ソロでたのしむ

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ArduinoとLCDでコクピット情報を追加表示 その⑤~自作オーバーヘッドコンソールにモニターと回路埋め込み

 

Arduinoで作るジムニーのコクピットディスプレー。スケルトンモデルが完成

 20x4文字のLCDモニターとArduinoで、戦闘機の計器類と同じような情報を、車内で表示します。実際に車に装着されるまでを、全7回で紹介します。

  1. プロローグ ArduinoとDHT11を使うスケッチ(プログラム)
  2. その① 20x4LCDモニターの表示内容を決める
  3. その② シリアル通信で加速度出力を確認
  4. その③ ArduinoとGY-521(MPU-6050)を使うスケッチ(プログラム)
  5. その④ 自作オーバーヘッドコンソールを拡大
  6. 今回の記事;その⑤ 自作オーバーヘッドコンソールにモニターと回路埋め込み
  7. オーバーヘッドコンソール付けディスプレイ完成

 今回は、20x4文字の大きなLCDが収まるオーバーヘッドコンソールを完成させます。

前回やったこと

前回は、オーバーヘッドコンソールの箱を作成しました。

今回つくる回路

Arduino(アルドゥイーノ)nano1個で、20x4文字のLCDモニターに8種類の情報を表示します。

  • 時刻
  • 高度
  • 速度
  • 進行方向
  • 捕捉している衛星数
  • 温度
  • 湿度
  • 加速度

 

使用するセンサーモジュールは

  • GPSモジュール
  • 温湿度センサーモジュール
  • 加速度センサーモジュール

の3種類です。

 

Fritzingで作成した回路図。

Arduinoでつくるコクピット情報表示LCDモニターの回路図

 

ブレッドボードで試作した時の様子。

Arduinoで作るコクピットモニター ブレッドボードで試作

回路図を見てもブレッドボードでの試作時の写真を見ても、今回は配線が多くてはんだ付けがたいへんそうですが、気持ちを奮い立たせてやりきってしまいます。

作業を開始します!

フリップダウンモニターの移植

まず、今回は何も変更しないフリップダウンモニターを、古いコンソールから新しいものに移植します。

このモニターもArduinoを使っており、リバース連動オート化されています。

断線しないように注意しながら、Arduinoとステップモータードライバーをはずして、モニター機構部ごと新しいコンソールに移植します。

Arduinoで作動するオートフリップダウンモニターを新しいオーバーヘッドコンソールに移動

新しいコンソールの回路スペースのうち、写真だと右側の部分を空けておきます。今回作るコクピット情報表示用のArduinoを、この部分に取り付けます。 

回路の作成

先延ばししていたはんだ付け作業を開始します。配線数が多いですが、一本づつ丁寧にはんだ付けしていきます。今回、この作業にいちばん時間がかかりました。

LCDモニターから作り始めます。

JB23ジムニー オーバーヘッドコンソールにモニターをつける
JB23ジムニー オーバーヘッドコンソールにモニターをつける

汎用基盤の、写真だと裏側にコントラスト調整用の可変抵抗を付けておきました。

 

Arduinoと温湿度センサー、加速度センサー、GPSモジュールも、はんだ付けで結線します。

JB23ジムニー オーバーヘッドコンソールにArduinoで作った戦闘機風モニターをつける

はんだ付けがたいへんでしたが、完成後の「ごちゃごちゃ感」が好きです。

映画でよくある「どの色のケーブルを切るか、一か八か....」のような手作り回路感がたまりません。

Arduinoの車載状態

ダッシュボードの写りこみが激しいですが、車への取付け状態です

スケルトンモデルの完成

下の写真は、車への装着状態からは上下逆転した状態で床に置いて撮影しています。

LCDモニターを取り付けたPET板が透明のままなので中の木が丸見えですが、試験運用が終わったらモニター部以外はブラックアウトします。

Arduinoで作るジムニーのコクピットディスプレー。スケルトンモデルが完成

底面となるアクリルパネルは透明のままにして、ArduinoなどのオペレーションLEDの光を見られるようにします。

 これで、オーバーヘッドコンソールの作成作業は全て終了です。

今後の予定

車に取り付けて、作動状態を少し様子を見た後、問題なければモニター面のブラックアウトなどをして、最終的に完成とします。