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ジムニー純正サイズのタイヤを比較します!主要メーカーの175/80R16タイヤ一覧表

ジムニーの純正H/Tタイヤも性能は良いのですが、見た目からやる気がみなぎるA/TやM/Tタイヤにも魅力を感じます。

比較しながら選べるように、175/80R16サイズが設定されているタイヤを一覧表にしました

ジムニー純正サイズのタイヤを比較します!主要メーカーの175/80R16タイヤ一覧表

 

純正タイヤについて

ジムニーの純正タイヤは、ブリジストンのDUELER H/Tで、サイズは175/80R16です。

新型のJB64も同じタイヤサイズなので、以前のモデルから新型に乗り換える場合も、なにかと便利です。

純正タイヤは、4万キロちかく走っても、スリップサインには達していない溝が残っていて、ドライもウエットでもグリップ性能に不満はなく、また太平洋側の一年に一度の積雪程度ならチェーン無しで走れてしまう、頼もしいタイヤです。

タイヤ一本あたりの重量は約8.4Kgで、同じサイズのタイヤでは最軽量なので、JB23最後の特別仕様車の軽いアルミホイール(約5.5Kg)と相まって、走行燃費にも貢献しているはずです。

 

ちなみにアルミホイールのサイズは、

  • オフセット+22mm
  • リム幅5.5J
  • P.C.D139.7mm
  • 穴数5
  • ハブ径108mm(JB23) 

です。

次のタイヤを考える

サイズ

次も純正と全く同じタイヤにしてもよいのですが、オフロードタイヤの見た目で、少しかっこよくしたい気持ちもあります。

かといって、純正より大きなタイヤサイズまで選択肢を広げるために、車体を少しリフトアップするのは気が引けます。

純正サイズと同じ175/80R16が設定されている市販のタイヤのラインナップを調べてみます。

タイヤのカテゴリー

ジムニーのような、オフロード走行を考えられている車用のタイヤは、使用する地面状況(Terrain)で主に3種類に分類されます。

  • H/T(Highway Terrain)= 主に舗装路を走る場合のタイヤ
  • A/T(All Terrain)= 舗装路も未舗装路も両立する性能をもたせたタイヤ
  • M/T(Mud Terrain)= 未舗装路や荒れ地の走破性を主体に考えられえたタイヤ

ブロックパターンの荒々しさをかっこいい基準とすると、

 M/T > A/T > H/T

の順にオフロード車らしくなります。

M/Tタイヤは、かっこいいのですが、走行距離の9割以上はアスファルトを走っている私の走り方には、あわないと思われます。

比較対象として残してはおきますが、A/TかH/Tカテゴリーを本命に、次のタイヤを選びたいと思います。

エコ(燃費への影響)

タイヤの低燃費性能を比較する情報として、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)のラベリング制度があります。

転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を等級付けし、さらに転がり抵抗性能の等級がA以上で、ウェットグリップ性能の等級がa~dの範囲内にあるタイヤを、「低燃費タイヤ」と定義して消費者に表示するものです。

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上のラベルを例にすると、

  • 右上の、転がり抵抗性能の等級;AA
  • 右下の、ウェットグリップ性能の等級;c
  • 左に、トータルで低燃費タイヤである事を示すマーク

が表示されています。

この指標を使わせてもらえれば、同じコンディションでタイヤのエコ度合いの比較ができるのですが、残念ながらこの制度は、「消費者が交換用としてタイヤ販売店等で購入する乗用車用夏用タイヤ」が対象になっており、ジムニーようなSUV用タイヤは適用されていません。

各社のカタログを見ても、今日現在でレーティングをJATMAに申請して認められている175/80R16サイズのタイヤは、TOYOタイヤのPROXES CF2 SUVだけが確認できました。

