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安く簡単に自作するキャンプ用CB缶ホルダー。圧倒的な安定性を確保しつつコンパクト収納

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コンパクトに収納できるキャンプ用CB缶ホルダー(スタンド)を100均グッズで自作

キャンプで使うバーナーやランタン、底面が広いので安定して置けるOD缶を使うものが多いです。

どこでも安く入手できるCB缶でも同等の安定性を確保することを目指して、CB缶ホルダー(またはCB缶スタンド。以下「スタンド」とします)を100円ショップの素材で自作します。

 

安定性を計算してみます

 実際は上にのせるものの重心や重量で変わってくるのですが、今回はまずガス缶自体の安定性をOD缶と同等にする事を考えてみます。イワタニのCB缶(250g)とコールマンのOD缶(230g)の幅と高さ寸法を使って考えます。

CB缶; 幅(直径)68mm、高さ198mm

OD缶; 幅(直径)110mm、高さ88mm

幅と高さの比率がOD缶と同じになるCB缶スタンドの幅を計算します。

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198÷88×110≒248

OD缶と同じ安定性を円形スタンドで実現するには、直径248mm(半径124mm)必要なことがわかりました。

一方で、自作するCB缶スタンドの格納形状は直径約150mm以内にして、ほぼ同じ底面の丸型飯盒やコッヘルと一緒に収納できるものにします。

使用時が直径248mmの円形スタンドを、格納時に直径150mm以内にするには複雑な機構が必要となるので現実的ではありません。そこで三脚のように3点で着地する正三角形のスタンド面で安定性を確保します。

直径248mm円と同等の安定性が得られる正三角形の中心から頂点までの距離を計算します。

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248÷2÷1×2=248

円形の場合のスタンド直径と同じ数値です。数学に強ければ計算しなくても直感的にわかったかも!

気を取り直して、ここまでの計算結果をまとめてみます。

  • 正三角形スタンドの頂点は、中心から248mm以上
  • 格納状態は、直径150mmの円内におさめる

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目指す形状を改めて作図してみると、たいへん長い脚が必要なことに気付きました。ベースプレートに脚を収納する構造は、たとえば3段の振り出し竿のようなものを使うことになり、安く簡単に作るコンセプトから外れます。

また、脚が長ければ安定しますが、逆に何かの拍子に引っかけて転倒させる確率が高くなります。

そこで少し安定性の目標を緩めて、

  • 正三角形スタンドの脚の頂点は、中心から124~248mm
  • 格納状態は、直径150mm(半径75mm)の円内におさめる

の2点を目標にします。

CB缶とスタンドの固定を考えてみます

CB缶をスタンドに差し込む構造を簡単かつコンパクトに作れないかをしばらく考えてみましたが、いいアイデアが思い浮かびません。

ふと、そこそこの固定力でいいのであれば磁石が使えないかとおもいつき、磁力作戦で進めてみることにします。磁力の強そうな磁石を100円ショップで選んできました。

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DIY作業をはじめます

ベースプレート

 3点設置の土台になる部分から作り始めます。まずは100円ショップで見つけたカメラ三脚を下から締め付けられているネジを外して、脚の部分だけ取り出します。

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3本の脚をとめているネジも外して、バラバラにしました。

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ベースぺレートは、100円ショップで見つけたケーキを焼く器の底板を使います。150mm弱の直径で、脚の格納もちょうど良い大きさです。

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使用するうちに軽量化したくなったらアルミか樹脂に変更することにして、まずはこのベースプレートで進めます。

ベースプレートの三カ所に穴をあけたら、バラバラにしておいたカメラ三脚の脚をネジで取り付けて、ベースプレートの土台が完成しました。

ネジのスペーサーはアルミのパイプを切断して作りました。ナットはゆるみ防止タイプのものを使っています。

コンパクトなCB缶ホルダー(スタンド)を100均グッズx3+αでキャンプ用自作

CB缶の固定部

 CB缶は磁石3個でベースプレートに固定します。磁石はベースプレートに接着剤で貼り付けました。

 写真は仮組み状態なのでネジが長くて飛び出していますが、完成後に不要部を切断しました。

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 完成しました!

 磁力で十分な固定力を得られるかどうかが完成するまでわかりませんでしたが、予想以上に強い力でCB缶を固定できています。

コンパクトなCB缶ホルダー(スタンド)を100均グッズで用自作

スタンド中心から脚の先までの長さは220mmで、OD缶同等の安定性となる248mmには届かないものの、試してみると簡単には倒れないことが確認できました。

市販品のCB缶とOD缶兼用ホルダーは約120~150mmなので、それに比べても圧倒的な安定性だと言えます。

脚を収納すると直径約150mmの円形ベースプレート内に収まり高さも低いので、丸形飯盒かコッヘルの収納袋内に、重ねて一緒に入れられる大きさです。

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ベースプレートに磁石をさらに追加すればOD缶のスタンドとしても使えます。

コンパクトなCB缶ホルダーを100均グッズでキャンプ用自作
主にランタンをCB缶に接続する時に使っていますが、思惑どおりの安定性を確保するものができました。

ランタンやバーナーなどのOD缶用器具とCB缶の接続にはアダプターを使っています。

OD缶ランタンやバナーとCB缶の接続用アダプター
OD缶ランタンやバナーとCB缶の接続用アダプター

 

コンパクトに収納できて、市販のものより広範囲で着地するCB缶スタンドが自作できたので、ガス缶変換アダプターとセットで常備して、キャンプで便利に使っています。