家庭用の玉子焼き器を、コンパクトに収納できるソロキャンプ用フライパンに改造してみました。
わざわざ改造しなくても、同じように便利に使える家庭用調理器具もみつけたので、最後に紹介いたします。
キャンプ用フライパン
キャンプでの炒め物に使うフライパンですが、いくつかの材質/製造法に分類されます。
アルミやチタンは軽量、鉄は重くはなりますが火力が均等に伝わりやすいというメリットがあります。
私は、バイクでのキャンプにも持っていく前提で道具をそろえているので、ダッチオーブンやスキレットなどの重い鉄器は、興味はあるものの今のところ所有していません。
アルミのクッカーと飯盒のみを使用していましたが、たとえば焼飯のような炒め物の場合、鉄の熱伝導率でないとスポット的に火があたるバーナーに対して、アルミは均一に熱が伝わらないので、料理しにくいと感じました。
100円ショップの鉄フライパン
全体に熱が伝わりやすい鉄のフライパンを選ぶにあたり重視するポイントは、
- 安くて、
- あまり重くなく、
- 薄くていいので鉄で、
- 小さい
ものです。
しばらくの間、気軽に試せる100円ショップの丸いフライパンを使っていました。
しかし、コーティングが弱いのか1年ほどでコゲつきが頻繁に発生するようになり、かわりのものを探すことになりました。
鉄フライパンその2
100円ショップのフライパンでも使えていたので、悠長に次のフライパンを考えていたところ、家で新品の玉子焼き器が余っていることがわかり、試してみることにしました。
実際に使ってみてわかった、玉子焼き器のメリットは、
- 持ち手の部分は除けば、四角形でパッキングしやすい
- そこそこの厚みの鉄で、それほど重くない
です。
ソロキャンプでの炒め物にはちょうどいいサイズで、実際に手に持った感触も悪くありません。
フライパンの改良
実際は玉子焼き器ですが、使用方法から「フライパン」として書いていきます。
四角形で収納しやすいはずのこのフライパン、収納時は持ち手がジャマです。
このフライパンが、たまたまそうだっただけですが、持ち手は本体にリベットで接合しているだけです。
これは改造するしかないと思い、まずはリベットを外してバラバラにしました。
リベットのかわりに蝶ナットとボルトを使って持ち手と本体を締め付けてみて、手で蝶ナットをまわすだけでもグラグラにならずに合体できる事を確認しました。
持ち手は取り外し可能なだけでなく、本体の内側に入れる形で取り付けることもできるので、収納性バツグンとなりました。
キャンプで毎回の出番はありませんが、スペースを取らずに持ち運べて便利なので、キャンプ用料理器具セットのポーチには、アルミのクッカーと合わせて常備しています。
フライパンとして使えるグリルパン
玉子焼き器のキャンプへの活用について紹介してきましたが、わざわざ改造しなくても、もとから便利に使えるものがあります!
家庭用ガスコンロなどのグリル(魚を焼くところ)を活用して、石窯で焼いたかのような料理をするためのものですが、
- 大きさ
- 深さ
- 重さ
- 持ち手が離脱できること
の全てが、キャンプで使うコンパクトなフライパンとしてピッタリです。
直径16cmと20cmの丸形だけでなく、さらに容量が大きくとれる角型もあるので、お好みで形とサイズが選べます。
他の記事で紹介した、キャンプで天ぷらしたい時に便利な容器も、パール金属さんのものでした。
パール金属さんって、キャンパーの方が多いのでしょうか?
いつもお世話になります!