ちなみに、TOYOタイヤのPROXES CF2 SUVは、

  • 転がり抵抗性能の等級;A、
  • ウェットグリップ性能の等級;b

で、堂々と低燃費タイヤのラベリングがされています。

しかし、他のタイヤが等級化されていないので、比較することができません。

しかたがないので、次に低燃費に関係してくると思われる、タイヤの重さを比較することにします。

なお、紹介するタイヤの重さは、主にカタログ値やメーカーにヒアリングをした結果を記載していますが、私自身の実測値ではありません。

また一部にインターネット情報も使用していますが、それでも調べきれなかったものは「不明」としています。

それでは、175/80R16サイズのタイヤを比較します

紹介する表は、この記事のためにまとめた時点で安い順に並べています。時期により価格も順位も変動するので、その前提で参考にしていただけるといいかと思います。

表に、パターンのかっこよさがわかるような写真(商品リンク)と、一本あたりの重量をまとめました。

ジムニー用のH/T(Highway Terrain)タイヤ

ブリジストンのDUELER H/T 684は、JB23の純正タイヤです。

メーカー 品名 パターン 重さ
ブリジストン DUELER H/T 684 f:id:solocamptouring:20180813120628p:plain 8.4
TOYO CF2 SUV 9.0
ダンロップ GRANDTREK PT3 9.0
ヨコハマ GEOLANDAR SUV 8.9
ブリジストン DUELER
H/L850
8.4
グッドイヤー EfficientGrip SUV HP01 不明

H/Tカテゴリーは、アスファルトでの走行性能を考えているだけあって、タイヤ重量も約8キロ台前半~9キロと軽いタイヤばかりです。

各社とも、転がり抵抗の低減に力を入れており、商品説明でも「旧モデル比でー△△%の転がり抵抗を低減しました!」といった説明が多く見受けられます。

 

ジムニー用のA/T(All Terrain)タイヤ

見た目のかっこよさと、トータルでの性能のバランスをとると、 A/Tカテゴリーが本命でしょうか?

各社がジムニー用のサイズを用意しているので、品揃えも充実しています。

メーカー 品名 パターン 重さ
ATR SPORT DESERT HAWK
A/T
不明
ナンカン FT-7 9.0
ダンロップ GRANDTREK AT3 9.1
TOYO OPEN COUNTRY
A/T plus
9.2
ヨコハマ GEOLANDAR A/T G015 10.1
ブリジストン DUELER
A/T 001
10.2
グッドイヤー WRANGLER
AT/S
9.6

A/Tカテゴリーは、重量が9キロ台前半と比較的に軽いものも多いので、躊躇なく選ぶことができそうです。

ホワイトレターが選べるものもあり、足元のイメージチェンジもできますね!

ジムニー純正タイヤサイズのATタイヤ
 

ジムニー用のM/T(Mud Terrain)タイヤ

最後に、ブロックパターンが文句なしのかっこよさの、通称「マッテレ」タイヤです。

メーカー 品名 パターン 重さ
ナンカン FT-9 不明
ヨコハマ GEOLANDAR M/T G003 9.7
ヨコハマ GEOLANDAR M/T+ 10.0

純正タイヤと同じサイズのためか、思っていたより軽いです。

接地面の連続性があるナンカン FT-9ジオランダー M/T G003であれば、一般道のアスファルトでも音が気にならないレベルで走れそうです。

通販サイトなどのレビューでも高評価が多く、M/Tタイヤも選択肢にいれて検討の価値ありですね!

ジムニーにGEOLANDAR M/T G003

 

 

時間をかけて選んだタイヤを、時間をかけずにタイヤ交換!

新しいタイヤを装着したジムニーの姿を、想像するだけでも楽しめるので、タイヤ選びにしばらく時間を使いましたが、これだ!というタイヤも決まり、実際に交換しました。

なんでもネットで入手できる時代なので、タイヤの購入と共に、交換作業もネット通販を試してみます。

タイヤを持ち込む手間もなく、大満足だった交換当日の様子など、ネット予約でのタイヤ交換レポートは、別の記事で紹介しています。

www.solocamptouring.com

 

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