テントやハンモック周りの常夜灯は、周りのキャンパーさんたちの迷惑にならず、一方で自分の存在には気付いてもらえるような、微妙な光量が欲しいところです。
そんな願いを叶える、自然と調和する柔らかい光を夜の間中発光して、さらに電池を使用せずに繰り返し使える光源が発売されました!
キャンプサイトの夜の光
キャンプ場で夜間に、自分や他のキャンパーさんがガイロープでつまずいたりしないように、小径灯のような灯りを使うことがあります。
ひっそりとソロキャンプしたくて林間のフリーサイトでキャンプする場合は、水場から帰ってくる時に「あれっ?自分のテントはどこ?」なんてことになりやすいので、なおさら目印の灯りが欲しくなります。
これまでのキャンプでは、ポキッと折って発光するおもちゃのブレスレットや、自作したLEDの常夜灯を使ってみたりしていました。
これらは、それなりに便利に使えるのですが、おもちゃのブレスレットは、使い終わったらゴミになります。
また、LED常夜灯は電源が必要になるというデメリットが気になっていました。
できればゴミを出さずに、電源などの荷物も減らした、ミニマムキャンプがしたいところです。
Glow HOTARU(グローホタル)を発見しました!
ある日、何気なくネットサーフィンをしていたら、淡いグリーン色で光る棒状のものが写っている写真を見つけました。
Glow HOTARUという名前の製品で、釣りで発生するゴミを減らしたい!との思いから開発されたものですが、お世話になる自然環境を綺麗に保ちたいのは、どのアウトドア活動でも同じで、キャンパーさんからも多くの応援を受けながら製品化されました。
私がGlow HOTARUの存在に気付いたのは、まだクラウドファンディングをされている時期でしたが、キャンプで使いたかったのはコレだ!と思い、すぐに注文(出資)しました。
気長に待っていたので、少し忘れかけた頃に、しっかりと製品化された梱包状態で郵送されてきて、わくわくしながら中身を取り出します。
Glow HOTARUの実力
ここで、Glow HOTARUについて簡単に紹介いたします。
特別な蓄光パウダーが封入されていて、快晴の日なら太陽光に当てるだけで、最短1分でフルチャージ(科学的には完全励起状態)します。
少し長めに時間がかかりますが、蛍光灯やLEDのライトでもチャージできます。
フルチャージしたら10時間後でも、一般的に人が視認できる輝度の3mcd/㎡以上で発光します。
蓄光パウダーには、放射性物質のような有害物質は含まれていないので、繰り返し使えることとあわせて、人体にも環境にも優しいです。
いいこと尽くし!ですね。
Glow HOTARUのサイズ
好みの長さで注文することもできましたが、今回キャンプ用で入手したのは、規定サイズのGlow HOTARU2種類です。
Glow HOTARU 60
- 長さ62.5mm
- 直径φ5mm
- 重量約1.6g
- ストラップホール付き
夜釣りで釣竿の先端に装着して、魚の反応を視認するのに使えるサイズです。
キャンプサイトでは、地面に打ち込んだペグに取り付けて、つまずき防止の目印にしたり、テントやハンモックの入り口のジッパー金具に取り付けて、暗闇でも位置がわかりやすくしておけます。
Glow HOTARU Flex
いろいろと応用ができそうなので。柔軟性があるGlow HOTARU Flexも入手してみました。
- 長さ1m
- 直径φ5mm
- 柔軟性あり
テントのガイライン(ガイロープ)に沿わせて設置すれば、自分も他のキャンパーさんも、ガイラインに引っかかる可能性を減らせます。
林間サイトの暗闇の中で自分のテントを探す際も、離れた場所から視認しやすいですね!
柔軟性の参考にしていただけるかも?と思い、ト音記号の形で地面に置いてみました!
Glow HOTARUの使用シーンは広がり続ける
キャンプで使いたくて入手したGlow HOTARUですが、アイデアしだいで日常生活でも便利に使えそうです。
Glow HOTARU 60には、ストラップホールがついているので、置いた場所を忘れがちなものや、落ちしたら見つけにくいものに装着しておいても便利ですね!
私は、暗闇で探すことが多かった車の鍵にも、Glow HOTARU 60を一個取り付けています。
まだ暗い早朝でも、前日の蓄光が残っていて、淡いグリーンの光を放ち続けてくれます。
朝起きてすぐでも、周りを見渡せばすぐに鍵が見つかるので、重宝しています。
細い棒状のものやワイヤーハーネスなどに付けておきたい場合には、釣り用の竿先ライトホルダーが便利です!
Glow HOTARUは便利で使いやすいので、もっと入手して、いろいろなものにつけてみたい思います。
キャンプ用品としては、まずはペグに常設して目印にしたいですね。
日常生活では携帯電話やポーチなどの、暗闇の中で手探りで探すことがあるものにぶらさげておきたいです!