからずに終わる、簡単な改造でした。
アルミパイプが追加されましたが、もともとついていたガードパイプが無くなったので、どちらかというと軽くなり、キャリアの車への付け外しも楽になっています。